人間として、画家としてー善意の人、敬虔なプロテスタント、弱者に寄り添うヒューマニスト、オランダ伝統の清教徒、情熱的な理想主義者…多くの顔をもつゴッホが生涯をかけて描き、訴えたかったのは何だったのか。肖像画・風景画・静物画・デッサンほか作品世界を一望し、遺された膨大な書簡も繙きつつ、その芸術と心の旅路をたどる本格評論。
本書では、桐や葵などをモチーフにした日本の伝統模様、桜・りんどう・萩・福寿草などの植物、お正月小物・金魚・鯉のぼりなど季節を感じる行事や風物を、ぬりえを通して楽しむことができます。
日本の四季をよく表している二十四節気を基本に、立春から大寒まで、1年を通して和の風物に親しみながら塗り進めることで、季節のうつろいを身近に感じ取ることができ、毎日の生活が豊かになることでしょう。
前作の『世界の模様 ぬりえの旅』に引き続き、色鉛筆画を得意とする著者が上手にぬるテクニックを教えてくれます。
また同時に、ぬりえの作品のいくつかは色をぬった作例も付けていますので、参考にされるとよいでしょう。
さらに、ぬりえのモチーフはそれぞれに解説が付いていますので、作品をぬりながら、その模様の特徴や歴史などがわかる楽しさもあります。
日本の若者の旅スタイルを変えたと言われる「青春18きっぷ」。今ではシニア層にも愛用され、“鈍行旅”派の強い味方になっている。1日でどこまで行ける?モトがとれる距離は?鈍行以外も乗れる?JR線の袋小路の注意点は?乗り継ぎのテクニックから旅のプランニングのコツまで。「18きっぷ」の使いこなし術を、鉄道旅の名人が伝授する。
あのときそのときのシーンが甦ってくる。
沿線や市井の風景、人々の営み、普段と違った食べ物、野の小道や街角での人とのふれあい、そして駅や車両。
北海道方面
11泊北海道「北海道&東日本パス」
青森〜函館〜夕張〜帯広
帯広〜釧路〜根室〜網走
網走〜旭川〜音威子府〜稚内
【鎌田牧場のこと】
稚内〜旭川〜美瑛〜増毛〜留萌
留萌〜小樽〜札幌
札幌〜函館
函館〜東飯能
東北方面
日帰り「青春18きっぷ」
只見線
磐越東線
磐越西線
いっぱい乗ったぞ 秋の東北「三連休乗車券」
釜石線
津軽は暑かった
特急列車に乗った
いっぱい乗ったぞ 秋の東北「大人の休日倶楽部パス」
岩手〜青森〜秋田〜山形へ
SL銀河 釜石線
山 田線〜三陸鉄道北リアス線〜八戸線〜
五能線〜羽越本線〜陸羽西線〜陸羽東線〜仙山線〜
日帰り「青春18きっぷ」冬
北上線
関東・甲信越方面
日帰り「青春18きっぷ」
〈水郡線〉夏
〈小海線〉冬
〈飯山線〉冬
〈八高線〉冬 2022 沿線を巡る
【八高線のこと】
西日本編 写真集
日本全国19の街、65軒を紹介。BS11の人気番組がハンディな1冊に!写真満載、オールカラー版。
日帰りもできるかもしれないけど、
“わざわざ泊まりたい”近場の旅の案内です。
朝や夜しか見られない絶景、人気の朝市、地元酒場巡り、アートな宿など、
泊まってこそ分かる、味わえるその土地の魅力を満喫する旅。
掲載エリアは、東京発の1時間台で行けるところを中心にセレクトしました。
朝・夜限定の絶景
4 渓谷の滝と洞窟に浮かぶハート形の光_濃溝の滝・亀岩の洞窟(千葉県)
10 雲海に浮かぶ天空の橋_秩父ミューズパーク(埼玉県)
14 朝日を受けて輝く幻想的な光の湿原_渋峠(長野県・群馬県)
18 宇宙の神秘に魅了される星空観察_高山村(群馬県)
23 富士が朱色の光を纏う奇跡のマジックアワー_三浦半島(神奈川県)
この味めがけて 酒&食
30 滋味深い山菜ずくめの山里料理_檜原村 数馬の里(東京都)
36 朝市と市場食堂で港町旅情を満喫_小田原漁港(神奈川県)
40 はしご酒と早起きは三文の徳!?_鎌倉(神奈川県)
44 定置網漁見学と朝捕れ魚介料理_保田漁港(千葉県)
48 名水が育てる日本一の鯉と酒_郡山(福島県)
じっくりディープに街歩き
54 木曽路の宿場で時間旅行_奈良井宿(長野県)
60 ブラジルタウンでプチ海外旅行_大泉町(群馬県)
64 小野川のほとりに開花した力強く美しい小江戸_佐原(千葉県)
68 陶芸の街で人生一番の器を探す_益子(栃木県)
72 江戸の町割りが残る昔の商人町_真壁(茨城県)
何度も入りたい温泉
74 温泉街という名の桃源郷をそぞろ歩く_草津(群馬県)
80 旬の鮮魚と絶景がご馳走_南熱海(静岡県)
84 栃木弁のように素朴な山の秘湯_矢板(栃木県)
86 昼や海に溶け夜は月に続く_北川温泉(静岡県)
88 思わず深呼吸したくなる越後の秘湯_五頭温泉郷(新潟県)
旅のメインはこの宿
92 クラシック建築を味わう旅へ_日光金谷ホテル(栃木県)
98 感性を刺激されるアートな空間_板室温泉大黒屋(栃木県)
102 心地よい上質感を味わうオーベルジュ_ヒュッテ・エミール(山梨県)
106 静謐な空気に包まれる霊峰の宿坊_三峯神社興雲閣(埼玉県)
コラム
26 泊まってでも見たい!近場の絶景
52 前泊してでも行きたい!近場の朝市
08 都内だけど泊まりたいホテル
海と太陽、透明感、静寂、自由ーー
きらめく「ノスタルジック・プール」の世界へ。
北海道から沖縄、豪州まで…
本邦初!野趣あふれる海のプール探訪記
海辺の岩場を掘ったり、海を必要最小限のコンクリートで囲ったりしてつくられた海のプール。
稀少種の「天然プール」であり、日本全国でおよそ二〇箇所現存する。
潮の満ち引きにより海水が自然に循環するプールで、その形状はみな個性的。
海の青とプールの水色のコントラストやその一体感は美しく、静寂と自由に充ちている。
海をこよなく愛する著者は、「はしご」するかのように全国すべての海のプールを巡る。
夏も冬も、悪天候の日も──
心のおりが洗い流され、生きる悦びが込み上げてくる、珠玉、異色の旅エッセイ。
<目次より>
第1章 海のプール 海岸編
プール「はしご」旅
「猫地獄」からのダイブ──鴨ヶ浦塩水プール(石川県輪島市)
「海の喫茶店」を愉しむ──米ノ海水浴場(福井県越前町)
三つ葉のような三つのプール──間人親水プール(京都府京丹後市)
ローカル線沿いのプール巡礼
“一〇〇メートルの極浅”を平泳ぎ──千畳敷天然海水プール(青森県深浦町)
こみ上げる寂寥──岩館海浜プール(秋田県八峰町)
断崖に浮かぶ「小さな海」──侍浜海水プール(岩手県久慈市)
第2章 海のプール 離島編
海のプールとその周縁
絶景、透明度…すべてが至高──あやまる岬海水プール(鹿児島県奄美市)
プール王国の島
広々とした野性的な海空間──海軍棒プール(沖縄県南大東村)
北大東島唯一のプール──沖縄海(沖縄県北大東村)
東京の島プール
美しき二つのプール──乙千代ヶ浜(東京都八丈町)
起源謎めく憩いの空間──トウシキ遊泳場(東京都大島町)
第3章 海のプール 新旧探訪編
北海道の新旧プール
安心して泳げる広大な新プール──厚田海浜プール(北海道石狩市)
愉しさ満点の新スポット──元和台海浜公園・海のプール(北海道乙部町)
鹿児島の絶景プール
最高の開放感──台場公園海水プール(鹿児島県枕崎市)
海との一体感を感じる──長崎鼻海水プール(鹿児島県いちき串木野市)
第4章 海のプール 番外編
一〇円プールと温泉プール
大人六〇円で贅沢なひととき──東雲市民プール(愛媛県新居浜市)
冷たい温泉をどこまでも泳ぐ──津黒高原温泉プール(岡山県真庭市)
真冬のプールへ
野趣あふれるリゾート──磯Sea Garden IKEJIRI(静岡県東伊豆町)
神に見守られた静かなプール──赤立神海水浴場(鹿児島県十島村)
シドニー・プール紀行
黒ねこのサンゴロウは、失われたうみねこ族の宝をもとめて、ケン少年の力をかり冒険の旅にでる。
老舗から鄙の宿まで九州・釜山の各地の味をフルカラーで紹介。
「旅に出たら、その土地の美味しいものを食べること。それが心への土産なのである」
【歴史地理/旅行】行く前に知っておくと、もっと楽しく、お得な旅に! 旅の計画立てから現地でのグルメ、ショッピング、観光などに役立つ、300以上のテクニックを文章とイラストで詳しく解説。付録に折り畳み式の台北MRT路線図&グルメ指さしカタログ付き。
「面白い! 相変わらずやらかしてる、ゆるゆる旅行記」 ──吉田友和(旅行作家)
見所も、おいしいものも、ハプニングも盛りだくさん。
予測不能なリアル珍道中は終わらない!
タイのチャオプラヤー川でクルーズを楽しむも、
iPhoneをすられテンションダダ下がり… 。
しかし旅人街カオサンで異文化に興味は尽きず、
ベトナムのメコンデルタで水上マーケットに度肝を抜かれる!
2度の世界一周を経てパートナーとなった2人の、
特にロマンチックでもない珍道中。
莫逆の友・奥村助右衛門と再会した慶次。ふたりの次なる目的地は、関ヶ原の戦いで西軍を敗北させた真の裏切り者・吉川広家の領国である周防岩国。道中で出会った出雲座の若葉大夫の誘いで旅籠へ寄ることとなった慶次一行。そこで慶次が披露した小唄に誘われ現れたのは、偶然にも広家であった。すぐに意気投合した慶次と広家。関ヶ原の戦いでなぜ広家は西軍を裏切ったのか? 広家の寂寞の想いが明かされるーー。
「イタリアの最も美しい村」とは、2001年に設立された「イタリアの最も美しい村」協会が、歴史的建造物の保全と修復、ツーリズム産業により地域活性化を目指し、厳密な審査のもと認定する。
本書は2014年時点で認定されていた234村を、写真家吉村和敏が5年かけて取材し、1冊の作品集として発表したもの。
撮りためた中から2000枚余を厳選して、イタリアの知られざる表情、新たな魅力を紹介する、これまでにないガイド写真集。
雄大な自然、歴史を伝える建築群、美食、村人の息づかい……どこまでも美しい、その魅力を存分に味わえる。
異国情緒あふれる街、長崎。春夏秋冬、それぞれ魅力的な祭事があり、観光地として何度でも訪れたい街です。鎖国時代も外国に開かれていた窓口として、オランダや中国などとの交流が盛んに行われ、その名残が色濃く残っています。観光客で賑わうスポットから一歩路地に入ると、石畳の坂道や港を望む小径の情景が心を開放してくれます。長崎大好きな、長崎っ子の著者が、とっておきの散策・食べもの情報などをご紹介。長崎に住む人にも、そして、長崎を旅する人にも、長崎のことをもっともっと深く知ってもらう入り口になり、長崎散策が楽しくなる一冊です。
2022年4月2版より地図・情報が最新になっています。
好奇心をくすぐる、刺激的で魅力的な「世界一」50選!旅の予算から手配先まで、丁寧に解説したガイド付き。
本書は、オーストラリアの歴史家・ブレイニーがコンパクトにまとめた世界史。アフリカを出発した人類が各地に散らばり、いかに暮らし、働き、技術を磨いたのか。ヨーロッパを相対化しつつ、著者ならではのユニークな視角で、世界の大きな流れをいきいきと描き出す。随所にちりばめられる軽妙な比喩とユーモアも味わい深いダイナミックな通史。(原書:Geoffrey Blainey, A Very Short History of the World, Penguin, 2007.)