卓越したテクニックで知られるアール・クルーがブラック・エンタテインメント・テレビジョンで行なったスタジオ・ライヴを収録。アコースティックの魔術師と称される彼の名演がたっぷり。
2000年に横浜で結成された5人組ロック・バンド、GUN DOGの1stアルバム。日本人離れした楽曲で、ヘヴィ・ロック・ミクスチャーと呼ばれるジャンルで頭角を現しつつある。
待望の12曲入りフル・アルバムが到着。完成度の高いロックンロールがぎっしり詰まった痛快な作品だ。フィル・スペクター的なサウンドを目指したと思わせる(8)など、随所に意欲的な試みが見られる。ギターウルフにはないまとまりの良さがヒット性十分だ。
彼らを聴く良いところでもあり悪いところでもあるのは、聴いた後他のチンケなバンドを一切聴く気にさせないということである。特にこんなライヴ盤にはもう1秒でノック・アウト。アタマ真っ白のままココロじゃダイヴしまくり。カッコ良すぎるぜザ・ハイロウズ!!
韓国の人気ポップ・グループによる5枚目のアルバム。日本でも以前からコリアン・ポップス好きな層を中心にかなりの支持を得ていたが、本作はそんな状況をさらに好転させそうな充実した一枚。ダンス・ミュージックをバックに自由に踊る6人の姿が見える。★
シューティング・ゲームとしてその名を馳せた『グラディウス』シリーズのBGM集。初CD化音源、ニュー・アレンジも収録し、パーフェクト・ベストというにふさわしい豪華な内容。
意外なようだがこの8枚目にして初めて、タイトル通り彼らの純正100%のア・カペラ・アルバムが作られた。声のみでヴァリエーションを作らねばならない苦労が伺われるが、カヴァーの「Tiger Rag」などはかなり遊んでいて楽しい。
破壊的でエモーショナル、官能的でメロディック。規格外の個性と危険なまでの爆発力でグリーン・デイやSUM 41に続く存在として期待されるマイ・ケミカル・ロマンスの傑作デビュー・アルバム。
悪いアルバムじゃないというか、曲も良くできてると思うんだけど、なんかドキドキはさせてくれないんだよな〜。ま、もうキャリアも十分長くなってきたから仕方ないか。声のせいもあるんだろうけど、21世紀のボブ・ディランってカンジのアルバムです。
前作から10ヵ月という短いタームで発売された、フル・アルバム。谷中さんの前衛的な歌詞もすっかりなじんでしまって、スカと日本語のコラボレートの妙を決定づけている。キャリアにあぐらをかかない、いつだって新鮮なインプレッション、まさに“血湧き、肉踊る”なのである。
レゲエ/R&B界に新風を吹きこんだMINMIのデビュー・アルバム。卓越したポップ感にキリキリに鋭利なメロディ。日本人女性ヴォーカリストとしてこれほどまで“クール”と言いきれるアーティストはいないかもしれない。妥協なし、迷いなしの潔いサウンドが良い。
“detox”とは“解毒”という意味で、体の有害物質を対外に排出することで健康になるという考え方。雑誌『Hanako』とのタイアップから誕生したコンピレーションCD。
大ヒットした表題曲を含1975年発表の5作目。絶頂期の作品らしく、スウィートなハイ・トーン・ヴォイスを活かしたポップでキャッチーな曲が満載。ソフト・ロックの名盤としても名高い。
タイトル通りクリスマス・パーティに欠かせぬ必携盤。ハンドベルによる「サンタが町にやってくる」、児童合唱団による「ママがサンタにキッスした」、みんなで奏でて歌う「ハッピー・クリスマス」など、どれも楽しい。ミッフィーのジャケットもキュートだよ。
カヴァーや他アーティストへの書き下ろし提供曲ばかりを集めた豪華なコンピレーション。JODECIやインコグニートのヒット・ナンバーをはじめ、改めてスティーヴィーの偉大さを確認できる2枚組。
最新のR&B/ヒップホップのクラブ・ヒット・チューンをコンパイルした編集盤。ブラック・アイド・ピーズ、キーシャ・コール、マイアらの人気曲ほか、ラッパーのジェイダキッスがマライア・キャリーと共演した話題曲(4)など、注目曲が揃ったお得な一枚。