★令和5年度 土木学会出版文化賞受賞 2024.05.13
2000年代に入り大きな自然災害が頻発している。こうしたなか、これまでのような土木施設が引き続き必要とされる一方で、地域の環境や景観の面から再考する機運も高まっている。本書は、土木を「自然と人間をつなぐインターフェース」ととらえ、デザインを通して、こうした負のインパクトを減らすだけでなく、自然と人間の新しい関係を構築することを目指す。著者自らが関わった豊富な事例に加え、篠原修の土木デザイン論、内山節の自然哲学、ハイデガーの技術論などをふまえながら、土木をデザインすることの意味と可能性を問う。
【目次】
序章 デクノボーとしての土木
第1章 土木をデザインすること
第2章 大地との格闘ー曽木の滝分水路
第3章 都市の緑ー白川・緑の区間
第4章 コミュニティとともにー熊本地震からの復興
第5章 「開蔵」するデザイン
終章 これからに向けて
関連年表 あとがき
仕事を通じて充実した毎日を過ごすビジネスパーソンのためのダイアリーとして1989年版より展開しているロングセラーの手帳シリーズです。今回、デスク上のパソコンの手前に置いてメモや会議ログを書く際に便利な、コンパクトなサイズが新登場します。コロナ禍でテレワークをする方が増えている中、限られたデスクのスペースを有効活用できるダイアリーとして誕生しました。キーボードの手前に置いてメモやMTGログを書くなど、パソコンと一緒にお使いいただくのに便利なサイズの手帳です。
フォーマットはビジネスシーンで使いやすいシンプルな月間ブロック。テレワークの日を把握することができる家型チェックボックスがついています。
メモページはスペースを無駄なく使える2.5mm方眼。月間ブロックページと交互に入る見開き2ページに加え、巻末にも27ページのメモページがあるので、コンパクトなサイズでもたっぷりと書くことができます。
表紙は光沢感のある華やかな白色に箔がさりげなく光るシンプルなデザインです。
本文に使われている「MD用紙」はにじみや裏抜けがしにくく、書き味の良さを追求し続けているオリジナルの筆記用紙です。●寸法/●素材:PVC製(箔押し)/MD PAPERH113×W124×D9mm●頁数/96P●仕様/月間ブロック 月曜始まり、年間カレンダー、年間スケジュール、月間メモ、メモ
2017年新学習指導要領の改訂のポイントをふまえた教育課程論及び方法論のテキスト。
未来を拓く資質・能力を育むためのカリキュラム編成、学びのデザイン、カリキュラム・マネジメントとは。
学びのイノベーションについて追究した新版。
激動の予感に満ちた21世紀中葉(21.5世紀)に向けて、考古、建築、舞台芸術、社会デザイン等20名の論客たちが提示する社会と空間の見取り図。佐藤信と伊東豊雄の特別対談では、百年、千年単位で考える公共圏のための空間を明らかにする。
アメリカ同時多発テロで幕を開けた21世紀は、激動の予感から始まった。そして現在、世界は新型コロナウイルスによるパンデミックという未曽有の危機に直面し、その予感が実感として目前に迫る。コロナ禍によって、経済活動、公衆衛生、そしてライフスタイルに至るまで様々な変容が余儀なくされたが、それは果たして「ニューノーマル」として定着するのか? それともコロナ以前へと回帰していくのか? 本書は、21世紀の折り返し地点、いわば「21.5世紀」に向けて変容し続ける私たちの生活、街、そして社会のあり方について多角的な視点から考察を重ねた。
本書では、多くの人が日常的に親しんでいる住宅やオフィスなどの建築、そして劇場という施設=空間を、ビルディングタイプというその使い方やしつらえから多面的に眺めた。そして、社会とともに変化してゆくこれからの建築や空間における重要かつ注目すべき点を、百年、千年単位で考える公共圏のための空間をはじめ、社会デザイン、考古、建築、舞台芸術等、20名の論客たちが鮮やかに示した。
これは、前著『ビルディングタイプ学入門ー新しい空間と社会のデザインがわかる』(誠文堂新光社、2020)企画時点から編者たちが抱いていた問題意識でもあった。「短期的な変化」ではなく、「中長期的な社会の変容によるものである」という点から、前著では、主要なビルディングタイプの起源や変遷を丁寧に追いかけ、現在抱える課題や先進事例を紹介することで、ビルディングタイプの変容までを紹介した。しかしその分、読者層を狭めたきらいがあったことは否めない。
その点を受け、本書では、コロナ禍で見直された人と人との距離感や空間コントロールに対する意識の変容は、社会そして空間という概念をどのように変化させるのかという問いと、その変化との立ち向かい方のヒントを指し示す。具体的には、コロナ禍を挟んで編者・著者が学生たちと取り組んできた、街づくりやポストコロナ空間の設計競技の紹介とともに、それらの取り組みによって明らかになった、これからのリアル/デジタル両方の社会と空間におけるキーワードである「公共性」についての考察である。それは決して、コロナ禍による一時的、一過性のものではない、都市誕生以来の歴史や文化も踏まえた、説得力のある応えである。今、そしてこれからを生きる人々の期待に応える一冊となる。
■目次
第1部 日常から積み重ねるデザインアプローチ
第2部 公共圏のための空間──百年、千年単位で考える
キーノートセッション対論 佐藤信+伊東豊雄
1.広場ーー公共圏としてのオープンスペース
2.劇場ーー文化芸術の居場所というビルディングタイプの行方
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巨匠『宮脇檀』に学ぶ家の仕組み
ぜんぶ絵でわかる、美しくも居心地の良い住まいのつくり方
見ているだけでも家の仕組みが分かります。
住宅をつくるには間取りのことはもちろん、
敷地のこと、周辺環境のこと、建物の性能、、使い勝手、
生活動線、家具・収納・照明など、さまざまなことを考えなければいけません。
そんな住宅デザインのイロハを
日本を代表する建築家の1人であり、1998年に亡くなった以降も
いまだに色あせることのない名住宅を数多く世に残した
巨匠『宮脇檀』を通しておして、詳しく解説しています。
建築学生はもちろんのこと、一般の方まで
「住まい」のことを知りたい幅広い層に役立つ内容になっています。
第1章 住まいを考える大切なキーワード
第2章 敷地を生かす
第3章 住まいのプランニング
第4章 居心地良い空間のつくり方
第5章 内部の設え
第6章 街並みを考える
その他コラム多数……
■著者
中山 繁信
法政大学大学院工学研究科建設工学修士過程終了。
宮脇檀建築研究室、工学院大学伊藤ていじ研究室、法政大学建築学科非常勤講師、
日本大学生産工学部、建築学科非常勤講師、工学院大学建築学科教授を歴任。現在、TESS計画研究所主宰。
主な著書に『いちばんやさしいパースと背景画の描き方』『美しく暮らす住宅デザイン〇と×』
『図解 世界の名作住宅』(共著)すべてエクスナレッジ刊、
『美しい風景の中の住まい学』『建築のスケール感』(共著)『建築用語図鑑・日本篇』(共著)すべてオーム社刊、
『スケッチ感覚でパースが描ける本』『スケッチ感覚でインテリアパースが描ける本』すべて彰国社刊、などがある。
2020年オリンピック東京大会を目前に、記録やパフォーマンスの向上を求めて発展してきた
様々な器具や用具、施設を中心に、その歴史や変遷、最新情報など画像や図解で紹介。
私は小学校における理科教育を中心に、系統・関連指導を含めた実践研究を進めてきました。本書では、これまでの系統・関連指導の問題点を洗い出しながら、各社教科書等の資料分析や授業実践記録などをもとに、理科教育における学年・単元・領域を越えた系統指導の方法を明らかにしていきます。さらに、他教科(国語科と算数科)との関連指導を取り入れた理科授業の改善を加えることで、子どもの意味理解が伴う、深い理解を促すことのできるカリキュラム編成の視点を明らかにしていくことができればと考えます。本書がそれぞれの学校におけるカリキュラム・マネジメントを推進するための布石の一つとなることを願っています。
「働くとは何か?」-これから社会に出る学生の皆さんに、ぜひ考えてほしい。そんな思いから本書を執筆しました。
本書は高校生、大学生(1・2年生)、短大生、専門学校生が、就職活動を始める前までに知っておいて欲しいキャリアの知識をまとめました。
【本書が伝えたいこと】
日本的経営や終身雇用制が崩れ、世界経済はグローバル化。いじめ、不登校、ニート(NEET)、貧困、介護など、未解決の社会問題も山積しています。
アルバイト応募時の注意点、ブラック企業の見分け方、ブラックな就職支援サービスへの警戒ポイント、35歳を過ぎてからの異業種転職のコツ などについて解説しました。
これから社会に出る皆さんとともに、 今の時代を“しぶとく生き抜く”方法 を考えていきたいと思います。
計画・ファサード・開口部・色・材質・照明・家具の七つのエレメントから商空間デザインを読み解く設計者のための教科書。フード、リテール、ヘアサロン、オフィス、学校など自身の作品を含む93作品を豊富な写真と図面で紹介。建築、インテリアデザインの勘所を押さえ、多様化する商空間のニーズに応える提案力を鍛える。
ミニ6穴用のシステム手帳リフィルです。人気のデザインをラインアップしています。お気に入りのシステム手帳に好きなデザインのリフィルをセットしてお使いください。
B7サイズの[月間+1週間スケジュール]タイプのフォーマットです。見開きで1ヵ月のスケジュールが管理できる[月間ブロック]の後に、[片面1週間+片面メモ]の1週間スケジュールが入っています。
1995年、ミドリのポケットダイアリーにはじめて登場した「オジサン」。その独特な風貌と憎めない行動が愛され続けているミドリの人気者です。ダイアリーやカレンダーの紙面で繰り広げられる、オジサンと2匹の犬とのストーリーは多くの皆様を笑顔にしてきました。
「え!とうとうオジサンもテレワーク?」と感じさせる場面や、おうち時間が増え海や山になかなか行くことができない時代を反映して、山を背景にのびのび運動をするオジサンの様子を描いています。毎ページデザインが変わるフルカラーの本文はページをめくる楽しさやワクワク感があり、リピーターの方にも1年間飽きずにお使いいただけます。 枠線や罫線を利用した、手帳ならではのイラストにもこだわっています。すみずみまで毎年楽しみながら描いているという作者の気持ちが伝わってくるような内容です。
本文に使われている「MD用紙」はにじみや裏抜けがしにくく、書き味の良さを追求し続けているオリジナルの筆記用紙です。●寸法/●素材:MD PAPERH127×W80×D9mm●頁数/88P●仕様/月間ブロック+1週間/メモ 月曜始まり
喜びや願い、祈りを込め、様々なかたちに結ばれてきた水引。美しく、情緒豊かな水引の文化を、今の暮らしにふさわしいかたちにリデザイン。伝統的な結びから新しい結びまで、水引の多様な美しさ、楽しみ方を提案。
既刊の「理学療法プログラムデザイン3 運動器(下肢)編」に続くシリーズ4巻の本書では,上肢・体幹(肩関節,肘関節,脊髄損傷,脊椎,体幹)の症候・障害に対する理学療法,および高齢者の転倒リスクや筋力の改善に向けた理学療法を中心とした選りすぐりの全96ケースを紹介.
ケースごとに「解説」「理学療法のポイント」「理学療法の実際」の順に解説.セラピストが臨床場面で直面する難渋症例に対する理学療法の要点と具体的なアプローチ手法を豊富なイラストとともに解説.養成校で学んだことや教科書の知識のみでは解決できないとき,ぜひ試していただきたい信頼できる理学療法プログラムを厳選した実践書.
個別最適な学びを実現する学級経営
教育におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)とは何か、学校教育や人材育成の場でどう実践するのかを解説するとともに、学習者の主体性・創造性を高める「ポートフォリオ」のデジタル化を具体的に提案します。デジタル技術を活かした「ポートフォリオ・プロジェクト学習」の実践事例も多数紹介!
Part I 教育DX…時空を超えた新しい学びへ
1 教育DX-5つの未来ビジョン
2 DAOとプロジェクト社会
3 デジタル空間ービジョンでつながるポートフォリオ
4 「新たな価値創造」を果たすプロジェクト学習
5 ポートフォリオで学びとキャリアのデザイン
Part II デジタル空間の[ポートフォリオ・プロジェクト学習]
1 ポートフォリオ・プロジェクト学習の基本と特徴
2 共通の学習空間は[デジタル空間]
3 デジタルポートフォリオで[思考プロセス]を評価する
4 デジタルポートフォリオの魅力と機能
Part III ポートフォリオの導入と活用[未来教育シート]
1 一人ひとりがポートフォリオを持つ時代
2 ポートフォリオ導入スキーム
3 ポートフォリオ・リテラシー
4 [ポートフォリオ活用]未来教育シート
5 未来教育DX-ポートフォリオ評価
Part IV オンライン教育を成功させる3つのマネジメント
1 オンライン授業を成功させる
2 [SEE図]3つのマネジメント
I 最も重要なセルフマネジメント
2 環境マネジメント
III 教育のマネジメント
Part V [実践事例]教育DX…人間を大切にするプロジェクト学習
1 実践者の声
2 実践事例
デスクで便利に使える『カレンダー 卓上リング<S>』
手軽なスケジュール管理や部屋のインテリアとしてもおすすめです。
1995年、ミドリのポケットダイアリーにはじめて登場した「オジサン」。その独特な風貌と憎めない行動が愛され続けているミドリの人気者です。ダイアリーやカレンダーの紙面で繰り広げられる、オジサンと2匹の犬とのストーリーは多くの皆様を笑顔にしてきました。
ユーモアたっぷりの「オジサン」から今年も目が離せません。●寸法:パッケージサイズ/H180mmW132mmD10mm本体サイズ/H147mmW124mmD60mm●掲載期間:2024年1月〜2024年12月●素材:紙製●枚数:12枚●罫内容:卓上/卓上●:S
地域学校協働の方法論として、組織的に取り組むための短期、中期、
長期的な見通しからのデザイン(設計)された計画、組織、体制のあり方、
そして持続的かつ円滑に目的を達成していくためのマネジメント(管理、運営)のあり方という
2つの視点からわかりやすく解説する。
【執筆者】
熊谷愼之輔、志々田まなみ、佐々木保孝、天野かおり
序 章 地域学校協働の定義とその課題
第1章 地域学校協働に向けた政策展開〜2つの潮流〜
第2章 連携を推進する組織への着目〜2つの潮流における大人の学びの重要性〜
第3章 地域学校協働の理念とデザイン〜2つの潮流の架橋〜
第4章 地域学校協働システムの構築に向けて
〜コミュニティ・スクールと地域学校協働本部の連携の可能性〜
第5章 地域学校協働のマネジメント1〜組織学習論を手がかりに〜
第6章 地域学校協働のマネジメント2〜RV・PDCAサイクルに即して〜
終 章 大人と子どもの学びあい・育ちあいをめざして