本書は、数式の基礎から関数を使った応用までを、月曜日から日曜日までの7日間でマスターする解説書。「関数を使ってみたいけれど、まだ使ったことがない」「いまいち操作がわからない」というユーザーのために、関数の基礎から応用までを丁寧に解説。操作はExcel2003を基本に紹介しているが、Excel97以降のすべてのバージョンに対応できる内容となっている。
Excelには、実に300種類以上の関数が用意されているが、本書では、その中でも、特に使用頻度の高い関数をピックアップし、各ページでは、関数の書式から使用例、押さえておきたい注意事項までをコンパクトに説明している。また、掲載している使用例も、なるべく実践的で、その関数を利用する場面がわかるようなものになるよう心がけた。
西の空を夕焼けが赤く染める夕方五時。柔らかな風に乗って誰かの呼ぶ声が聞こえてくる夕方五時。良い子はみんなお家へ帰った夕方五時ー。夕方五時を過ぎてから、少女が始める不思議な遊び。くわえタバコの青年は温かな言葉とまなざしでそれを見守り続ける。ふたりぼっちの“ひとり遊び”は、寂しさの中にほんのり優しさを織り交ぜて今日も続きます…。浮遊する言葉をつなぎ合わせ、疑問を投げかけ答えを集め、希望を見つけ出す新感覚の一冊は、きっとあなたの心の奥深くに響くでしょう。
あなたに会えるならたった一瞬でいいーせつない恋を綴った言葉の数々。
星降る夜には必ずあなたを思い出す。あなたを清らかな流れのような気持ちにしてくれる心の詩集。
雑誌記者のリーは、ある重要人物ーシュワンシュタイン公国のマックス皇太子を懸命に追い求めていた。アメリカ滞在中の彼に、ぜひともインタビューしたい。そんな折、リーは嵐のハイウェイで事故にあいかけた。衝突しそうになった車から出てきた男性は、なんとマックス皇太子だった!リーは、自分の幸運が信じられなかった。それがきっかけで、驚くような取り引きを申し込まれたのだ。アメリカに滞在しているあいだ、お后候補の座を狙って押しかけてくる女性たちを遠ざけておくために、フィアンセのふりをしてほしいという。もちろん、リーはその話に飛びついたー皇太子との独占インタビューの約束と引き替えに。だが、まさか心を奪われてしまうとは、思ってもいなかった。
岳人、沙織夫婦と6歳の愛娘美紀。岳人が夜の街にのめりこんだことから、沙織と美紀は家を出る。成長し、中学生になった美紀は、沙織に父の家へ行く提案をする。そして沙織は…。夫婦の危機と再生。夜の世界に溺れていく夫。夫の心が見えない妻。夫婦が陥るパラレルな関係と家族の行方。
盛夏七月、土曜日。新幹線で一人京都へ。カフェと、うさぎと、はんなりと…。誰にもナイショの一人旅がワクワク度をアップさせる。今回はどんな「カワイイ」が見つかるのかな。
32歳の厄年でしょうか…再出発した私に降って湧いた子宮筋腫。カサカサした不安と迷いに襲われながらも「トラブルは自分を大きくするチャンス」と発破をかけてのりきった私の300日。「人生つまづいたっていい、そんなに悪くないもんだね」と女のホンネで軽妙に語る。
トオルは、タイの首都バンコクへ「未来」を求めてやって来た。まともに、素朴に生きることが不恰好であるかのような現代の中で、自身の手ぬるさに苦悩しながらも、誠実に前向きに生きようとする。彼が本当にみつけたかったもの、手にしたものとは何なのか…。