本研究は、地域住民の生活や公共サービスにかかわる分野での新しい社会情報システムの導入経過とその実施に伴う問題点を、いくつかの典型的な地区での先駆的な事例を対象として、主にソフト面に焦点を合わせて実証的な調査研究を試みたものである。
二十数年にわたるお茶の水女子大学の社会教育学講座の研究活動の具体的成果をまとめた一七人の著作。内容は社会教育の理論に関するもの、歴史に題材を求めたもの、実践に係わるもの、日々の生活の中での学びを主題とするものに分類される。
中国の新しい経済体制の理論家であり政策提言者でもある孫尚清の遺稿集。1978年から1995年に至る中国改革開放の記録は、中国社会に関するもっとも簡明な教科書であるとともに、中国経済に対する日本読者の様様な疑問に答えるものである。
最近、中国茶への関心が高まり、日本でも茶葉が入手しやすくなりました。これまでの日本茶と紅茶に中国茶が加わり、お茶の世界はグンと広がってきています。日本茶を見直したい、紅茶をもっと知りたい、奥深い中国茶の世界をのぞいてみたいーそんな方々に、三つのお茶の情報が丸ごと詰まった本書が役に立ちます。
『人間知性論』の続編に相当する本書において、ジョン・ロックは、知性の陥りやすい病を診断しその治療法を探る。ロックは、真理の探究のために各人が自分の知性をどのように導くべきかを考察し、知性の補助手段として新しい論理学を構想し、知性を導くべき倫理として「自由」と「公正さ」を説く。西洋近代の批判的知性のあり方に関心を寄せる人にとっての、必読文献。ロックの草稿の調査に基づいた本邦初の単行本現代語訳として、詳細な注と解説を付けて刊行。
20世紀も終りに近付いた現在、バブル崩壊後の日本をはじめ先進資本主義国である欧米諸国が経済的停滞に悩む中で、アジア地域は全体として見れば、経済は高度成長を遂げつつある。このような成長過程にある東南アジア諸国とりわけアセアン(ASEAN)4カ国(マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン)の経済発展につき概観するとともに、その経済的・社会的意義について考察するのが本書の目的である。
本書は平易ながら、それぞれの項目については、多くの研究データに基づいてかなり詳しく記述し、茶の機能性など最新の知見も豊富に盛り込んであるので、読み終える頃にはチャの木や茶についての新たな発見ができるであろう。
本書では松下幸之助が四十年余の間、折りに触れ著者に語りかけた話や、お叱りを受けたことなどをできる限り正しく、そのままの言葉で表現しています。
プランターやポットでやさしく作れる75種、種まき時期を逃がさないプラントスケジュール、ガーデニンググッズのアイデアと図案等々。
皆様は、妖精の存在を信じていますか?幼いころ心に小さな天使の花が、そっと迷い込んできたはずです。本書は、小さな少女の夢が永遠に咲き続けることを願って描いた作品です。甘い食物が大好きです。リフレッシュしたい気分を優しくつつみ込んでくれるハーブをお茶会にしました。
石神井川で野菜を洗った!!神田や千住の市場まで荷車を押した!!この土地の田畑も、森も、川も、すべてを生活の場として、社会の荒波のなかで農業と暮らしを守り、貴重な自然と環境を育くんできた女性たちが、いま語り継ぐ。
ヘーゲルの経済学の構想を彼の『法の哲学』において(またその他の諸著作において)、あらたに解釈する試みである。ヘーゲルが経済理論に通じていること、そしてそれを自分の構想の定式化に組み入れていることが示される。こうして、一面では理論的な諸関連が今までよりもはるかに詳細に浮き彫りにされ、他面ではヘーゲル独自の構想があらたに解明されもするのである。
本書は、1996年以降、農村経済研究会のメンバーが約20回にわたる研究会において議論を戦わし、その中で各自が獲得した成果の一部である。本書をまとめるにあたって、次の基本課題を設定した。グローバル化の進む現代資本主義のもとでの世界農業問題の再編に関する課題、日本経済の再生産構造と農業・農政の課題、土地所有・労働力再生産メカニズムと農業再編の課題、土地利用・農法の展開と再編の課題である。
21世紀の国際経済秩序はいかなる展開を遂げるか。アメリカの世紀となることへのアンチテーゼの意志表示がヨーロッパからユーロ誕生というかたちで発せられた。他方、眠れる巨人アジアは金融危機というハンマーの一撃によって覚醒しはじめている。
1000以上の臨床例をもとに、お茶が高血圧、歯槽膿漏、高脂血症、脳血栓、心臓病、ガンなどの予防になることを説く。
アトムからアラレちゃんまで空想科学漫画の“博士たち”は愛と夢と憎しみのすべてを発明していた!!空想科学漫画の天才博士列伝!!漫画に登場する博士たちは空想科学漫画になくてはならない名バイプレイヤーである。しかし、少年たちに科学の先例を授け、輝ける科学万能の未来を夢見させてくれた。それら愛すべきオヤジ博士たちにスポットライトが当たることは少ない。空想科学漫画研究所では、こうした状況を疑問に思い、この55年間に発表された漫画の中の博士たちを掘り起こし、その業績を顕彰するものである。