ロビー、サロン、客室などの空間デザインから、ファブリック、家具、照明、バス・アメニティなどのインテリアまで、ホテル・デザインの全貌を特撮した、本格写真全集。
世界のVIPが集うアジア、ヨーロッパ、アメリカの名門ホテルのトップ・スイートから、W・チャーチル、J・ケネディなどが愛用した話題のスイートまで初公開。
この巻は、最近のリノベーションによって輝きを増したヨーロッパの超一流ホテルや、急成長目覚ましいアジアの名門・新ホテルなど、21世紀のホテルとよばれるにふさわしいホテル群の特集である。
本巻は、高級ホテルの先端をいくアメリカン・ホテルとユニークなデザイナーズ・ホテルとを特集して、「21世紀のホテル」にもっともふさわしい巻にまとめている。しかし注意深い読者は、21世紀のホテルが、実は19世紀末から20世紀の初めにかけて基礎づけられていたことに気づかれるのではないだろうか。これは、すでに第3巻で、近代ホテルの父とされるスタットラーによる「スタットラー・ホテル」、そしてヒルトンやシェラトンといったチェーン・ホテルが、20世紀の初頭から1920年代にかけて陸続とつくられていたことを述べた。
ミシュラン三つ星レストランから最先端をいくエスニック・レストランまで。21世紀のホテル・デザイン。
快適な“終の棲家”のためのデザイン集成。シニア施設の世界的権威が提唱する設計ポイントは101か条。欧米の優れた実例に即してまとめたデザインマニュアル。
過去から継承される豊富な緑、アートワークによって生み出される魅力的なパブリック空間、そして日本の伝統美を体現した建築群の総和によって醸成された「東京ミッドタウン」。その完成までのプロセスをつくり手たちの思いで綴り、完成後のにぎわいを豊富な写真で紹介する一冊。
オブジェクト指向方法論、実践の原理がここにある!前編『原則・コンセプト』の力強い概念と技法につづき現実プロジェクトの実践と成功に必要な方法論を解説。オブジェクト指向の真髄が分かる定番書、ソフトウェア開発技術者必須。1997年Jolt Award受賞。
動物病院のデザインを考える「animal hospital design」の第2弾。来院者や地域社会からの視線を意識した「Chapter1-ラウンジ化するクライアントゾーン」、理想の動物病院づくりに邁進する院長の姿を追った「Chapter2-院長インタビュー」、豊富な実例を紹介する「Chapter3-動物病院デザインの実際」、以上3つの視点から「いま」の動物病院の姿を紹介。
国内20、海外14のデザイン関連見本市、70を超える国際的なデザインコンペ・アワードを詳しく解説。
松村正恒という建築家がいたー戦後間もない愛媛県八幡浜市役所の一職員として、珠玉の学校建築や病院関連施設を設計した人物である。モダニズム建築の思想に拠りながらも教条的な姿勢はとらず、教育や生活のあるべき姿を空間化した。1960年には『文藝春秋』の特集「建築家ベストテン」で、前川國男、丹下健三、村野藤吾らとともに日本を代表する建築家にも選ばれている。松村が提起した多くの問題や枠組みは、これからの建築のあり方を構想するうえで、依然として有効な射程をもっているといえるだろう。本書は、松村とその建築に関する初の本格的論考である。
21世紀の始まりにあたり、本書は、いまの時代にあった暮らし方を検証し、ますます多様になった住まい方の新たな青写真を提供している。都心の小さなフラットで合理的に暮らす、家に仕事場を設ける、くつろぎのキッチン・リビング・スペースをつくりあげる、夢の住まいを建てるーそのいずれであっても、またどんなスタイルであっても、プランニングやインテリア・デコレーション、家具の配置の検討などにおいて、本書ほど最適な参考書はないだろう。
ページをめくるごとに、パリのエスプリを感じる、古代から現代にいたるパリの芸術文化がつまった1冊。ルテティア(パリの古名)の時代から現在のパリ都市圏まで、2000年に及ぶ建築の歴史を含む、フランス芸術とも言い換えられるその膨大な総量から、本書では、拡大した現在のパリ都市圏の中で制作された作品に対象を絞った。