日本でも近年人気が高まっている中国の民俗楽器、二胡の代表的演奏家ジャー・パンファンの、過去3枚のアルバムからの曲を中心にしたベスト盤。ピアノやストリングスとのアンサンブルから生まれる、ゆったりとした優しい調べが耳の奥に心地良く染み渡ってくる。
フジテレビ系人気アニメのオリジナル・サントラ。バラエティ番組からアニメまでの幅広い音楽を手がける増田俊郎によるスコアで、“蟲”と“ヒト”を描いた本編の独特の世界観を見事に表現している。
“激動の30代”を象徴し、吉田拓郎の代表作といえるアルバムで1978年11月発表。当時LPで2枚、さらにシングルで1枚という形でリリースされており、こちらのCDは2枚組にて。
『関口知宏が行くドイツ鉄道の旅』に続く、ヨーロッパ鉄道の旅・第2弾!今回は鉄道発祥の地・イギリスを行く。ロンドンを出発し、イングランドからウェールズ、スコットランドの各地域を巡りながら、ストーンサークルや古城などの歴史的遺跡、美しい自然が残る湖水地方、150年以上前のSLが走る保存鉄道などの見どころや、連立王国・イギリスの各地域に今も残る独特な文化を紹介。7日間をかけてブリテン島最北端の駅サーソーを目指す。その旅の模様は、NHKの番組「関口知宏が行くヨーロッパ鉄道の旅・イギリス自然と優しさに迎えられて」として放送された。本書は、旅人の関口知宏による書き下ろしの絵とオリジナル写真、見どころ情報満載で、重厚な歴史と自然の美しさを味わえるイギリス鉄道の旅の魅力を綴る。
1940年6月のある朝、H.A.レイとその妻マーガレットはドイツの軍隊が攻めてくる数時間前にパリを脱出した。それも自分で組み立てた自転車に乗って!わずかな荷物のなかにあったジョージの原画が絵本になるのは、翌年アメリカでのこと。ふたりの生い立ちや奇跡の逃避行を、日記や写真、イラストをまじえてたどる大型絵本。
父の終着駅は、娘の始発駅。紀行作家25年の歳月を遡る追慕の旅。
五大神祭の準備に賑わう「十字路の街」タイデル。そこに四人の少年少女がエルフの魔術師とともにやってきた。女戦士のキーナと親友の精霊使いブランシュ、兄貴分で盗賊のディケイと弟属性全開の神官戦士アイル。エルフの魔術師は、四人の先生でもあるナジカ。貧窮にあえぐ、みんなが育った孤児院を救うため、冒険者の道を歩み始めた五人だ。五大神祭の間はバイトにはげむ五人だが、トラブルは勝手にやってくる。祭りの喧騒に飲まれ、次々と姿を消す子供たち。迷子か、それとも?五人の善人たちのほんわかほよよん大冒険が始まる。
「青春18きっぷ」で出かけよう!北海道から九州まで、乗って楽しい140路線の見どころをルポ。
九州を走るJRの鉄道車両デザインを中心に、多種多様なイラストレーションを収録。
旅の想い出が、美しい切り紙となってよみがえる。鎌倉、サンフランシスコ、モンテゴ・ベイ、プラハ、ベルリン、ウィーン。世界の街を旅する切り紙アーティスト・矢口加奈子による『やさしい切り紙』待望の第2弾をお届けします。
ベトナムの女子高生の「わたし」は、講演をするために訪れた東ベルリンで知り合った青年に、西ドイツ・ボーフムに連れ去られる。サイゴンに戻ろうと乗り込んだ列車でパリに着いてしまい、スクリーンの中で出会った女優に、「あなた」と話しかけるようになるー。様々な境界の上を皮膚感覚で辿る長編小説。
ギター・デュオ、DEPAPEPEの4枚目のアルバム。スピード感あふれるアコースティック・ギターの乾いた音色の絡みが、好センスのアレンジで、軽やかに響きわたって心地よし。これからの季節、山や海はもちろん都会の熱帯夜の息苦しさも吹き飛ばしてくれそう。
人生は不意打ちだ。涙の再会、ほほえましいスレ違い、喜びの因縁…ひとがたびする意味と人情の機微をバイクで掬い上げる驚きの作家、代表作。