縦割り組織は変えられない。すごい人材も望めない。では、どうすれば今の組織とメンバーで最大の成果を出せるのか?カリスマに頼らず、個を生かす。チーム組織のメカニズムを大解明。
宇宙の「謎」を解き明かす。東大の授業を1冊に凝縮。地球以外の惑星に生物は存在するのか?約95%の物質は人類未解明。暗黒物質ダークマターの「秘密」。
グローバル化や移民の波、ジェンダー規範や家族構造の変化など、世界が直面する現実に社会政策はどのように向き合うのか。古典のレビューとともに、アイディア重視の新たな分析枠組を示し、今おさえるべき論点をコンパクトに解説した、社会政策研究の世界標準への最良の道案内。
マンガ、アニメ、ライトノベル、フィギュア、ゲーム、J-POP…。聴き取り調査やデータを駆使した経営学的な視点から、世界に注目される日本のコンテンツを支える産業構造の現在と未来を描き出す。
進化工学的アプローチ、ゲノム構造の再編成から「生命らしい」システムの構築、進化の戦略までさまざまな方法論とアイデアで「永遠の謎」に迫る。
本書は2000年11月22・23日の2日間にわたり東京大学海洋研究所において開催されたシンポジウム「魚類神経科学研究の現状と展望」の内容を中心にまとめたものである。
認知科学というのはなにせ領域が広いから、とても一回の「招待」では案内しきれません。そこで今回の「招待2」です。今回は言語獲得から人工知能まで、前回に劣らず多彩に、「心の研究」を紹介。
ビッグデータという新語が流行している。だが、日本人は統計の新語や数字にいつもふりまわされるだけで、その本当の意味がわかっていないのではないか。実は日本人は数字の使い方が下手なのだ。本書では、数字や統計学との正しい向き合い方を紹介。「商談での交渉に」「やりたい企画を通すとき」「重要な決断で」数字を使う方法。
絶滅危惧種を救うためには基礎研究だけでなく応用学が必要である。現実の問題を解決する応用学である生態工学の研究者たちが、絶滅危惧種の保全技術を体系的に取り上げ、分類群ごと典型的な事例と生態工学的なポイントを紹介
日本の消費者はきわめてタフ(厳しく,敏感)である。そのメカニズムについて日本文化の特性や海外の消費者との比較調査結果などをふまえ,包括的かつ実証的に検証する。日本の消費者の特徴を解明したうえで,マーケティング戦略をも指し示す待望作。
序章 問題意識と全体の枠組み:日本の消費者を解明する
第1部 日本の消費者のタフさのメカニズム
第1章 規範フィルター論:規範意識と選択肢の多様性
第2章 清浄価値論と2つの集団主義:品質に厳しい日本の消費者のメカニズム
第3章 感情型属性流行論:日本的流行のメカニズム
第4章 日本の消費者の文化的起源:クール・ジャパンの源流
第2部 日本の消費者の現代的特性
第5章 情報非対称性の低下と高知識消費者
第6章 消費の二極化と自己実現・自己超越消費者
第7章 インターネット時代のユビキタス消費者
第8章 現代の満足構造とUnsatisfaction消費者
第3部 日本の消費者へのマーケティング対応
第9章 7つのマーケティング戦略と2つのブランド戦略:日本の消費者に適合する戦略
終章 消費者行動のグローバルな理論構築へ向けて
現代経済学への挑戦!2008年金融危機、2020年パンデミックを経て、主流派マクロ経済学の変容と退化が暴き出された。レギュラシオン理論の立場から、ケインズの伝統から離れ、現実と歴史を見失っている経済学の現状と、専門に入り込み全体を見ない経済学者のあり方を、批判的に明らかにする。経済学者たちの対話の場を!
生物学とその周辺分野を学ぶ人たちのために、具体的な例を通して数学的概念と技法を紹介し、数学モデルを用いて生命現象をとらえることのおもしろさと、こういったモデルを理解し解析するテクニックの基礎を提供する。
第1部 生物の人口論
第1章 1種個体群のダイナミックス
第2章 種の競争
第3章 捕食者と餌のサイクル
第4章 離散時間モデル
第5章 齢構成とサイズ分布のダイナミックス
第6章 連続分布の動態
第7章 空間分布と生物拡散
第8章 個体の分布型
第9章 環境変動と絶滅
第2部 適応戦略
第10章 餌の選び方と探し方
第11章 成長と繁殖の戦略
第12章 スケジュールの動的最適化
第13章 変動環境における適応
第14章 さまざまなゲームモデル
第15章 スケジュールのゲーム
第16章 性表現と性システムの進化
第17章 性差と性淘汰
第18章 適応戦略の遺伝学的基礎
第3部 共存の原理
第19章 共存できる競争種の多様性
第20章 群集の安定性と共進化
第21章 生態系の生態学
「トポロジー」は「柔らかい幾何学」「ゴムの幾何学」とも言われ、「連続性」が重要視される数学の一分野です。「球」「正四面体」「立方体」などを同じ物とみなし、「形」にとらわれず物体がもっている本質を見きわめようとするのが特徴です。逆に「穴の有無」「穴の数」などには厳密にこだわり、球とドーナツは違う物とみなします。なぜなら、球は穴がなく、ドーナツは穴があるからです。本書ではこのような「トポロジー」をゼロから図解していきます。
圧倒的大多数の現地語といくつかのヨーロッパ諸語の織りなす重層的な多言語使用の実態。危機言語、母語主義といった西側世界による介入。それらがつくり出す複雑な言語状況を概観し、サハラ以南アフリカ14カ国の、ことばと社会をめぐる諸問題を具体的に論じる。アフリカ社会を理解するうえで、なぜ言語問題が重要なのかを明らかにし、アフリカ地域研究への新たな視点を提示。
アート×テクノロジーが未来の都市を創り出す
「20年後の私たちはどのように生きるのか?」
竹中平蔵氏、南條史生氏、市川宏雄氏、伊藤穰一氏が
国内外の有識者と語り合った、10年間の貴重な講演がまとまった一冊
クリエイティブとはすべてゼロから作ることではありません。
物の見方を変えたり、目標を変えたりする、
それだけで十分クリエイティブなのですーー。
「常識を疑う」ことから始めればいいのです。(南條史生氏 「はじめに」より抜粋)
今私たちは、「新しいカンブリア爆発」にいます。
30年後の私たちの仕事や生活のもととなる
新しいものが爆発的に出現している。
その根底にはAIやビッグデータがあり、
しかも、まだ“初期”なのです。(竹中平蔵氏 本文より抜粋)
【目次抜粋】
PART1 基調講演
・2050年に向けて、限りある地球におけるグローバルな発展
--ヨルゲン・ランダース
PART2 スピーチ
・ニューヨークにおける都市戦略と新たな価値
--ヴィシャーン・チャクラバーティー
・今アジアで起こっていること
--ユージン・タン
PART3 対談
・我々はどこから来て、今どこにいるのか?
--南條史生×エマニュエル・トッド
PART4 ディスカッション
・人は明日どう生きるのか
[森美術館「未来と芸術展」関連プログラム]
分科会1:都市と建築の新陳代謝
地域地域の条件に見合った多様な集落営農をどうつくり、どのように運営し、経営管理はどうやっていくか。その考え方と実際を、さまざまなタイプの事例を豊富に紹介しながら平易に解説。月刊『現代農業』に四年間にわたって好評連載された記事から精選、新たな書き下ろしを加えて編集された、農家、地域農業リーダー、現場指導者向け集落営農の決定版。