サルからヒトへの進化の過程で、ことばはどのようにして誕生したのか?発達過程で子どもたちはどのようにしてことばを身につけるのか?これら言語研究のコアとなる難題について、サル学、子ども学のエキスパートである生物学者と脳とこころとの関係からことばを研究してきた認知科学者が検討を加える。
結婚披露宴の最後を締めくくるスピーチ。どれだけ出席者に感動を与え、記憶に残るあいさつができるかが重要です。両親・親族・本人たちと分けてそれぞれのあいさつ例を収録。あいさつのまとめ方、応用できる表現、アドバイスによって、より気持ちが伝わり、よりわかりやすいあいさつになるよう工夫をし、いろいろなシーンに対応する事例を豊富に紹介します。
本書は、構造主義と記号論の本質と発展、またその原則と問題点などを取り上げて、この分野の予備知識を持たない人たちでも理解できるように書かれたものである。まず、言語学と人類学に関連した学問から、構造主義者の考え方の発展を歴史に基づいて記述する。特に、ソシュール、レヴィ=ストロース、アメリカ構造言語学者たちに言及する。ついで、ロシアのフォルマリズムに検討を加えつつ文学研究の分野での現在の主要な構造主義者たちの考え方を詳述する。その中では、ローマン・ヤコブソン、ロラン・バルトや他の人々の仕事を特にくわしく分析している。
仕事のミス、恋愛のもつれなどを優雅に挽回するこのワンフレーズ!
『コミュニケーションのダイナミズム』に続く、「シリーズ 文化と言語使用」の第2巻。既存の語用論理論に新しい語用論の世界を切り拓く一冊。これまでの語用論理論から漏れてしまった非西欧社会の言語実践現象に息吹を与え、日本語のみならず、ハワイの文化・コミュニケーションの理解などに資する世界的視野からの新しい理論の提案書。
執筆者:井出祥子、山口征孝、藤井洋子、井出里咲子、多々良直弘、難波彩子、堀江薫・古田朋子、片岡邦好、スコット・サフト
シリーズ『文化と言語使用』刊行にあたって
まえがき
場の語用論ー西欧モデルを補完するパラダイムー
井出祥子
場の語用論構築に向けてー場の哲学と実践理論からのアプローチー
山口征孝
日本語の「場」志向性と述語主義を考えるー英語との比較からー
藤井洋子
語りにおける声の共鳴ー〈場所的領域〉にみるあいづち、薄い笑いと引き込み現象ー
井出里咲子
フットボール実況中継の日英語比較ー場の理論の観点からー
多々良直弘
同調から広がる会話の一体感 -場の理論による解釈ー
難波彩子
「場の語用論」からみた介護現場の言語使用ー入浴介助におけるスピーチレベル・シフトと融合談話に着目してー
堀江薫・古田朋子
バーチャルな「場」における言語と身体ー道案内データから考えるー
片岡邦好
「場」の論理のハワイ語、ハワイ文化への応用─一次的な場と二次的な場およびそれらの普遍性の示唆─
スコット・サフト
索引
執筆者紹介
一瞬で相手にメッセージを確実に伝える
シリコンバレー発祥、注目のプレゼン手法!
予備知識のない相手に、限られた時間で、簡潔に明瞭に、売り込みをしたりメッセージを伝えたい──
シリコンバレーの起業家や学生たちが、いまさかんに使っているのが「ピッチ(Pitch)」という手法。
本書の原題は「ピッチ・パーフェクト」で、7つの絶対法則を武器に、
ここ一番でずばっと「ストライクをとる」ための技術を伝える。
限られた時間しかないため、失敗は許されない。
そんな中でも、まちがいなく相手の心をつかむ方法を伝授する。
プレゼンや就職面接、商談、停滞した会議、困った状況を切り抜けたいとき、
祝辞やお悔やみを言うときなど場面に応じたコツを伝授。
言葉の選び方はもちろん、話す速度やしぐさまで実践的にアドバイスする。
テレビの敏腕プロデューサーからコミュニケーションのコーチに転じた異色の経歴を持つ著者が、
話し方・伝え方の基本を徹底指導。
企業のトップ、スポーツ選手、アーティスト、セレブリティなどの
大物たちをトレーニングする中で生まれた手法を、7つの絶対法則として明快に解説する。
*本書は2015年3月に刊行した『成功する人の話し方 7つの絶対法則』を改題し、文庫化したものです。
「あのとき、こう言っておけば良かった」──本書を読めば、こんな後悔は無縁のものになります
──シェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO、『LEAN IN』著者)
この革新的な手法は、仕事だけではなく日常生活でも効果を発揮する
──ダニエル・エク(スポティファイCEO)
一瞬で人々の注意と関心を引きつけなければならない今こそ、本書の「戦略」が重要になる
──デニス・モリソン(キャンベルスープカンパニーCEO)
あなたが想像しているよりもずっと多くのことが、この本から得られるはずだ
──ウィンストン・マルサリス(ジャズ・ミュージシャン)
第1章「その一言」が人生を変える
第2章 7つの絶対法則
第3章 絶対法則1:切り札を隠すな
第4章 絶対法則2:「映画監督」になれ
第5章 絶対法則3:濃く、短く
第6章 絶対法則4:戦略的に遅らせよ
第7章 絶対法則5:信念で信頼を勝ちとれ
第8章 絶対法則6:話すより、聴く
第9章 絶対法則7:悟られずに話題を変えろ
第10章 実践篇1:臨機応変な話術
第11章 実践篇2:仕事上の困った状況を切り抜ける
第12章 実践篇3:プライベートの場を円滑に乗り切る
第13章 <7つの絶対法則>を使いこなすために
朝鮮時代の周辺国の外国語(漢語、モンゴル語、日本語、女真語または満州語)教育の知られざる優れた方法・制度・評価を考察する。朝鮮には、言語の早期教育、集中的な反復教育、口語教育、変化への敏速な対応(修正補完システムの充実)、全国的かつ700年間にわたる長期継続的な実施等、今日の発達した言語教育理論から見ても驚くほど整備された周辺語の教育システムがあった。原著発表時(二〇一四年)、韓国で一大センセーションをおこした衝撃作。
【目次】
はじめに
第1章 朝鮮時代の学校教育と訳官教育
第2章 司訳院の設置と外国語教育
第3章 中国語教育ー漢学
第4章 モンゴル語教育ー蒙学
第5章 日本語教育ー倭学
第6章 女真語と満州語教育ー女真学と清学
第7章 結語
参考文献
はじめに
第1章 朝鮮時代の学校教育と訳官教育
第2章 司訳院の設置と外国語教育
第3章 中国語教育ー漢学
第4章 モンゴル語教育ー蒙学
第5章 日本語教育ー倭学
第6章 女真語と満州語教育ー女真学と清学
第7章 結語
参考文献
言語の可能性を生涯にわたり問い続けたベンヤミン。その思考は晩年、歴史を語る言葉の探究として展開していった。「翻訳」と「想起」から言語の可能性を切り開く、その思想の核心に迫る。
本書は、著者が著した『国際バカロレアと点才教育』『IB国際バカロレア満点獲得教員の授業メモ』『日本語ライティング「1」』、他4書の集大成版(すべて知玄舎刊)。各書から重要部分を抜粋し、加筆し、整理し、より使いやすい日本語ライティングの基礎的な内容の網羅をめざした全書。著書が大学やIB(国際バカロレア)の指導で創りあげたライティング方式の基礎をもれなく説明。IB生だけでなく、すべての生徒・学生、すべての教員に役立つ内容を網羅。IB生5人のコメンタリー(論評)、現役国語教員のコメンタリー、それに著者の書いたコメンタリーも掲載。それらの実例から、作文・論文・エッセイ・レポート・コメンタリーなどが楽々書けるポイントを解説書。この一冊で、日本語ライティングの基礎知識を獲得できることはもちろん、書き方のスキルすべてを網羅した、ライティングの決定版。
認知言語学の創始者の1人とされるレナード・タルミーが、人間の知覚と概念化の仕組みから文法の意味論に迫った大著は、1970年代から約30年の研究をまとめた認知言語学のまさに金字塔である。その待望の翻訳(全4巻)の第三弾では、現代の認知言語類型論の重要な基盤を成す言語の意味と表層形式の関係、すなわち、語彙化のパターンの類型や普遍的原理の探求、その基となる意味カテゴリーやその原理を扱っている。
第5部 事象構造の表示における類型的パターン
第9章 語彙化のパターン
第10章 語彙化のパターンを概観する
あらゆるシーンでわかる喪家側・弔問側のあいさつ文例集。すぐ役立つマナーと知識。
論争の旋風を巻き起し、反批判の砲撃を続けながら前進する意味理論の重戦車。言葉がそれの意味するものを意味する、とはどういうことなのか。
「思いやり」「優しさ」「気くばり」をどう伝えていますか。
同じ内容でも、言い方や態度、タイミングによって、相手が受け取るニュアンスは変わってしまいます。
・「いい雰囲気」は無言の中からは生まれない
・話すにも「ウォーミングアップ」が大事
・「話しやすい話題」の見つけ方
・余計な「警戒心」を早くほぐすには
・こんな一言があれば、聞く側はモヤモヤしない
・お互いの頭の中に「同じイメージ」が浮かぶように
「気持ちを表わす」にはちょっとしたコツがあるのです。
「あなたのことを気づかっています」--この気持ちを伝える「法則」を活かすことで、より素敵な人間関係が生まれるでしょう。
福田 健
「漢字ジグザグフレンズ」で過去に収録した問題と最新問題を併せ1冊に纏めたベスト版