元チェキッ娘、という肩書きも不要なほど、すっかり自立した彼女の12枚目のシングル。(1)は、人気アニメ『フルメタル・パニック』のテーマ曲。溌剌とした勢いに凛とした歌声がよく似合う。(3)は荒井由実の名曲ではなく、詞曲ともに彼女のオリジナル。
映画「スタンド・バイ・ミー」は少年期へのノスタルジーを爽やかな涙と笑いで描いた秀作。全米でもNo.1ヒットを記録した。サントラは'50年代のヒット・ナンバーばかり10曲。極めつけは勿論ベン・E・キングの同名主題歌。
モンスター・アーティスト、B'zが88年にリリースしたデビュー・アルバム。ハード・ロック色の強い曲が多い彼らだが、この頃はまだリズム・マシンなどを使用したダンサブルな楽曲が多かった。
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ギター界最高の名手2人によるデュエットのCD化。すべて70年代の録音だ。ギターといえばスペイン音楽がよく演奏されるけど、ここで取り上げられているラヴェルやドビュッシー等フランス音楽はとても美しくて驚き。しっとりと艶やかな気品漂う響きだ。
押井守の劇場用アニメのサントラ。打楽器、それも太鼓をベースにしたBGMがかなり深淵なイメージを喚起させる。電子楽器もミックスされてはいるが、あくまで太鼓に作品イメージの本質を置き、このアルバムをリスナーの内面へ向かわせる傑作に仕上げている。
チャップリン映画の主題曲・挿入曲を集めた“ベスト・オブ・チャップリン”。オリジナルではなく、フランスの《ヴォーグ》の企画で、ミッシェル・ビラールの編曲・指揮による1972年の録音だが、映画の雰囲気を忠実に再現した演奏はファン感涙の仕上がり。
やっぱり出ました、宇多田ヒカルのお母さんのヒット曲集。藤が69年にデビューして大ブームを起こしたのが17歳。そして、“十五 十六 十七と 私の人生暗かった”の歌声が日本中をドッと暗く荒んだ気持ちにさせた怨歌のパワーが、いま蘇ってくる。
「恋よ、さようなら」をはじめ、バート・バカラックの幾多の名曲のオリジナル・シンガーとして知られるポップ・シンガーのキャリアを集大成したベスト盤。ジャケはありきたりだが、セプター、アリスタなどレーベルを超えた選曲は“究極”にふさわしい。
69年にデビューし、演歌の一時代を築き上げた言わずと知れたムード・コーラス・グループのベスト。大きなブームの去った80年代にもコンスタントにヒットを出し続けた彼らの功績が伺える。筒美京平作曲の(19)は隠れた名曲。ジャパニーズ・ソウルここにあり。★
今までにリリースした全5枚のオリジナル・アルバムから代表的な楽曲を収録したベスト・アルバム。磯村英司によるリミックス・ヴァージョンがボーナス・トラックで収録されている。
ヴェルディ、ケルビーニの宗教作品を収録。オペラをも超えるダイナミクスは、イタリア声楽曲ならでは。ソリストにネッリ、ディ・ステファノら往年の名歌手たちが名を連ねるのも聴きどころ。
ジャズ界だけにとどまらず、アメリカのポピュラー音楽史上最も偉大なアーティストといっても過言ではないエリントンの才能がギッシリ詰め込まれた名曲の数々を収録。ジャズのすべてがここに。
東京多摩市にあるサンリオ・ピューロ・ランドで行なわれている“光のパレード・ILLUMINANT”のために角松敏生が書き下ろしたナンバー。リミックス、ライヴなど4ヴァージョン収録。