口腔の健康を保ち、口腔の障害をなくすことが、全身の疾病・衰えの進行を防ぐことが明らかになっている。このことからメディカルからデンタルには、積極的に口腔の健康を保つ役割が期待されている。明日の臨床に生かせる、オーラルフレイルの兆候の見方、その進行を止める治療・口腔ケア・トレーニングのテクニック、デンタルがメディカルにもたらすメリットを解説した、歯科医師・歯科衛生士・メディカルスタッフのための1冊。
PART 1 デンタルとメディカルの接点
PART 2 オーラルディスオーダー 歯の欠損・咀嚼・嚥下障害と介護
PART 3 歯周病と非感染症(NCD)──ペリオドンタルメディスン
移民の時代から難民の時代へ。中南米に生きる日本人たち。
「雑学」こそ、大人の教養だ!「嘘のような本当の話」は数多くあるが、本書は、つい人に話したくなる「本当のような嘘の話」を集めた1冊。嘘なのに、面白い!嘘なのに、ためになる!
本書は,関西大学・大阪医科大学・大阪薬科大学 医工薬連環科学教育研究機構により行われている「医工薬連環科学」の講義カリキュラムをもとにしたものです。「高槻家」の日常に起こるできごとを通して,医療にどのような技術が関わり,それぞれがどのように関連しているのかを紹介します。医療に直接関わる医師,看護師,薬剤師,また医療を支える製薬技術者,工学技術者が,他分野のものの考え方やとらえ方を知ることによって,互いの役割や存在意義を理解し,真のチーム医療を目指すことができるようになるでしょう。(「まえがき」より)
第0章 医工薬連環科学を学ぶ意義
第1章 現代病とその治療を支える医工薬連環科学
1.人間の進化と病気
2.現代社会と睡眠障害
3.生活習慣病
4.超音波技術
5.「柔らかい」医療材料
6.組織工学,再生医療
第2章 医薬品と医工薬連環科学~薬が効くしくみから製品開発まで
7.医薬品のシード
8.テーラーメイド医療を目指して~ゲノム創薬
9.薬が効くしくみ1:薬理学
10.薬が効くしくみ2:薬物動態学
11.医薬品の吸収と製剤化技術
12.医薬品の供給を担う工学
第3章 超高齢社会を支える医療と医工薬連環科学
13.骨粗鬆症
14.「硬い」医療材料
15.認知症
16.誤嚥性肺炎
17.ユニバーサルデザインフード
18.在宅ケア
19.旅立ち
浮力が働く水の中で、プカプカと浮かぶだけでも心地いい。
伸び伸びと泳げば、心身がリフレッシュする。
かつて学校で、水泳教室で泳いでいた僕らは、
そんなスイミングの魅力も気持ちよさも知っている。
オリンピックでも選手たちを応援し、
そのスピードに、その美しさに、その躍動感に感動もする。
なのに自分自身は、気づいたらプールから遠のいていないか。
最後に泳いだのは、いつだったろう。
このまま生涯、泳がないなんて、“もったいない”。
水泳には、そう断言できる楽しさも、効能も詰まっている。
幅広い年代が安全に行えて、
ダイエットにも、不調改善にも、筋トレにも、リラクセーションにも効果的。
一歩踏み出せば、その恩恵を受けられる。
既にスタート台には立っている。
あとは泳ぎ始めるだけだ。
コンテンツ
・さあ、泳ごう! スイマーへの道は、まずは水慣れから。
・クロールを習得する。
・平泳ぎを習得する。
・教えて入江陵介さん! 背泳ぎ&バタフライがうまくなるコツ
・泳ぎがカラダに効く12の理由
・東京1964 to 東京2020 ニッポンのメダリストたち
SPECIAL INTERVIEW ♯1鈴木大地/♯2岩崎恭子
・パリへと続くジュニアオリンピック。
FOCUS ♯1松下知之/♯2三井愛梨
・ここに注目! スイムコンペを10倍楽しめるポイント集。
・気持ちよく泳ぐために。プールのルール&マナー
・世界最強を目指せる! 最新の競泳プールのヒミツ
・元日本代表トレーナーが教える! 泳がない日の自宅トレ
・泳げるようになったら…OPEN WATER 自然を泳ぐって、こんなに楽しい!
糖尿病治療に影響を与える併発疾患・合併症について,その基本的知識(病態,治療)を解説し,さらに併発疾患・合併症をもつ糖尿病患者に対する具体的な治療法や症例を提示することで,増え続ける高齢者糖尿病に適切に対応できるようになるための実践書.
【内容目次】
総論:併発疾患のある糖尿病患者が来たら
1.高齢者糖尿病の基本的な捉えかた
2.併発疾患と糖尿病の治療の考えかた
3.血糖コントロールに影響を及ぼす主な薬剤
各論:実践! 疾患別の対応法
1.認知症
2.うつ症状・うつ病
3.パーキンソン病
4.睡眠障害
5.感染症による発熱
6.甲状腺機能亢進症による発熱
7.全身の痛み(手・肩・腰・下肢痛など)
8.心不全
9.心房細動
10.高血圧
11.脂質異常症
12.GERD(胃食道逆流症)
13.NAFLD/NASH
14.食欲不振(低栄養)
15.CKD(慢性腎臓病)
16.COPD(慢性閉塞性肺疾患)
17.喘息
18.結核
19.骨粗鬆症
20.嚥下障害
21.排尿問題(頻尿,尿失禁)
22.歯周病
23.フレイル・サルコペニア
24.悪性腫瘍
索引
「老化の引き金」であるだけでなく、さまざまな「病気の火付け役」でもある、フリーラジカル・活性酸素。その研究の第一人者である京都府立医科大学の吉川敏一学長が医学的見地から解き明かした、若さと元気を保つコツ事典。
10億人以上が苦しむ「顧みられない熱帯病」は,HIV/エイズ,マラリア,結核に並ぶ世界的疾患としてようやく注目されはじめた.その実態と,各国の政府や製薬企業,ビル&メリンダ・ゲイツ財団などによる官民共同の対策を紹介し,今後の展望を提言する.
Peter J. Hotez、 <i>Forgotten People、 Forgotten Diseases: The Neglected Tropical Diseases and Their Impact on Global Health and Development</i>、 second edition、 ASM Press、 2013 を翻訳.
日本語版の序文
訳者序文
第2版の刊行に寄せて(ソウルダッド・オブライエン)
第2版の序文
第1章 顧みられない熱帯病ーー偏見と貧困を生む古代からの苦しみ
第2章 「神聖ならざる三位一体」--土壌伝播性蠕虫感染症(回虫症、鞭虫症、鉤虫症)
第3章 住血吸虫症(巻貝症)
第4章 フィラリア感染症ーーリンパ系フィラリア症(象皮症)とメジナ虫症(ギニア虫症)
第5章 失明に至る顧みられない熱帯病ーーオンコセルカ症(河川盲目症)とトラコーマ
第6章 マイコバクテリア感染症ーーブルーリ潰瘍とハンセン病
第7章 キネトプラスト類による感染症ーーヒトアフリカトリパノソーマ症(睡眠病)、シャーガス病、リーシュマニア症
第8章 都市部における顧みられない熱帯病ーーレプトスピラ症、デング熱、狂犬病
第9章 北アメリカの顧みられない熱帯病
第10章 顧みられない熱帯病に関するグローバルネットワーク
第11章 顧みられない熱帯病対策の今後の展望と貧困対策ワクチン
第12章 世界を修復する
遺伝の影響力、記憶のありよう、性的アイデンティティ、味や匂いの好み、睡眠時間のパターン、人種と差別…。ベストセラー『快感回路』『触れることの科学』の著者、科学界随一のエンターテイナーがいざなう「わたし」と「あなた」の間のサイエンス・ワールド。人間はどこまで同じなのか、どれだけ違うのかー?
生理人類学とは、ヒトの進化・適応史に照らして、生活環境において発生する問題や潜在的な課題も含めて多くの領域から考察し解決しようとする学問である。
本書は、物理的環境(重力、温熱、光、音など)への適応からヒトの特徴を描き出し、日常生活における行動(睡眠、労働、運動など)とその問題点を解説している。また情動・感情のもつ本来の生物学的意義を踏まえ快適性の考え方に言及している。そして最後に未来への課題やその対応について考察を試みている。
まえがき
第1章 生理人類学を学ぶにあたって
1.0 生理人類学を学ぶにあたって
1.1 生理人類学とは
1.2 遺伝と進化
1.3 環境適応とその多様性
第2章 ヒトの物理的環境への適応の特徴と課題
2.0 ヒトの物理的環境への適応の特徴と課題
2.1 重力への適応
2.2 温熱への適応
2.3 光への適応
2.4 音への適応
2.5 酸素への適応
2.6 生活環境への適応と課題
第3章 人の日常行動と課題
3.0 人の日常行動と課題
3.1 生活時間(リズム)
3.2 衣服
3.3 食と栄養
3.4 睡眠
3.5 労働
3.6 運動
3.7 介護
第4章 人の快適性と課題
4.0 人の快適性と課題
4.1 人の情動と感情
4.2 人のストレスと快適性
4.3 生活デザインと快適性
4.4. 人とテクノロジーの関係
第5章 人の未来と課題
5.0 はじめに
5.1 人の本性と行動
5.2 個人への注意喚起
5.3 社会への注意喚起
5.4 おわりに
反響を呼んだ前作に続く、超辛口の一人ディベート集第2弾。循環器診療の周辺事情、循環器内科医が診る関連病態・疾患に照準を当て、各章のテーマに対してPro/Con/個人的見解に分けて、それぞれが拠って立つエビデンスの検討を中心に辛辣で過激な討論を展開する。EBMの実践に重要な「臨床研究・文献に対するリテラシー」という視点に貫かれた議論を読み進めるうちに、さまざまな局面に通じる普遍的な姿勢が浮かび上がる。循環器内科医、EBMを念頭に診療を行いたいすべての医師に「プロの考え方」を指南。
2022年の国際抗てんかん連盟による新しいてんかん症候群分類に沿ったてんかん症候群ごとに発作間欠期,発作時脳波の見るべきポイントを脳波図を示しながら詳細に解説.
本書に登場する各てんかん症候群の基本的な臨床特徴,脳波特徴を覚え,具体的な脳波異常箇所を確認しながら典型的な異常をとらえることで,“脳波判読は難しい”という苦手意識を克服し,自信をもって正常・異常の判断ができるようになります!
第1部 総 論
A てんかん発作・てんかん・てんかん症候群の最新分類 高橋幸利
B 脳波の役割:発作間欠期・発作時・発作直後の脳波と臨床症状 高橋幸利
C 覚醒時,睡眠時の背景脳波活動の発達,加齢に伴う変化 植田佑樹
D 突発性異常波(発作間欠期) 本山りえ/川口典彦
E 境界領域の脳波所見 池田 仁
F 光刺激で誘発される脳波異常 美根 潤/高橋幸利
G アーチファクトの種類と見分け方 荒木保清
H 発作時脳波の見方 西田拓司
第2部 各 論
A 全般てんかん
小児欠神てんかん(CAE) 宮下光洋
若年欠神てんかん(JAE) 寺田清人
若年ミオクロニーてんかん(JME) 芳村勝城
全般性強直間代発作のみを示すてんかん(GTCA) 山崎悦子
ミオクロニー欠神発作を伴うてんかん(EMA) 徳本健太郎
B 焦点てんかん
海馬硬化を伴う内側側頭葉てんかん(MTLE-HS) 日吉俊雄
中心側頭部棘波を示す自然終息性てんかん(SeLECTS) 福岡正隆
自律神経発作を伴う自然終息性てんかん(SeLEAS) 秋山麻里
小児後頭視覚てんかん(COVE) 池田浩子
C 発達性てんかん性脳症または進行性神経学的退行を伴う症候群
1新生児・乳児期発病
早期乳児発達性てんかん性脳症(EIDEE) 今井克美
遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん(EIMFS) 九鬼一郎
乳児てんかん性スパズム症候群(IESS) 山口解冬
Dravet症候群(DS) 水谷聡志
KCNQ2-発達性てんかん性脳症(KCNQ2-DEE) 大松泰生
ピリドキシン/ピリドキサールリン酸依存性発達性てんかん性脳症(PD/P5PD-DEE) 矢部友奈/高橋幸利/秋山倫之
CDKL5-発達性てんかん性脳症(CDKL5-DEE) 森岡景子/高橋幸利
PCDH19群発てんかん 木水友一
グルコーストランスポーター1欠損症(Glut1DS) 渡辺陽和
Sturge-Weber症候群(SWS) 小川博司
視床下部過誤腫による笑い発作 大谷英之
2小児期発症
ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん(EMAtS) 最上友紀子
Lennox-Gastaut症候群(LGS) 久保田裕子
睡眠時棘徐波活性化を示す発達性てんかん性脳症(DEE-SWAS) 白石秀明
3発症時期が一定でない疾患
Rasmussen症候群(RS) 高橋幸利
進行性ミオクローヌスてんかん(PME) 江川 潔
第3部 付 録
A 発作時脳波焦点とMRI所見 近藤聡彦
B 発作時脳波焦点とSPECT所見 松田一己
C 発作時脳波焦点とPET所見 臼井直敬
D よりよい脳波記録のための検査テクニック 鈴木菜摘
E 長時間ビデオ脳波検査に耐えられる電極装着法
(当院で行われている装着の一例) 佐藤哲也
情報収集アセスメントに結びつくよう、情報収集すべき内容をV.ヘンダーソンの看護理論をもとに注出したうえで、さらにM.ゴードンの11の機能的健康パターンに関連されて分類・整理。患者さんに何を聞き、何を観察すればよいかを示したガイドブック。
この本を活用される皆さんへ
情報収集の基礎知識
A 健康管理・健康認識
B 栄養・代謝
C 排泄
D 活動・運動
E 睡眠・急速
F 認知・知覚
G 自己知覚・自己概念
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I 性・生殖
J コーピング・ストレス
K 価値・信念