二〇〇五年の衆議院選挙は、解散劇から候補者選定(「刺客」「マドンナ」など)や選挙運動のスタイルまで、これまでになくメディア・世間の注目を集めた。そして、自民党圧勝という結果は、さらに大きな衝撃ととまどいを与えることになった。なぜ、このような劇的な変化が起こったのだろうか。テレビはそこで、どのような役割を果たしたのだろうか。精神科医という立場から日本社会の批判的検討を試みてきた著者が、“勝ち組・負け組”、“視聴率政治”、“市場原理主義”、“ポピュリズム”など、コイズミ現象の背後にある「空気」を読みとく。
TVアニメ『天使のしっぽ』から生まれた女性ファン向けコンテンツ「セイント・ビースト」のサントラ&キャラクター・ソング集。これまでのオリエンタルなサウンドから一新し、神秘的なオーケストラ・サウンドが楽しめる。
個人情報保護法が施行されて1年が経過した。これまでになかった新しい考え方にもとづく法律だけに、もともと企業の戸惑いは大きかった。現在でも、混乱は続いている。企業の様子を見ると、過剰に反応しているか、まったくの無関心か、二極化している。そして、法の施行をあざ笑うかのように、個人情報の漏洩事件は後を絶たない。本書は、社員60名の小さな会社が、個人情報保護法と格闘した記録である。
1992年の第1期OVAが制作されて以来、TVアニメや劇場版などさまざまな形で展開されてきた『天地無用!』シリーズの中でも、絶大な人気を誇った妹キャラ・砂沙美が主人公の新作アニメのサントラ盤。オリジナル・ドラマも収録。
UHF系TVアニメのサントラ。『D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンド・シーズン〜』でも知られる七瀬光が手がけるオーケストラ演奏による壮大なスコアを収録。アニメのサントラを超えた高品位な仕上がり。
セカンド・フル・アルバム。ドラムは曲によって梶原徹也ら三人に振り分けられたが、ファンの人なら安心して聴けるわかりやすさは健在だ。個人的には、歌を立てるだけでなく楽器が自己主張するとグッド。メンバーのコメントも載った2冊のブックレット付き。