弘前大学名誉教授をつとめ2020年に急逝した著者の映画エッセイ。
『男はつらいよ』シリーズ、『キューポラのある町』、『道』、など220を越す映画に触れながら平和、日本のこれからを思索する。巻末には取りあげた映画情報一覧も収録。
1:彼こそが海賊
2:美女と野獣
3:ガブリエルのオーボエ
4:アメリのワルツ
5:炎のランナー
6:スマイル
7:虹の彼方に
8:タラのテーマ
9:時の過ぎゆくまま
10:ハリーライムのテーマ
11:黄色いリボン
12:遥かなる山の呼び声
13:ジャニーギター
14:アラウンドザワールド
15:愛のロマンス
16:ライムライト
17:エデンの東
18:ノクターン第2番変ホ長調
19:魅惑のワルツ
20:ブルーハワイ
21:ムーンライトセレナーデ
22:茶色の小びん
23:弦楽六重奏曲第1番第2楽章
24:太陽がいっぱい
25:男と女
26:ムーンリヴァー
27:踊り明かそう
28:シェルブールの雨傘
29:ドレミの歌
30:マイフェイバリットシングス
31:狼なんかこわくない
32:いつか王子さまが
33:ハイホー
34:星に願いを
35:ミッキーマウスマーチ
36:風のとおり道
37:海の見える街
38:トゥモロー
39:スカボローフェア
40:ピアノ協奏曲第21番第2楽章
41:いそしぎ
42:ロミオとジュリエット
43:白い恋人たち
44:美しき青きドナウ
45:雨にぬれても
46:ひまわり愛のテーマ
47:ある愛の詩
48:ゴッドファーザー愛のテーマ
49:カヴァレリアルスティカーナ間奏曲
50:追憶
51:エンターテイナー
52:カノン
53:ボレロ
54:戦場のメリークリスマス
55:アマポーラ
56:スタンドバイミー
57:コーリングユー
58:ニューシネマパラダイス
59:Oh Happy Day
60:舟歌<ホフマン物語>
61:月の光<ベルガマスク組曲>
62:Summer
63:神様のカルテ
64:男はつらいよ
65:ノクターン嬰ハ短調(遺作)
66:愛と青春の旅立ち
67:愛は吐息のように
68:オールウェイズラヴユー
69:SHE
70:愛の讃歌
道徳的な問題を私たちのエートスの次元から捉え直し、自ら考える姿勢を育むために。映画とともにめぐる倫理学的思考の旅へようこそ!
SF映画などのフィクションは、私たちにとって当たり前の現実が、ほかでもありえたことを教えてくれる。映画を思考の手がかりとしながら、気鋭の8人の論者が人間とは何かを問い、生と死、私と他者、心、愛、知、環境、科学技術といった問題を考える。倫理学的に考えるためのヒントが詰まった生命環境倫理学の新しいテキスト。
海で拾った宝の地図をもとに“王冠島”を目指すルフィ一行。ようやく島に到着……という時に突然海底火山が噴火、ショックでチョッパーが島へ飛ばされてしまった! 大ヒット・アニメの劇場公開作品。
1 格闘する
2 追跡する/逃走する
3 登場する/退場する
4 スリル/潜入/探査
5 ドラマティックな変化
6 新事実/新発見
7 ショック/ホラー
8 注目を集める
9 カーチェイス
10 会話する
11 口論する/対峙する
12 キスシーン/ベッドシーン
2015年、日本映画実写No.1大ヒット!!(5 月 17 日時点興行通信社調べ)
累計発行部数1500万部を突破した大人気コミック「暗殺教室」(原作:松井優征/集英社「週刊少年ジャンプ」連載)が実写映画化!!
続編映画「暗殺教室〜卒業編〜」2016年公開決定!!
●続編映画「暗殺教室〜卒業編〜」2016年公開決定!!
3 月 21 日公開した映画「暗殺教室」は、興行収入 27.4 億円(5 月 31 日現在)を突破し、今年公開の日本実写映画では興収、観客動員数とも NO.1の大ヒット!!作品 となっている。
また、韓国、台湾、香港、シンガポールなど海外での公開も決定している。そんな中、続編映画「暗殺教室〜卒業編〜」が2016年公開決定!!! Blu-ray、DVD を観て、続編をさらに楽しもう!!
●大人気コミックス「暗殺教室」! まさかの実写映画化!
「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて2012年の連載開始直後から話題となり、第1巻発売から累計発行部数1500万部(既刊14巻)
を記録したコミックス「暗殺教室」。地球崩壊を宣言した“謎の生物の暗殺”という行為を通じて、落ちこぼれ生徒たちが成長していく物語、“暗殺×教育”という相容れない要素を掛け合わせた斬新な設定、そして、ユニーク過ぎる(!?)キャラクターたちがあらゆる世代に支持され、今や誌面を代表する超人気漫画です!
●メガホンをとるのは、「海猿」、「MOZU」各シリーズなどを手掛けた羽住英一郎監督!!
数々のTVドラマの演出を手掛け、2004年「海猿」で映画監督デビュー。その後「LIMIT OF LOVE 海猿」(06年)、「THE LAST MESSAGE海猿」(10 年)、「BRAVE HEARTS 海猿」(12 年)の海猿シリーズをはじめ、「逆境ナイン」(05年)、「銀色のシーズン」(08年)、「おっぱいバレー」(09年)、「ワイルド7」(11年)などヒット作を次々手掛けた羽住英一郎監督。日本映画界最高峰のCG技術を駆使し、マッハ20で飛び回る“殺せんせー”をダイナミックに描いていく。
●本作が記念すべき映画初主演となる山田涼介をはじめ、バラエティに富んだ豪華俳優陣が集結!!
3年E組の生徒役には、本作が映画初主演となる山田涼介をはじめ、菅田将暉、山本舞香、竹富聖花、優希美青、上原美矩ら人気急上昇中のフレッシュな顔ぶれが勢ぞろい。さらに殺せんせーを狙う一風変わった刺客たちに、加藤清史郎、橋本環奈。
そして、3年E組の教師役に知英(ジヨン)、高嶋政伸、椎名桔平とバラエティに富んだ豪華俳優陣が集結!!
<収録内容>
[Disc]:Blu-ray1枚
・画面サイズ:1080P High Definition(シネスコ)
・音声:DTS-HD Master Audio5.1ch /DTS-HD Master Audio2.0ch
・字幕:日本語字幕
※仕様は変更となる場合がございます。
▽特典映像
●予告編集
・特報
・予告
・TV スポット
・続編映画「暗殺教室〜卒業編〜」特報
※収録内容は変更となる場合がございます
小津映画の起源とは何か?
本書は小津安二郎のサイレント作品を、ハリウッド映画の影響およびサイレント映画美学という観点から検証する。小津は、『晩春』や『東京物語』に代表される戦後作品を中心に、家族の悲哀を繰り返し描いた日本映画の巨匠として名高い。しかし、戦間期にはハリウッド映画の強い影響のもと、『東京の合唱』、『生れてはみたけれど』、『東京の女』、『非常線の女』、『出来ごころ』など、サイレント映画の傑作を多数生みだしている。これらの初期作品における小津の実践とはいかなるものだったのか。
小津はエルンスト・ルビッチやジョセフ・フォン・スタンバーグといった映画監督の作品を編集や演出の水準で模倣しながら、〈明るさ〉を表現するハリウッド映画の〈動き〉を再現しようとした。ハリウッド映画の美学に忠実であることで、自身の映画スタイルを練り上げたのである。
本書では、小津が模倣したハリウッド映画作品との比較、さらには同時代のヨーロッパ前衛映画論(ジャン・エプスタイン、ジークフリート・クラカウアー、ジガ・ヴェルトフなど)への参照をとおして、初期小津の映画的達成を明らかにする。
2023年夏の劇場版が早くもリリース!
ギーツVS黒いギーツ!?未来人の侵略を食い止めろ!
原作に寄り添い、あるいは原作から離れて、多様に増殖し、メディアを横断して形式の変化をもたらし、オリジナル/コピーの二項対立を超えるー批評の未来への応答。解体しつつある文学研究に代わる新たな試み。
日本映画の陰の立役者たち
「商品としての映画」に対価を支払ってもらうためには、撮影現場を離れた後も多種多様な戦略を講じる必要がある。
──光学特撮や現像のスペシャリスト、コピーライター、営業・宣伝担当者、劇場支配人など、作品の仕上げから観客に供されるまでの仕事に携わってきた15名の映画人へのインタビューで語られる様々なエピソードを通して、日本映画史を捉え直す!
はじめに= 谷川建司
【第I部 作品を仕上げる仕事】
『ウルトラマン』から『乱』まで、光学合成のスペシャリスト(中野 稔/光学合成)
東映京撮から東映動画の編集者へ(千蔵 豊/編集)
東映動画の海外制作システム構築へ(蕪木登喜司/演出家・制作)
映画からテレビまで、現像を支えた東洋現像所(奥村 朗・須佐美 成/現像技師)
【第II部 作品を送り届ける仕事】
作品の魅力を伝える言葉の力(関根忠郎/コピーライター)
横田永之助の息子として、大映の営業マンとして(横田良之助/映画配給営業)
スター像をファンに届けた雑誌『近代映画』(小杉修造/映画雑誌編集者)
黄金期の映画界と芸能雑誌の時代(高木 清/元『平凡』編集長)
【 第III部 企業の生き残りをかけて】
永田大映から徳間大映へ繋いだ労組委員長(山本 洋/プロデューサー)
大映の凋落と永田雅一(安倍道典/大映テレビ社長)
【第IV部 配給・興行の仕事】
満洲映画協会から洋画配給へ(緒方用光/映画配給)
独立プロから名宣伝部長、そしてプロデューサーへ(原 正人/宣伝・プロデューサー)
地方都市石巻で洋画上映館経営者として活躍(稲井峯弥/映画館支配人 )
特撮ファン文化を醸成した劇場、伊丹グリーン・ローズ( 山富真治/劇場支配人)
映像作品名索引
市川雷蔵の「眠狂四郎」、勝新太郎の「座頭市」、若山富三郎の「子連れ狼」を演出した大映時代劇の名匠・三隅研次。スタジオシステムに鍛えられた確かな演出力を持つ職人でありつつ、進取の気性に富んだ映画作家。その全体像を初めて明らかにする、画期的書き下ろし長編評論!詳細なフィルモグラフィー付。三隅が単なる職人にとどまらないこと、つまり確かに「映画作家」でもあることを本書は明らかにしようとするものだ。しかも、三隅が映画作家であることは、作品内で語られる「思想」以上に、その「表現」に表れている。三隅が細心の注意を払った編集、そして構図、人物造形やその配置といった表現は、職人的な技量の卓越を示すばかりではない。そこには、映画という表現の条件そのものへの問いがある。映画だからこそできるその可能性、映画だからこそできないその制限。三隅はフィルムで撮られる映画というものの持つ条件に意識的であり、その条件の限界を際立たせることで、あるいはその限界をこそ可能性として生かすことで、映画そのものについて思考したのであり、その意味で作家と呼んでしかるべき存在だと本書は考える。(「まえがき」より)
映画を作る人間も、最初は観客だった。本書では60年〜70年代、激動の時代の邦画体験を中心に、作品と映画人の魅力について紐解いていく。憧れの人・大楠道代との対談や、女優・樹木希林編を新規収録!
私は逃亡者/復讐鬼/ギャングを狙う男/彼らは忘れない/14時間の恐怖/限りある命/二時の勇気/操られた目撃者/殺しのミッション/女の秘密
団地から見渡す戦後映画史&住宅史。戦後の住宅難を受けて建設された“団地”は、日本人の新しい生活様式を象徴する憧れの的であったが、高度経済成長が下火となる1970年代にはその新奇性は早くも揺らぎ、80年代以降は社会発展の残滓・病理とみなされ、今やノスタルジアの象徴でもある。歴史の中で「新時代」「密室」「郊外」「不気味」「懐古」など千変万化のイメージをまとってきた団地は、映画においては覗きの標的、昼下りの情事の寝床、活動家の潜伏地、男の子たちの戦場、幽霊の住処…など、相貌を変えながらもやはり時代の息吹を指し示す存在としてあったーつねに同時代を代弁/批評してきた“団地映画”を解読し、「住むこと」の変遷を描き出す、はじめての本格的団地映画論!
のどかなショーンたちのぼくじょうにUFOにのって、うちゅうじんのおんなのこルーラがやってきました。まちはおおさわぎ!ショーンたちは、ルーラをぶじにほしにかえすことができるでしょうか!?映画原作絵本。
映画を愉しみながら英語を覚えたい人のためのDVDブックに、名作『シンデレラ』が登場。そしてこの本では、「付録DVD」以外にも「QRコード」でアクセスする視聴方法が選択でき、スマホで気軽にダウンロードして勉強することが可能だ。家でも外出先でも、とことん英語にチャレンジしよう。
2017年4月7日公開、映画「夜は短し歩けよ乙女」の公式日めくり! !
映画の名シーンに森見登美彦作品ならではの言葉を添えました。
名シーンを振り返りながら、かわいい【乙女】に癒され、【先輩】たちの言葉にぐっとくる日めくりです!
他にも人気キャラクターが多数登場し毎日楽しめます!
また、数字のみが入った日めくりなので長く使用することができます。
表紙は映画用に書き下ろされた、人気イラストレーター中村佑介さんのイラストを使用!
これは歩くように、1日1ページずつめくる絵本。
だからいつも思います。
「夜は短し歩けよ乙女」と。---イラストレーター・中村佑介