ペライアがアカデミー室内管を弾き振りして、バッハのピアノ協奏曲集の録音を開始。これはその第1弾。最近はチェンバロでの演奏が主流だが、モダン・ピアノを使ってバッハの真髄を披露。
ペライアの弾き振りによるバッハ協奏曲全集がこれで完結となる。音楽の流れを一瞬たりとも滞らせない推進力のある演奏なのに、聴き手の心にはいろんなものが引っ掛かりとして残っていく。洗練されていてどこにも刺がないのに、もう一度聴きたくなる。名演。
「ノヴェンバー・ステップス」や「ラプソディ」など日本が世界に誇る管弦楽名曲をまとめて収録。デンオンやスプラフォンなどの名盤を集めた《ザ・クラシック1000》の1枚。
没後10周年の記念として発売された全5巻CD10枚におよぶ室内楽全集。武満と親交の深かった演奏家によって、2002年から2004年に行なわれた演奏会の模様を収録。精密で資料的価値の高いブックレット付き。
基本コンセプトが「わかりやすい悪」という『餓狼伝説』以来の悪の帝王としてSNKの対戦ゲームに君臨したギース・ハワードのファースト・アルバム(!?)。音楽自体というよりも、ナレーションやライナーなどで、キャラ自体により深く迫れるCDだ。