日々、宝物の保存と修理に携わる宮内庁正倉院事務所の研究者をはじめ、東大寺・奈良国立博物館ゆかりの国内外の研究者が、正倉院宝物の様々な面を報告・討論する第3弾。今回は2011年〜2013年正倉院学術シンポジウム「正倉院宝物のはじまりと国家珍宝帳」「正倉院宝物の近代」「鑑真和上と正倉院宝物」の3テーマを収録。
歯周外科を成功させるための、フラップデザインの極意
メディアを考える際にモノを考えなければならないのはなぜか
ヒトとモノとのかかわりを通じてメディアと社会の関係を文化人類学的に考える
本書ではあらゆる存在が物質的なものを媒介して存在していると考え,その媒介,すなわちメディアに着目することで,身の回りのごく当たり前だと思っていた多様な出来事をこれまでとは違う方法で見つめなおしてみたい。(「はじめに」より)
執筆者紹介(編者は*)
藤野陽平*(ふじの ようへい)
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授
担当:はじめに・第1章
堀田あゆみ(ほった あゆみ)
大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合情報発信センター特任助教
担当:第2章
吉田ゆか子(よしだ ゆかこ)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授
担当:第3章
原 知章(はら ともあき)
早稲田大学人間科学学術院教授
担当:第4章
大道晴香(おおみち はるか)
國學院大學神道文化学部神道文化学科助教
担当:第5章
小林宏至(こばやし ひろし)
山口大学人文学部人文社会学科准教授
担当:第6章
市野澤潤平(いちのさわ じゅんぺい)
宮城学院女子大学現代ビジネス学部現代ビジネス学科教授
担当:第7章
田本はる菜(たもと はるな)
北海道大学アイヌ・先住民研究センター博士研究員
担当:第8章
塚原伸治(つかはら しんじ)
茨城大学人文社会科学部人間文化学科准教授
担当:第9章
奈良雅史*(なら まさし)
国立民族学博物館超域フィールド科学研究部准教授
担当:第10章
アルベルトゥス=トーマス・モリ
立命館大学大学院先端総合学術研究科初任研究員
担当:第11章
久保明教(くぼ あきのり)
一橋大学大学院社会学研究科准教授
担当:第12章
櫻田涼子(さくらだ りょうこ)
育英短期大学現代コミュニケーション学科准教授
担当:第13章
高山陽子(たかやま ようこ)
亜細亜大学国際関係学部多文化コミュニケーション学科教授
担当:第14章
飯田 卓(いいだ たく)
国立民族学博物館教授
担当:第15章
近藤祉秋*(こんどう しあき)
神戸大学大学院国際文化学研究科国際文化学部講師
担当:第16・17章
わが国の精神科領域における理学療法分野は,まだ学問的に十分に整備されているとはいえない.今後心理学・精神医学・社会学・倫理学・哲学などの総合的学際領域の研究開発が必要である.そうした状況下で,本書は本領域の先駆けとなる啓発書として発刊された.
1章 総論
2章 心理・精神領域の理学療法における基礎理論
3章 領域別の心理・精神的対応
4章 症例編
5章 課題と展望
食べものには、栄養をはじめとして、
それぞれに持つ力があります。
「私たちの体は、食べたものでしかできていない」
あるいは「医食同源」といった言葉は、
すでに耳に馴染んでいることでしょう。
食材は食べた人の体に何らかの影響を及ぼします。
血や肉となり、体内を巡らせ、温めたり冷やしたりする。
体調や季節に合わせて食べものを選ぶことで、
私たちは健康になったり、
体調を良好に整えたりすることができるのです。
本書では、身近な199の食材を季節ごとにとりあげ
それぞれ、漢方面(東洋医学的見地)と
栄養面(西洋医学的見地)から解説しています。
漢方では、その食材がどんな症状に働き、
五性、五味、帰経のどこに分類されるかを紹介。
栄養学的に見た、特徴的な栄養素、GI値、
買うときの選び方も併記しました。
薬膳の基本となる食べ合わせについては、
組み合わせるとよい食材だけでなく、調理例も紹介。
また、漢方薬にもなる食材には
「漢方トピックス」をつけて、効能を解説しました。
後半は生薬事典。
おもな生薬57種をとりあげ、処方される症状や、
どんな漢方薬に使われているかなどを解説。
身近な食材や植物の延長線上にある
薬効についても学べます。
はじめに
本書の使い方
Part1 薬膳と漢方のキホン
Part2 春の食材
Part3 梅雨の食材
Part4 夏の食材
Part5 秋の食材
Part6 冬の食材
Part7 通年の食材
Part8 よく使われる生薬
Q&A もっと知りたい 薬膳 Q&A1
Q&A もっと知りたい 薬膳 Q&A2
Recipe
かんたん薬膳にチャレンジ!1 薬膳茶
かんたん薬膳にチャレンジ!2 薬膳がゆ
かんたん薬膳にチャレンジ!3 薬膳酒
本書に登場する漢方用語解説
食材・生薬 五十音別さくいん
食材 症状別さくいん
食材 体質別さくいん
飛鳥・藤原京、平城京のルーツを探る!!(中国)漢魏洛陽城・銭国祥氏、(韓国)新羅王京・黄仁鎬氏をまじえ、古代都城文化の成立に迫る。
●旧シリーズ(臨床検査学講座)を全面改訂リニューアル.
●新しい知見や情報を取り入れ,必ず学ぶべき内容をおさえた新テキスト.
●臨床検査を学ぶために必要な「生理学」を解説.専門的になりすぎず,高校卒業後でもスムーズに学べるように整理した.
第1章 生理学序論
第2章 心・血管系
第3章 呼吸器系
第4章 消化器系
第5章 腎臓と体液
第6章 血液,造血器,凝固,免疫
第7章 神経系
第8章 感覚系
第9章 代謝・栄養系
第10章 内分泌系
第11章 生殖系
第12章 運動系
飛鳥・藤原宮跡、平城宮跡の発掘に端を発し、常に考古学調査の最先端を切り拓いてきた奈文研創設60周年を記念し、その成果と展望をまとめて紹介。
父性にめざめさせられたいたちの愉快な童話
いつもはらぺこのいたちのプンタが、ある日森で、とりの卵をひろいました。ひなにかえしてからたべようと、ついでにあちこちから卵をひろい集めてきたのですが……。
本書では、採血や臨床生理検査などの場面で、患者と接する際にごく自然に英会話ができるように、実際の場面を想定した会話を掲載した。英語で書かれたテキストがスラスラ読める実力を養うことにも主眼をおいている。さらに、検査に訪れる患者の愁訴や病名も理解できるように、医療を行う際に必要な英語をアラカルトとして掲載した。
第3版は,「評価法」の紹介・解説に焦点をあて,基本的かつ丁寧な記載により構成した。従来の評価項目に加え,新章「画像検査とその評価」を創設し,新カリキュラムにも対応している。オールカラーかつ図表を多用したみやすいレイアウトで,理学療法を学ぶ学生が理解しやすい誌面づくりを心がけた。各項目で代表的な評価法の動画を付録とした。
理学療法士養成課程における講義のうち、理学療法学の「概論」のテキストとして使用するのに最適の1冊。通年での講義を考慮に入れ、章の構成は全15章としている。また『標準理学療法学』のシリーズ他巻の参照ページを適宜示し、学習効果をより高める工夫をしている。初学者の学生が理学療法の全体像を様々な角度から理解できるよう工夫を凝らすとともに、最新の理学療法の動向にも随所で触れた、理学療法の「今」がわかる1冊。
生活の質を高める上で生活リスクを理解し低減することは不可欠である。このことは生活者自身はもちろん、地域、企業、行政といったリスク管理主体を含めた社会全体の課題といえる。本書は、リスクの様相の局面、リスクの認識の局面、そしてリスクへの対処の局面から、生活リスクマネジメントの理論と実践について解説する。リスクの増大化・複雑化する現代において、生活上のリスクを把握し管理することが社会的にも求められている。生活リスクマネジメントについて、知識の提供と実践能力の育成を行うことを目的とする。
1.リスク研究へのいざない 2.リスク概念 3.リスクの実際 4.リスク認知とバイアス 5.リスクの認知と受容 6.リスクのとらえかたの多様性:個体的要因と文化的・環境的要因 7.リスクマネジメントの基本 8.リスクコミュニケーションの基本 9.自然災害とリスク 10.犯罪とリスク 11.消費生活用製品とリスク 12.食品とリスク 13.信頼とリスク 14.生活者の主体性:リスクリテラシーとリスクガバナンス 15.安全と安心の実現にむけて
大菩薩峠や御坂山塊によって甲府盆地から隔絶され、甲斐国内にあって別国のようだといわれた「郡内」。
古くから絹織物の産地として知られ、江戸期には「郡内縞」、明治期以降は「甲斐絹」の名とともに郡内の呼称も広まっていった。
明治期には中央線が開通し、大正期には富士電気軌道によって電車が運転開始されるなど交通網の整備もしだいに進み、昭和戦後には「山梨県の夜明け」といわれた国道20号の笹子トンネルが開通。その後、中央道も開通すると郡内の物流や交通事情が一変する。
本書には、そんな郡内の昭和時代のようすを記録した貴重な写真を600点以上収録、それぞれの写真に丁寧な解説を付して、ページをめくるたびに六十余年の間に移り変わってきた地域の姿をたどることができる、地域の写真アルバムとなるよう努めた。
常に富士山を背景とした懐かしい暮らしの風景や街並み、祭りの賑わい、茅葺屋根の寒村から観光地へと変貌する富士北麓、首都圏との結びつきでベッドタウン化が進む東部地域のようすなど、章立てにも当地ならではの特色が反映されている。