「すべての人に生涯学習を」が重要であることはいまやだれもが認めるところである。しかし、それはまた同時に「生涯学習をすべての人に」とするのが実際には無理だといっているのである。ここ5年の間にOECDは教育に関して次の2つの課題に取り組んできた。まずは教育大臣が取り組むべき目標をより具体的に示すこと。そしてその目標がどのようにしたら各国でうまく達成されるのかを示すこと。本書では、これまで行ってきた作業の主要なところをまとめ、その上で将来取り組むべき課題が何かを明らかにした。OECD(経済協力開発機構)から発表される加盟各国の教育政策分析(Educational Policy Analyisis)2001年度版報告書の完訳である。
本書は、学位請求論文「ペスタロッチの教育思想における宗教的基礎-その形成と展開」(1999年11月学位取得、筑波大学)を、2002(平成14)年度日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の交付を受けて刊行するものである。刊行に際して表題を改め、本文についても若干の加筆修正をおこない、また、表現法や用語をわかりやすく変えるなどの手直しをした。
特集テーマに関して、編集委員会から「高等教育機関とボランティア学習」についての現状と問題提起をし、木谷宜弘会員のボランティア学習にかける情熱と実践の跡をインタビューという形で取材しながら、「高等教育機関におけるボランティア学習の意義と課題」という形でまとめた。
子どもがもつ疾患や障害をどう理解し、受け止めたらよいのか。教師や親が知っておくべき医学知識を、分かりやすく解説。
三十数年前に立ち上げた理論、アジア経営学の検証と進化そして再体系化!「他人や外国のものではない自分の学問は何だったのか」と著者は国際経営学の学説史を自己の中に問う。著者は、アメリカ研究でビジネスを知り、アジア研究で人間を知る。そこでの国際経営学の目覚めは、「文化と経営」であり、『アジア経営学』は、日本の論理を世界に普遍化する基礎理論であり、国際経営学と経営人類学の日本的原形であった。
人材の募集、採用から、適正配置や教育訓練、労働時間や賃金等の管理、そして退職に至るまでのさまざまな手続きのしかたと、実務に必要な知識をわかりやすくポイント解説。
宇宙の中の地球、その中の日本、都市、地域、人…そうした世界観に立って人生を大切にする人間社会をつくるため、環境問題をはじめ、戦争、政治、教育、未来都市に向かっての都市計画など、気宇壮大、縦横に説く。
全国266のビジネス・インキュベーション施設について、施設の概要、入居条件、面積・賃貸料や支援内容(インキュベーション・マネジャーの紹介、創業のための相談内容、実績)等が詳しく調べられる総覧。日本新事業支援機関協議会(JANBO)が行った実態調査による、日本のビジネスインキュベーション施設の最新情報が一覧できる。
看護・医療の現場が困難な状況を迎えている今、高度なスキルを持つエキスパートナースの存在が強く必要とされている。本書では、看護・医療の質保証に大きく貢献し、困難な現場を担い、かつそれを変えていく「エキスパートナース」のなり方、育て方を紹介する。
この一冊で保育士の全分野を徹底体験。
ここ数年の助産師業務に関わる諸科学の進歩・発展は目覚ましいものがあり、また教育全般についての基本的な考え方も変革しつつあるなどの状況から、改訂の時期が到来したとの見解に達し、第3版を発行することになった。本巻では、助産師が業務として行う教育・指導・相談活動について、その技術の習得を体系的に図れるように、基礎理論・基礎技術から各活動の実際までを取りまとめた。本大系は、助産師学生の教科書としての活用を第一の目的としている。学生の方々のみならず、教員の方々、実践の場にある助産師の方々をはじめ、母子保健に携わる保健師・看護師の方々にも広くご利用頂けることを願う。