良寛研究50年余!新たな発見など成果を紹介!!第1章「ふるさと出雲崎」から、第59章「良寛の最期」まで。良寛のドラマチックな生涯と、書の変遷を詳述!!
「風景の科学展 芸術と科学の融合」公式図録
写真=上田義彦 企画=佐藤卓 主催=国立科学博物館
2019年9月10日〜12月1日
国立科学博物館
芸術家の目が切り取った風景に、自然科学の研究者は何を見るのだろうか。
本展では、写真家・上田義彦が撮影した写真を、国立科学博物館の研究者が解説し、対象物とともに展示する。
解説の多くは風景の背後にある時間の流れを意識したもので、瞬間を切り取った写真に重曹的な意味を付け加えている。
風景に地球の歴史を感じることは、私たちの認識をより深いものにするはずで、
そこに「芸術と科学の融合」の目指す地平がある。--国立科学博物館 篠田謙一
伝統芸能、伝統工芸のほか、建築、衣服、食品・料理、芸術、武道、遊戯など、さまざまなジャンルで、日本の伝統文化を継承し、発展させている仕事を紹介していきます。
美術・芸術教育が、文学、地理、物理、数学などの他教科とも有機的に結びついているシュタイナー教育の全体像を示す。ルードルフ・シュタイナー自身の芸術論・教育論を紹介。この学校の芸術教育の実践がどのようにシュタイナーの思想=アントロポゾフィーと結びついているかを伝える。
複雑な歌をうたおうと、練習にいそしむ小鳥、アクションペインティングさながら夢中で絵を描くチンパンジー、2万年余にわたり、洞窟の暗闇にみごとな絵を描いてきた私たちの先祖…。なぜ美しいものに魅了されるのか?失語症になっても歌ならうたえるのはなぜか?脳の病がもたらす芸術的表現とは?左手がひらいた新たな音楽的境地とは?能の秘伝に託された身体芸術の極意とは?生物研究や乳幼児の発達の観察、リハビリテーションの現場での知見、認知科学や脳神経科学などの最先端の成果と、アートシーンの最前線における体験的考察により時代や地域性を超える力をもつ芸術の妙をあかす。
〈芸術家小説〉とは何か。その元祖、また典型と言われるドイツ・ロマン派の作家ルートヴィヒ・ティーク『フランツ・シュテルンバルトの遍歴』の分析を通じて、「埋もれた作家」ティークとその作品の重要性を明らかにする。芸術家と社会の関係を巡る、怜悧で清新な新研究。
ルネサンスを彩った天才から凡才まで、80人の芸術家の数奇な物語。レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ──
ルネサンス期イタリアで光を放った天才たち。そしてアルプスを越えればデューラー、クラーナハ、ファン・エイクらの巨匠たちがいた。しかし彼らならびたつ天才の陰には、数多の凡庸な芸術家の姿があった。ルネサンスの時代、ヨーロッパを舞台に繰り広げられた天才・凡才たちのアナザーストーリー。
『文化芸術振興基本法』と『自治体条例』の最新テキスト。文化芸術振興基本法公布・施行から10年余りが経過し、同法を巡る環境は大きく変化している。本書は旧著『文化政策の法的基盤』を大幅改訂、今日的な内容を加味して新たに上梓したものである。
地域創生における芸術文化活動の役割は大きい。しかし、芸術祭や美術館の持続的な運営においては多くの課題を抱えている。本書は芸術祭や美術館のマネジメントの論点について整理し、今後の発展に向けて考察を行ったものである。
建築評論家ゴールドバーガーによる、待望のゲーリー評伝。
アートと深く関わり、多大な影響を受けてきたゲーリーは、デジタル技術が、建築家が実質的にアーティストに追いつくための手段として有効であることに、いち早く気づいていた。彼自身はコンピュータを使うことは好きではなかったが、独創的なフォルムの創造者であると同時に技術革新者でもあることを自負しており、デジタル技術には、建築図面の作成の効率化という設計事務所における最も一般的な用途を超える可能性があることを見抜いていた。これまで建設不可能だった斬新で複雑な形態も高度なエンジニアリングによって建設可能になる。彼は、人が想像しうるすべての形は、コンピュータを使えば技術的検討ができることに気づいた。デジタル技術は建築のイマジネーションを解き放つことができるのだ。(本文より)
目次:序
1 スーパームーンの夜
2 カナダ
3 太陽の下での生活へ
4 建築家になる
5 権力との折り合い
6 ヨーロッパ探訪の旅
7 ロサンゼルスでの再出発
8 独立
9 円熟に向かって
10 サンタモニカの家
11 魚、そしてその他の形
12 世界の舞台へ
13 ウォルト・ディズニー・コンサートホールー第一楽章
14 グッゲンハイムとビルバオ
15 ウォルト・ディズニー・コンサートホールー第二楽章
16 ニューヨーク、試練と勝利
17 80歳を迎えて
18 テクノロジーのレガシー
19 ドワイト・アイゼンハワーからルイ・ヴィトンまで
20 アーカイブとレガシー
21 パリにて、回想と未来への展望
訳者あとがき
序
1 スーパームーンの夜
2 カナダ
3 太陽の下での生活へ
4 建築家になる
5 権力との折り合い
6 ヨーロッパ探訪の旅
7 ロサンゼルスでの再出発
8 独立
9 円熟に向かって
10 サンタモニカの家
11 魚、そしてその他の形
12 世界の舞台へ
13 ウォルト・ディズニー・コンサートホールー第一楽章
14 グッゲンハイムとビルバオ
15 ウォルト・ディズニー・コンサートホールー第二楽章
16 ニューヨーク、試練と勝利
17 80歳を迎えて
18 テクノロジーのレガシー
19 ドワイト・アイゼンハワーからルイ・ヴィトンまで
20 アーカイブとレガシー
21 パリにて、回想と未来への展望
訳者あとがき
20世紀最大の“幻の書物”!人類の美術史全体を再構築した壮大な試み。シュルレアリスムを創始したアンドレ・ブルトンによる野心的「大事業」。「もうひとつの美術史」を構想した壮大な意図とは…。
江戸文化のピークに立った男
2025年放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主人公・蔦屋重三郎がプロデュースした江戸のクリエイターたちの芸術作品をとおして、その人物像を紹介する美術入門書。蔦屋重三郎とはどのような人物なのか、また喜多川歌麿、東洲斎写楽などの浮世絵、山東京伝、恋川春町、十返舎一九、滝沢馬琴などの戯作、大田南畝などの狂歌を仕掛け江戸に流行を生み出した仕事術に迫ります。
■第一章 蔦屋重三郎と芸術家たちの仕事
・歌麿の美人大首絵ー美人画のカリスマ・喜多川歌麿
・東洲斎写楽の役者絵ー謎の絵師登場
・吉原美の饗宴ー蔦重を育てた吉原の世界
■第二章 蔦屋重三郎が出会った浮世絵師たち
・鳥居清長/・一筆斎文調/・勝川春章/・北尾重政/・北尾政演/・窪俊満/・栄松斎長喜/・鍬形恵斎/・喜多川歌麿
・歌麿の狂歌絵本
・葛飾北斎
・東洲斎写楽
■第三章 蔦屋重三郎・出版プロデューサーの仕事
・蔦屋重三郎プロフィール
・蔦屋重三郎と交遊したブレーンたち
・蔦屋重三郎 出版アンソロジー
【コラム】
・蔦屋重三郎と吉原の風景
・浮世絵工房 錦絵を創る
・絵双紙屋の店頭
・江戸文化の創造者たちー戯作者・狂歌師・絵師登場
・戸の文化人とネットワーク
・戯作者・狂歌師・浮世絵師たちの略歴
・蔦屋重三郎 年譜
・耕書堂・蔦屋重三郎の主要出版目録
・図版データ一覧・作品解説
・参考文献画像デ -タ提供・資料掲載協力
現在活躍する作家たちにとって、さまざまな手法・技術を横断して制作をおこなうことは、ごく普通になっています。そこで、本特集では40歳以下の作家にしぼり、「版画」と「写真」の領域で、新規性・独自性のある作品を制作する作家たちを、46名紹介します。
デジタル技術を活用したり、支持体や出力方法を工夫したりするなど、個性的な作品を制作しており、また今回ほぼ初めて『版画芸術』誌上に登場する作家を中心に、作品1点と作家コメントを掲載し、1人1ページで総覧します。
巻頭特集 「版画」と「写真」の新世代 注目の気鋭作家たち
「版画」の気鋭作家たち
赤本啓護/植田爽介/上原 灯/江波戸陽子/大石照美/大橋朋美/大八木夏生/小黒実咲/数見亮平/小西景子/酒井建治/佐竹広弥/関 貴子/関 萌瑚/高橋 梓/武雄文子/陳 憶誠/内藤瑶子/中村美津穂/畠中 彩/藤田紗衣/宮嶋結香/安原千夏/山田ひかる/吉野祥穂子
「写真」の気鋭作家たち
赤石隆明/石田小榛/石場文子/井上麻由美/上田佳奈/上田 良/門田訓和/古賀勇人/顧 剣亨/澤田 華/シーズン・ラオ/鈴木のぞみ/高島空太/滝沢 広/田中翔貴/千葉 尋/所 彰宏/長谷川寛示/porriM/前田梨那/横田大輔
巻頭特集総論
■「版画」と「写真」-2つのメディアが生み出す現代の美術 清水 穣(美術評論家)・談
特集掲載作家 関連ギャラリー・施設・公募展
版画家ヒストリー 廖 修平(木版、シルクスクリーン、ペインティング)
廖 修平ー台湾現代版画の先駆者 文・松山龍雄(小誌編集主幹)
「版画アートコレクション」の作家 西平幸太(シルクスクリーン)
めでたい と おめでたい 文・山内舞子(美術評論家)
写真芸術の世界 三田健志
不可視な実体 文・野田尚稔(世田谷美術館学芸員)
展覧会スポットライト
・生誕100周年 木下富雄 展 忘れえぬ「顔(Face)」の版画家 文・坂本龍太(三重県立美術館学芸員) 2023年10月11日〜2024年1月8日
・小さな版画のやりとり 斎藤昌三コレクションの蔵書票と榛の会の年賀状 2023年12月16日〜2024年2月25日/神奈川・茅ヶ崎市美術館
・生誕90年記念 特別企画 MASUO IKEDA 2024 Color/Line/Form 2024年2月9日〜24日/銀座・不忍画廊
展覧会レポート
・和紙の里から発信して20年 文・高野 勉(版画フォーラム実行委員会事務局長)
・第12回 高知国際版画トリエンナーレ展 文・三木哲夫(兵庫陶芸美術館館長)
連載 版画技法実践講座 木口木版画を作ろう
第6回 木口木版の凹版刷り 講師・栗田政裕(版画家)
今すぐ買える版画の逸品 版画マーケットプライス2023年12月〜2024年2月版
版画展覧会スケジュール 2023年12月〜2024年2月版
公募展受賞作品/公募展募集要項
版画インフォメーション/読者プレゼント
HANGA GEIJUTSU English Summary
欧米では定番となっているマザスのヴァイオリン・エチュード最終巻(全3巻)。第1巻「30の特別なエチュード」、第2巻「27の華麗な練習曲」に続いて、第3巻は「18の芸術家のための練習曲」となっており、プロやハイ・アマチュアのヴァイオリン奏者向けでかなりレヴェルは高いが、楽曲としての華やかさが増し、単なるエチュードにとどまらない魅力もさらに増している。
日本弦楽器指導者協会会長・武蔵野音楽大学教授の深山尚久氏による解説、運指・ボウイングも必見で、各曲の目的や学習効果を踏まえながらより高みへと進歩することができる。
[曲目]
エチュード18曲
相互に深く関係しながらも風土に根ざした独自性を保持する北欧4国の演劇・バレエ・ダンス。ヨーロッパの周縁であり、かつ今や先進的実験国家でもある彼らの本質を映し出す舞台芸術の歴史と現在。新演出により世界各国で上演されつづけるイプセンやストリンドベリ、ブルノンヴィルの伝統を受け継ぐバレエ、北欧特有の美意識と身体性を反映するダンスー社会モデルとしても注目される北欧の舞台芸術の知られざる本質をアーティストたちへの取材もまじえながら探る。
20世紀前半に中国で活躍した画家、豊子凱(ほう・しがい)が、大正期の日本で交わされた東西の芸術比較論を介して、カンディンスキーの抽象芸術論を受容し、それを中国画論と融合させて「気韻生動」という中国古来の重要概念を解釈したことを明らかにする。
序論
豊子凱について
研究背景
本書の構成
第一章 「自然美」から「感興」への転向
第一節 「普通の芸術」と「専門の芸術」
第二節 「自然美」による「生動」
第三節 「自然に対する感情」としての「感興〔遺貌取神〕」
第二章 「感覚美」によって喚起される「高遠な思想感情」
第一節 「感覚美」によって喚起される「高遠な思想感情」
第二節 カンディンスキーの「震動(Vibration)」
第三章 「精神的なもの」と「気韻生動」との共鳴
第一節 エディによるアメリカ側のカンディンスキー受容
第一項 ブイによる「気韻」と「生動(living movement)」
第二項 カンディンスキーの純粋芸術と「東洋の抽象芸術」
第二節 園頼三による日本側のカンディンスキー受容
第一項 ショーペンハウアーの「崇高」と「生動」
第二項 リップスの「感情移入」と「気韻生動」
第三項 カンディンスキーの「純粋精神」と「気韻生動」
第三節 豊子凱による中国側のカンディンスキー受容
第一項 「同情」と「生動」
第二項 書道における「純粋な形状」によって示される「神気」
第四章 文人画と純粋絵画との両立
第一節 「文学的絵画」と「純粋的絵画」
第二節 「画中有詩」における「詩趣」
第五章 「写生」と「写意」との融合
結論
註
あとがき
参考文献
2006年に65歳で逝去した井田照一は、いち早く1960年代からリトグラフによる制作を始め、若くして数多くの国際版画展で受賞を重ねて一躍スター作家となりました。その後はシルクスクリーンによるポップなインスタレーションなどが話題を呼び、70年代半ばからは「Surface is the Between ‒ Between Vertical and Horizon」(表面はあいだであるー垂直と水平の)という独自の版画思考により、現代版画の新たな表現を切り拓いていきます。
さらに井田はこの版画の思考を核にして、その後「ペーパーワーク」や「セラミックワーク」「ブロンズ」など、さまざまなジャンルへの仕事に手を広げ、それらを「Garden Project」(作庭計画)と名付け、領域横断的なコンセプチュアル・アートを発表します。そうした制作へと舵を切ったのはなぜなのか。そこには「版画の思考」から現代アートの核心へといくつもの「謎」が隠されていました。
本特集では、没後20年の節目に、井田照一の「版画の思考」を柱とした版画作品の変遷と、その後の現代アートへの展開をたどり、井田の制作と作品にみられる「10の謎」の解明を試みています。