構想35年-。詩人高良留美子が挑戦した初の自伝的長編ノベル。その幼年時代を振り返りながら、物語りの糸を紡ぎ出し、幕末以来の日本近代女性群像を甦らせる。
高名な「働く女性」の先駈けだった母、高良とみ(作中:藤代)との葛藤に満ちた幼少期。その母自身の幼年時代や米国留学、帰国後の活躍の道程から日本の女性史の一面を活写する。
本書では、イギリス、スリランカ、インド、中国、マラウィ、そして日本の家族を訪問し、お茶の楽しみかたを紹介している。
9・11以後、歴史のプロット(喩)化という、もう一つの恐るべき「現実」に抗するために、我々は言語表象の限界を見極め、そhして乗り越えてゆくべきなのか。
マルクスの『経済学批判要綱』の、一読すると無秩序のように見える記述には、一貫した論理が貫徹していることを、ていねいに分析し、人間と自然のすべてを「効率性の相の下に」開発しようとする「資本の文明化作用」を批判し、資本主義が意図せずして「真実の富としての自由時間」の可能性を生みだしてゆくダイナミズムを解明した名著、ここに「新版」として刊行する。
緑茶およびその関連事項を本項目(小項目)と別項目(大項目)に分けて収録した緑茶の事典。
テレビで流れてるクラシックってホントに多い。アレンジも含めたら、今日本で一番耳にしてるのはクラシックかも。で、「この曲何だっけ」という時にお役に立ちます、このCD。それにしても“弦セレ”のテーマを使った某CMのセンスには脱帽します。
人気恋愛シミュレーション・ゲーム・シリーズの『アンジェリークエトワール』初のドラマCD。9人目の守護聖ユーイ(CV:浪川)大輔を中心に、お馴染みの守護聖たちの活躍を描く。
2002年発表の3rdアルバム。ビートの効いたヒップホップ・ナンバーから、どこかノスタルジックなメロディが印象的なナンバーまで、幅広いサウンドの楽曲を収録。本格的戦場アクションを意識して製作されたPVも収録。
終末期から遺族や周囲の者が悲しみを乗り越えるまでの過程を本人・家族・友人・医療者との共同作業ととらえ、死の意味、望ましい死のあり方、子どもと若者への死の教育を考える。
往年の2大音楽番組『ザ・ヒットパレード』と『シャボン玉ホリデー』の出演者によるカヴァー・ソングをまとめた2枚組コンピ。ザ・ピーナッツが歌う番組テーマ・ソングなど、懐かしい楽曲がずらりと並んでいる。
本書では、お茶を「紅茶」、「日本茶(茶道を含む)」、「中国茶」、「ハーブティ、健康茶」、「世界のお茶」と大きく区分し、それぞれのお茶の歴史、栽培と製造、産地、茶葉と水色(すいしょく。お茶を淹れたときの色)、淹れ方、楽しみ方、選び方と保存の方法など、わかりやすくコンパクトにまとめ、初心者でも理解できるように編集することに配慮しております。
「民主主義の成熟」が課題となった現代韓国の法・政治の動態を解明するうえで、法・政治構造の分析に社会・文化・歴史的アプローチを加えた法社会学的視座からアプローチ。
本書は1948年の出版物であるが、第2次世界大戦直後の、世界のコーヒー生産、栽培事情、コーヒー貿易、各国の消費動向を知るための貴重な文献である。
戦争の記憶を見つめ直す文芸評論集。