映画化で話題沸騰。道ならぬ恋の行方は?
同窓会をきっかけに20年ぶりに再会した男と女。互いに、長い歳月の間に人生に苦しみ、傷ついていた。未来を信じていた昔を取り戻そうとするかのように、ふたりは愛を育んでいこうとするのだが、突然の出来事がふたりを永遠に引き裂く。 ▼第1話/海の響き▼第2話/鼓動▼第3話/プレゼント▼第4話/同級生▼第5話/ふたり▼第6話/小さな思い出▼第7話/帰郷 ●登場人物/浦山(社内結婚した妻との間に、二児を持つ平凡なサラリーマン)。早瀬直子(浦山の中学時代の同級生。パスタ店を経営するバツイチ。10歳の娘あり)。 ●あらすじ/転勤を機に、浦山は20年ぶりに中学校の同窓会に出席した。美人がひとり、彼の前に現われるが、浦山は名前も思い出すことができない。彼女の名前は早瀬直子。当時はおとなしく、目立たない女の子だった。2次会の席で、彼女は浦山に好意を寄せていたことを告白する(第1話)。▼日を改めて直子の店に出かけた浦山は、20年間、直子が心にしまい続けていた想いを打ち明けられる。だが浦山にとって、20年という歳月は長かった。自分は彼女が想っていた時の自分ではない、と感じ、直子の想いを受け入れぬまま店を後にする。だが浦山は再び、呼び寄せられるように彼女の店へと赴く(第4話)。▼「20年間放っておいた宿題」を果たすため、浦山は、直子と一晩をともにする。彼女と別れた朝、これを火遊びと思う心の中に、直子を好きになり始めている自分に浦山は気付くのだった(第5話)。
貝殻は身を守るためにある-。歯はものを噛むためにある-。ホントにそれだけ?貝殻や貝の歯に秘められた様々な役割、ふしぎな現象、有効利用法に目を向けてみよう。
好きな男と結婚して、家族を愛するのが私の夢。でもママは「愛だけでは幸せになれないのよ」と過去の自分の情熱を忘れて言った。ママが小説家になると、質素だった我が家の冷蔵庫に100%のジュースとキャビアが入った。夢を実現させたママは輝き、思春期の私は、理由なき反抗をかさねていた。1993年の夏、ママは死んだ。私は22歳、切ないほど悲しみのわかる大人になっていた…。
休暇中のジュリー警視、めずらしく友人のメルローズ・プラントを訪ねたが、地元の骨董屋が披露に及んだアンチークの書記机に押しこめられた男の死体を発見する仕儀となる。どこへ行っても事件にぶつかる因果をなげきつつロンドンに戻ると、テムズ川に浮かぶボートの中に今度は女の死体。その顔を見て、警視はアット驚いた…。
日本官憲が葬った「抗日派」文人たち、革命政権が消し去った「親日派」文人たち-変貌いちじるしい「古都」北京への往来の間に、歴史の狭間に埋もれゆく文学的真実を激しく甦らせる。
青空のような未来はあるのか?敗戦、そして中国からの引き揚げ。あの夏を過ぎ、崩壊した価値と秩序の中で始まる、少年の新しい生。終戦直後の青春を描く自伝的長編。
「三田文学」創刊100年記念出版。
▼明治43年、永井荷風を主幹とし、森鴎外、上田敏を顧問にして「三田文学」が創刊されてまもなくデビューした水上瀧太郎。私淑する泉鏡花の作品からペンネームをとり、実業と文筆と「三田文学」の編集に尽力した水上瀧太郎。水上瀧太郎の文筆の最高傑作といわれる随筆集『貝殻追放』の全編を収録する。
▼『貝殻追放』は、大正五(1916)年の帰朝後(29歳)から昭和15(1940)年の絶筆にいたるまで「貝殻追放」として発表され、総数は204編にのぼる。
▼初版単行本『貝殻追放』の1から5までと『親馬鹿の記』を底本とし、単行本未収録作品53編を併せて収録。3巻(1巻・592頁、2巻・720頁、3巻・512頁)函入りの愛蔵版。
モーガンは二十歳になったばかりで、たったひとりの身寄りの祖父を失い、自活を強いられる。そのため夏休みの間、給料のいい作家の秘書を務めることになった。作家は大西洋の小島ヒドゥン島にひとりで暮らしている。島への旅は途中、嵐に見舞われるさんざんなものだった。くたくたで夜ふけに島にたどり着いたモーガンは、その作家ケント・テイラーの家の扉をノックする。怒ったような低い声がして、がっしりした大柄な男が現れた。髭面に、しわの寄ったシャツと色あせたジーンズという格好だ。彼はぶしつけにモーガンをながめまわしたあとで、「明日の朝、帰ってもらう」と言ったきり、とりつくしまもない。
2002年4月がん発病を公表し、音楽活動を休止していた女性シンガー・ソングライターの4年ぶりのオリジナル・アルバム。いい意味で以前と変わらないいつもの平松愛理の歌が聴ける。2004年4月の復帰コンサートのライヴ映像を収録した特典DVD付き。
日本はもとより韓国をはじめとしたアジア諸国での圧倒的な人気を誇るピアニスト、渡辺雄一のアルバム。リチャード・クレイダーマンの弟弟子にあたるというだけあって、そのタッチから生み出される圧倒的に美しく甘いメロディの魅力が夢の世界を現出させる。