代表作『キャラメル工場から』プロレタリア文学の旗手・佐多稲子、生誕120周年。生きることだけで精一杯だった昭和初期。発言することを恐れず、自分らしく生きることを諦めなかったひとりの美しい女性作家がいた。小学校中退、工場勤め、結婚、自殺未遂、出産、カフェでの出会い、作家活動、再婚、離婚、ひとり親家庭、革命運動、勾留、戦争責任、除名、女性の自立。辛酸をなめながら、必死に生き抜いた九十四年の生涯。佐多稲子は、いかにして言葉を紡いできたのかー。
リオデジャネイロ五輪で日本代表が男女ともメダルを獲得し、卓球が大きな注目を集めるようになった。ラリーのスピード、ダイナミックな技、そして緻密な組み立てと駆け引き。卓球は実に奥の深いスポーツなのだ。そのなかで上達をめざすには、さまざまな技を身につけ、サーブとレシーブの仕組みも理解しなければならない。日本のトップレベルを指導した著者が、基礎から必勝を期すための練習法までを紹介する!
今、どん底にある日本経済大逆転の肝は、値上げ、賃上げ、インバウンド。炎の講演家、鴨頭嘉人が、豊富な実体験に基づく実例とともに解説。
第1部 日本の未来像を知る
第2部 賃上げ 値上げ インバウンド
安売りの大罪
理由1 安売りをすると売れなくなる
理由2 安売りをすると質が落ちる
理由3 安売りをすると新規顧客獲得に追われる
値上げ3つの具体策
具体策1 ただ上げる
具体策2 価値を足して上げる
具体策3 とてつもなく高くする
ありあまっている日本のお金
賃上げ戦略
目的1 人手不足(売上機会損失)の解決
目的2 社会貢献(消費意欲の向上)
目的3 社員にいい顔をしたい(余裕ある下心)
インバウンド戦略2.0
成功のカギはUGC
ポイント1 インバウンドのニーズがあるか随時観測する
ポイント2 インフルエンサーマーケティングでインバウンドのお客様を呼び込む
ポイント3 来店したお客様からGoogleマップの口コミを獲得する
ポイント4 Google口コミ評価4.7を武器にGoogle広告を実施
第3部 値上げとは価値の創造をすること
VIP戦略
VIP戦略、重要な3つの要件
要件1 VIPのインサイトを知る
要件2 VIPに渡せるものを持つ
要件3 VIPとの接近&育成
VIPから見える世界
VIPになるには?
新条のあらゆる人を飲み込んだ騒乱は
極大クライマックス・将門社葬で、混乱の
頂点を極め、法と正義の全てが消滅する。
報道に燃える女性記者・黒石あかりが
文字通り命を賭して春原に迫る中、
坂田は己に鉛を撃ち込んだ仇敵と対峙する。
「俺はロマンチックな男なんだ」
蛮に生きる男・将門神は、共鳴する宿敵の
坂田を相手に、その生の最高潮を迎える。
鬼と鬼、因縁のラストデートの行方は…!
遂に迎えた最終日、鬼憑の街が滅ぶ四日目…!
終着直前、全場面が重大局面の第15巻!!
1%国土改革で安全と最強経済社会へ!
一騎当千の美少女・犬飼ミサリと
真面目な乾王路は、両想いーー。
溢れんばかりの想いを爆発させちゃうミサリのえっちぃ大暴走に王路はたじたじ…!!
何とかミサリの手綱を握ろうとするけど…!?“
大好き”ノンストップ×青春真っ盛りラブコメ
神経美学(neuroaesthetics)とは認知神経科学の一分野であり,脳の働きと美学的経験(美醜,感動,崇高など)との関係や,脳の機能と芸術的活動(作品の知覚・認知,芸術的創造性,美術批評など)との関係を研究する新しい学問である。神経科学者だけでなく,心理学者,哲学者,アーティスト,美術批評家などが参画する学際領域であり,近年ヨーロッパや北米を中心に盛んに研究成果が発表されている。
本書は,その誕生から今日までの約15年余りの成果をわかりやすく紹介する入門書である。神経美学の定義からはじまり,絵画と音楽などの芸術の美や,道徳や数理などの「視えない美」における脳の働きを説明し,芸術や外面的特徴だけではなく,美が様々な対象に現れることを示す。つづいて,文脈や状況によって変化する美的判断の柔軟性,美しさと醜さの違い,悲哀の中にある美,美と快感の関係,芸術的創造性などについて,最新の脳機能研究成果を紹介していく。最後に,これまでの脳機能研究の視点から美的体験の認知的枠組みを示し,美の感覚はどのような機能をもち,われわれにどのような恩恵をもたらすのかを論じる。
1 神経美学とは
1.1 脳科学と美
1.2 主観と客観
1.3 主観性を脳からしらべる
1.4 神経美学の扱う範疇
2 視る美と聴く美
2.1 美の難題
2.2 クライブ・ベルの問い
2.3 視る美
2.4 聴く美
3 視えない美
3.1 不可視の情報
3.2 数理の美
3.3 道徳の美
4 うつろう美の価値
4.1 地下鉄のヴァイオリン弾き
4.2 文脈でうつろう価値ー文脈効果と美的価値
4.3 クチコミに流される価値ー同調バイアス
5 知識の監獄
5.1 囚われの知覚ーピカソが描いたストラヴィンスキー
5.2 「つけどころ」がちがうエキスパートの目
5.3 目をくらませないエキスパートの脳
5.4 イノセントアイは戻らない
6 変わらない価値はあるか?
6.1 氷河期美術(アイスエイジアート)
6.2 単純なものから考える
6.3 運動の美と第5次視覚野
6.4 赤ちゃんは美を感じるか?
6.5 プリミティブアートと「頭足人」
7 快感と美観
7.1 美は快なのか?
7.2 快感情を分類する
7.3 快感情の脳活動
7.4 ふたつの報酬系
7.5 ふたつの美
8 ネガティブと美
8.1 快くない美
8.2 崇高さと美しさ
8.3 崇高さと社会性
8.4 仮想の恐怖と距離
8.5 悲哀と美
8.6 悲哀美の脳科学
8.7 共感と距離と芸術
9 醜さの力
9.1 醜はなぜ「悪」か?
9.2 芸術での醜
9.3 醜の脳活動
9.4 「第四の壁」をこえる醜
10 創造性の源泉を脳にさがす
10.1 創造性と科学
10.2 創造性を生み出す脳機能ージャズミュージシャンの脳
10.3 芸術は「抑制」?
10.4 創造性を受けとることができる人
11 認知の枠組みと美
11.1 フランシス・ベーコンと顔,身体,物
11.2 顔・身体と物体の認知
11.3 上書きできないものとフレキシブルなもの
11.4 ふたつの認知的コンセプトとふたつの美
11.5 脳と美
12 美の認知神経科学
12.1 真,善,そして美
12.2 生物的欲求と人間的品性
引用文献
おわりに
神経美学の若きエース(コーディネーター 渡辺 茂)
索引
1986年、M・エリアーデの死によって、大著『世界宗教史』は未完の書として残された。その愛弟子であり学問的後継者であったヨアン・P・クリアーヌは、エリアーデから最終巻の編集を依頼され、師の精神と構想に基づいてまとめる作業を行ったが、中途、彼もまた不慮の死を遂げてしまう。最終刊のドイツ語原本の版元ヘルダー社は、エリアーデ、クリアーヌの意を受け、著名な宗教学者や民族学者の協力を得てそれを完成させた。これにより、既刊分では論じられなかった諸地域がカバーされることとなった。文庫版第8巻は、西・中央アフリカ、南米インディオ、北米オグララ・スー族、日本の神道、啓蒙主義以降のヨーロッパなど各地の宗教。全8巻完結。
初心者を対象に、キーボードによるコマンド選択を練習することで、「Jw_cadをリズミカルかつスピーディーに操作できる」ことを目指したテキストだ。例題〜解答〜ポイント・アドバイス〜演習・ヒント〜製図演習と続く流れのなかで、トレーニングを積んでいくと知らず知らずに上達できるような工夫を盛り込んでいる。
読書の本当の効用は、定年後にある!?時間はたっぷりあるのだからー。「知」の実践的読書生活のすすめ。
二宮和也・北川景子が出演した映画『ラーゲリより愛を込めて』(2022年12月9日公開)、究極の愛を描く感動巨編映画、その見どころを余すところなく伝えるノベライズ版。
原作は講談社ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞した『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん・著)。
シベリア強制収容所に、捕虜として抑留された山本幡男一等兵。妻やまだ幼い4人の子供とは離れ離れになったまま、消息もつかめない。
栄養失調や過酷な労働作業で命を落とす者、自ら命を断つ者が出るなか、常に帰国する日を待ち、人間としての尊厳、生きる希望を持ち続けた山本。彼の言葉や行動は、徐々に捕虜たちの気持ちを変えていくーー。
絶望の状況において、収容所のひとすじの希望の光でありつづけた山本幡男を二宮和也が、夫の帰国を心から信じ11年間待ちつづけた妻モジミを北川景子が演じ、大きな話題となった。ほか、捕虜仲間として松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕が出演。また山本の長男・顕一役を、ドラマ『収容所から来た遺書』(1993)で山本幡男を演じた寺尾聡が演じた。
メガホンをとったのは『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『64₋ロクヨンー 前編/後編』の瀬々敬久監督、脚本は『永遠の0』『糸』の林民夫。
涙なくしては読み進めることができない、驚きと感動で心が震わされる、究極の愛の実話。
二年前に叔父を亡くしてから何に対してもやる気が起きない中二のあさ。宿泊学習で同じ班になったクラスメイト、幼馴染でホルン大好きタニシュン、勉強ばかりしているクラスのはみ出し者の関、かつては親友だったのに溝ができてしまったかなみん。決して仲がいいとはいえなかった彼らとの出会いが、あさの運命の歯車を動かす。四人のチューニングが合った時、最高のハーモニーが生まれる!
「……おかしいだろ、勇者。何が、これからはずっと一緒だ、だ」
ゲーム【アポカリプス】の最推しヒロイン・セルヴィアを幸せにするために何度もプレイするも、勇者のハーレムエンドを構成する一員にしかならないことに憤る俺。そんな俺が転生したのは、その【アポカリプス】の世界、しかも勇者の当て馬とネタキャラにされる悪役貴族「カイン」だった。このままシナリオが進むと3年後に勇者に殺されるという事実に愕然とするのだが、目の前のセルヴィアを見て、決意する。
「俺がこの手で、セルヴィアを幸せにしてやればいいんだ!」
俺は前世のゲーマーとしての知識を駆使しながら自らを鍛えていく、セルヴィアとのハッピーエンドをつかみ取るために!
当て馬でしかない悪役貴族になって、解釈違いなシナリオをぶっ壊す! 最強「当て馬」転生ファンタジー!