高等教育機関において、障害の一つである聴覚障害が、どのような「障壁」をもたらし、また「自立」への困難さを内包しているのか。当事者自身が求める「情報保障ニーズ」、「支援ニーズ」と、その支援の方策を、質的調査から理論的に導く。その理論的背景として、「モノ」に対する「ユニバーサルデザイン」と、「ヒト」に対する「インクルーシブデザイン」を融合した「ユニバーサル・インクルーシブデザイン」という新たな概念を用い、「人と環境の相互作用」のフレームワークから、聴覚障害者支援を確立する必要性を説く。
税理士法改正の経緯と概要。今回の改正項目の個別解説。改正された法律・政令・省令の新旧対照表。国会審議に見る税理士制度(参議院での質疑応答)。
高収益の秘密に迫る。
日本学術会議が公表した大学における経済学教育の指針(「参照基準」)を、学会・学派を超えて真摯に検討し、経済学と経済(学)教育の可能性を多面的に追究する。
人生100年時代の健康と幸せのために精神医療ができることは? 従来の薬物・精神療法を補強して治療効果を高めるために、ポジティブ精神医学でウェルビーイングを強化するコツを紹介。ポジティブ精神医学の実践プログラムや、臨床現場での活用法など事例が満載。疾患の治療だけにとどまらず、リカバリーやトラウマ後の成長、疾患の一次予防と健康増進、上手な加齢、地域の活性化にも強い関心を持つ、精神医療の未来を担う人々へ。
教育者と心理援助職が学校現場で、異なる双方の専門性を十分に発揮し、子どもたちの健やかな成長のために、最大の効果を生み出す方法を考える。
第1章 スクールカウンセラー活用事業の発展と充実
第2章 スクールカウンセラー活用事業の学校への導入
第3章 学校における教育相談体制の充実
第4章 教師とスクールカウンセラーの協働
第5章 スクールカウンセラーの活動
第6章 スクールカウンセラーの専門性を生かした教職員との協働体制
第7章 児童生徒理解と援助
第8章 児童生徒の発達支援と人間関係についての理解
第9章 学習活動とスクールカウンセラーの活動
第10章 不登校・ひきこもり・いじめへの取り組み
第11章 特別な教育的支援を必要とする児童生徒(気になる子)の理解と対応
第12章 発達障害の理解と対応
第13章 教師の研修への支援
第14章 学校の危機管理
第15章 家庭、地域社会・関連機関との連携
第16章 スクールカウンセラースーパーバイザーの活用
第17章 まとめ
被災地では現在に至るまで、NPOや社会企業家、民間企業のCSR部門などが、被災者の生活再建、事業者・地域産業の復興を支えるべく、継続的な取り組みを重ねている。本書ではその中から14のケースを取り上げ、「社会」を意識した支援活動の意義を抽出する。それは人口減少・超高齢化に直面した私たちの「社会」全体に多大な示唆を与えることだろう。
2017年に発表された脳・心・腎血管疾患の臨床試験について,臨床研究の適正な評価を目指すNPO法人「J-CLEAR」が今年も中立な評価をまとめました。
J-CLEARが今年選んだトピックスは「臨床研究法のポイントと課題」「RBA(risk based approach)とは」「「機能性」を表示する食品のエビデンスと信頼性 」。「抗血栓療法の新時代 -伏見AFレジストリの解釈を巡って 」については座談会を行いました。教育講座「臨床研究の第一歩」では臨床研究の6 つのステップのうち,プロトコル(研究計画書)の骨格完成までの基礎的なことがらを解説。
日常臨床でなかなか文献を読む時間がとれなかった方へ,エビデンスのアップデートに最適な一冊。
●TOPICS
・臨床研究法のポイントと課題
・RBA(risk based approach)とは
・「機能性」を表示する食品のエビデンスと信頼性
●座談会
抗血栓療法の新時代 -伏見AFレジストリの解釈を巡って
●教育講座
臨床研究の第一歩
●2017年概説
糖尿病
高血圧
脂質異常症
不整脈
心不全
冠動脈疾患ーPCI
冠動脈疾患ー危険因子ほか
心臓外科
血栓/凝固
脳血管疾患
大動脈/末梢血管疾患
腎疾患
EBM
ミャンマーにおける政府の会計規制政策や、企業会計・監査実務、会計教育等の問題を、聞き取り調査や質問票調査を実施して、包括的かつ相互関連的に分析した貴重な研究文献。
従業員の「伸びしろ=可能性」を伸ばすしくみを作れば人が一人前になるまで辞めない!人がどんどん育つ!リピーターが増える!食の演出家&経営コンサルタント“ジェームズ大久保”が教える非常識経営の秘密!
国境を越える移民や難民等の人の移動という現象およびエスニシティという概念について、学際的・多角的に考察し、共生に向けた現代社会の諸問題に向き合う契機を提供する。法学・社会学・教育学・歴史学・文学・演劇・DNA人類学といった多岐にわたる学問領域が重層的に響き合う入門書。
教育の民主主義を創造する。民主主義が「選ばれた独裁」に姿を変え、平和の名で「戦争ができる国」へと傾く時代に、あらためて問われる“教育”の重要性。
本書は基礎編。第1章 不完備契約の企業倫理(飯島裕胤) 第2章 政治的エージェンシー・モデルとその応用(堀宣昭) 第3章 著作権を中心とした知的財産における経済学的論点(中泉拓也) 第4章 進化ゲームと法ルール(佐藤茂春・細江守紀) 第5章 行動経済学とエネルギー消費(依田高典・牛房義明) 第6章 都市化と生活の質(石川路子)ほか。