「健康のため」と称して職場健診や人間ドックを受診する日本人。だが、健診を受けたら「寿命が延びる」というデータはなく、欧米には健診すら存在しない。検査で“異常”とされ、健康人が“病人”にさせられ、ムダな手術や投薬で命を縮めていくのが現実である。その裏には、うさんくさい「正常値」の存在、金儲けと化した健診を取り巻く医療ビジネスなどが隠れている。本書は、日本の医療を憂える近藤誠氏と和田秀樹氏が、過剰な医療介入を避け、寿命を縮めないために知っておくべきことを語る。
生育各過程の基本技術をメインに、精農家事例も含めがっちりモモを収録。また、果皮、果肉とも着色し加工適性の高さから注目のウメ露茜のつくりこなしとその特性を活かす加工のポイント。近年増えている果実障害では、ナシのコルク状果肉障害やユズ肌症、水浸状果肉障害などの発生機構と対策、カンキツ佐賀方式の根域制限高うねマルチ栽培、ブドウ・クイーンニーナ、醸造用ブドウの仕立てと整枝法などを収録。
動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。
観応の擾乱は、征夷大将軍・足利尊氏と、幕政を主導していた弟の直義との対立から起きた全国規模の内乱である。室町幕府中枢が分裂したため、諸将の立場も真っ二つに分かれた。さらに権力奪取を目論む南朝も蠢き、情勢は二転三転する。本書は、戦乱前夜の動きも踏まえて一三五〇年から五二年にかけての内乱を読み解く。一族、執事をも巻き込んだ争いは、日本の中世に何をもたらしたのか。その全貌を描き出す。
作曲者自身によるピアノ連弾版。メンデルスゾーンは姉のファニーとの連弾でこの作品を弾いており、有名なオーケストラ版に劣らぬ充実した和声とメンデルスゾーンらしい音を味わえる。
信託法で創設された新しい類型の信託を中心に、創設の経緯、理論・実務上の問題提起とその対応、活用・想定事例の紹介、税・会計を詳説。スキーム図も豊富に掲載。本書で新類型の信託がさまざまな形で活用できる。
買収防衛策を導入した、または今後導入を図ろうとする企業向けに、具体的な準備と対応についての指南書。
医学と数学の交差点から発がん現象の本質に迫る
●医学の進歩にもかかわらず、なお人類を脅かし続けるがん。本書では、体細胞の突然変異の蓄積からがん細胞の出現までを数理科学の視点で解説する。
●サイコロやコイン投げといった初等確率論から、発がんのプロセス、薬剤耐性や転移といったがん細胞の振る舞いに至るまで、進化論的な観点から理解できることを示していく。
【目次】
1.発がんのプロセス
確率の基礎理論
2.確率論の基礎・初等確率
3.確率論の基礎・連続型の確率変数
4.条件付確率とベイズの定理
5.ベイズ更新とベイズ統計
6.二項分布
7.ポアソン分布,指数分布
確率過程の基礎理論
8.決定論的過程と確率過程
9.ランダムウォーク
進化論への応用
10.進化論の基礎
11.ハーディー・ワインベルグの法則
12.適応的進化
13.分子進化の中立説
14.ライト・フィッシャーモデル
15.ライト・フィッシャーモデルの期待値・分散と固定確率
発がんプロセスへの応用
16.モランモデル
17.モランモデルの期待値・分散・固定確率
18.固定までの待ち時間
19.複数の突然変異
20.発がんは体細胞の進化のプロセス
北日本を中心に、豊かな生態系と美しい景観を保ってきたブナの森。このブナの森は、かつて広く伐採され、質的にも大きく変わってしまった。しかし近年、その豊かさの再評価が進み、生物多様性保全の重要性が社会的に認知されるようになり、ブナの森の伐採に歯止めがかかったばかりでなく、再生への取り組みが各地で始まっている。こうした取り組みでは、その土地独自の生物多様性への配慮が不可欠になる。科学に裏打ちされた、健全で効率的なブナ林復元に必要な技術、考え方を紹介。
ゆるゆるなイラストと4コマ漫画を気楽に読むだけで、深海生物の驚きの生態や信じられない深海世界がよくわかる新感覚の生物図鑑!深海に生息する魚やクラゲ、タコなどを70種以上収録!深海の環境についてもばっちり紹介!
大正時代を生きた人々に抉るような傷を与えた大逆事件。時代が再びきな臭さを増す今日、福島泰樹の眼の前に、死者がよみがえり、踊りながら歩き出した。ひらめくナイフの光のように危険な第三十一歌集。