エイズから脳死・臓器移植、仏教・新興宗教、差別、進化論、時間論にいたるまで科学と社会をめぐる難題を明快に裁断。
あなたならどうします?突然、握手ができなくなったら-「右手の反乱」、不祥事で会社が潰れそうだったら-「隠蔽屋」、電車で隣り合わせた女性が殺人の計画を練っていたら-「溶ける女」、ナイフがしゃべりかけてきたら-「凶器の沙汰」、他3編を収録。第19回小説推理新人賞受賞作。
自国と個人の利益が優先される情け容赦ない冷厳な現実を前に、善意と良識を信じ続けた日本人。前ITU事務総局長、3000日の孤独な戦い。
本書は、ゴルフ界きっての理論家杉本英世プロが、100・90だけでなく80をも目ざす人たちに上達のポイントをわかりやすく解説しました。プレー中の誤解・錯覚・盲点を鋭く指摘し、その矯正法を具体的示してあります。
「自然流」武宮九段が解説する、目一杯頑張らなくても勝てる4原則。石は、急いで攻めてはいけないことが納得できる一冊。
ビジネス文明を謳歌する、現代日本の「大いなる錯覚」を襲つ。ラディカルな現代文明批判。
初夏の東京・府中。ある廃ビルの一室で男が殺された。たまたま廃ビルに入り込んでいた若いアベックと犬を連れて散歩中の中年男性が目撃し、警察に通報した。男は「ヤギサワショウイチロウ カスミガセキ」のダイイングメッセージを残して死んだ。殺された室の窓は密封され、扉はロックされた完全密室であった。事件に巻き込まれた警視庁捜査一課の八木沢庄一郎は必死に犯人を追うが…。密室の謎解きとアリバイ崩しに挑む八木沢刑事の活躍を描く書き下ろし長篇本格ミステリー。
団塊世代の朝倉京太郎は、関西の私立大学出身者という負い目を背負いながらも、当時最大最優と言われた帝国銀行に入行する。だが、毛並みを重視する帝国銀行は東大閥で、想像していた以上の学歴差別が存在していた。学歴差別に屈することもなく、朝倉は、身を削りながら、驚異的な実績を上げ続けていく。そしてバブル全盛の頃、同期の第一選抜者として経営職階に上り詰める。しかし、そこには不正融資という恐ろしい罠があった…本格的経済小説。
サブリミナル効果などというものは存在しない。いくらモーツァルトを聴いても、あなたの頭は良くならない。レイプ被害者は、なぜ別人を監獄送りにしたのか?脳トレを続けても、ボケは防止できない。「えひめ丸」を沈没させた潜水艦の艦長は、目では船が見えていたのに、脳が船を見ていなかった。徹底的な追試実験が、脳科学の通説を覆す。
錯覚の代表的なものといえば、“隠し絵”や“トリックアート”で経験する「目の錯覚」。これらは誰もが体験できる不思議な感覚であり、脳のはたらきや視神経など人体の構造と密接な関係にある。本書はその「錯覚」や「錯視」のメカニズムと発生の要因について、豊富な事例とわかりやすい文章で解説した。
史上最高益に踊るメガバンクに異議あり!!巨大銀行の慢心が招く「恐ろしい未来」を予見するとともに、銀行業が本来担うべき役割ならびに使命を緊急提言。
あなたは最近、「年のせいでボールが飛ばなくなった。スコアも伸び悩みだ」などとぼやいていないだろうか。たしかに体力の衰えは隠せない。しかし、40代は40代に適したゴルフ術がある。スイングにも道具にも、心理・生理のコントロールやマナーにも、40代ならではの磨ける“技”がある。体育科学の最新理論と、自らシングル直前の腕を持つ著者が、同世代の一人として“大人のゴルフ”を提唱する。
日本四大悪ドキュメント。判決文、官庁文書、学者の文章、マニュアル!なぜこんな文章がまかり通るのか?目から鱗のマニュアルのマニュアル。