1.「光あれ」--映画の誕生 2.物語の技法ーー文学から映画へ、映画から文学へ 3.西部劇と国民神話の創生 4.普遍的言語の夢ーーサイレントからトーキーへ 5.民衆の敵、最高の検閲官ーー古典ギャング映画の生と死 6.マシーン・エイジ・ダンシングーーバズビー・バークリーのミュージカル映画 7.リックのカフェにてーー亡命者たちのハリウッド 8.「映画は戦場だ」--世界大戦の時代のスクリーン 9.映画と日本文化ーー芸道物の誕生 10.日本映画の撮影所時代の女性映画人たち 11.『市民ケーン』を読む(1)-- “by Orson Welles” 12.『市民ケーン』を読む(2)--ストーリーとディスコース 13.『市民ケーン』を読む(3)--バラの蕾 14.「新しい波」--ネオレアリズモからテレビまで 15.映画芸術とは何か
映画の誕生から現在までの歩みを辿り、芸術としての成り立ちを学ぶとともに、社会において映画芸術が果たしてきた役割を考察する。日本や海外の作品の歴史、文化全般に興味を持つ読者に映像リテラシーを高める機会を提供する一冊。
誕生以来、芸術でありうるのか否かを求められ続けた新しい表現形態をもつ映画だが、文学にどのような刺激を与えたのかを考察し、芸術史の大きな流れの中で「映画芸術」がもちうる意義を明らかにする。
1.「光あれ」--映画の誕生 2.物語の技法ーー文学から映画へ、映画から文学へ 3.西部劇と国民神話の創生 4.普遍的言語の夢ーーサイレントからトーキーへ 5.民衆の敵、最高の検閲官ーー古典ギャング映画の生と死 6.マシーン・エイジ・ダンシングーーバズビー・バークリーのミュージカル映画 7.リックのカフェにてーー亡命者たちのハリウッド 8.「映画は戦場だ」--世界大戦の時代のスクリーン 9.映画と日本文化ーー芸道物の誕生 10.日本映画の撮影所時代の女性映画人たち 11.『市民ケーン』を読む(1)-- "by Orson Welles" 12.『市民ケーン』を読む(2)--ストーリーとディスコース 13.『市民ケーン』を読む(3)--バラの蕾 14.「新しい波」--ネオレアリズモからテレビまで 15.映画芸術とは何か
ウィーンの音楽家グスタフ・マーラーの妻アルマ、オーストリア=ハンガリー帝国の伯爵クーデンホーフと国際結婚した青山みつ(ミツコ)、さらにウィーンを放浪していた若きヒトラーの青春は、極めて対照的であった。ウィーン・モダニズム成立の起爆剤となったアルマ、「婦徳の鑑」ともいえる古い日本的な生き方をしたミツコ、モダニズム芸術への怨念を抱いていたヒトラーという三者が展開した人間模様を活写する。
ロシア・ウラル地方の鉱山で発見されて皇帝の名を与えられた宝石「アレクサンドライト」、妖しい光を放つチェコの紅柘榴石。神秘的な石に魅せられた人間が誘い込まれる物語とは…。冷酷な地主にさからえないおかかえ劇団の女優と腕のいい美容師「髪結いの芸術家」が命がけの駆け落ちをはかったその先に待ち受けていた運命とは…。物語作家として名高いレスコフの持ち味が存分に発揮された新訳作品集。
何がかれらを芸術の道へと導くのか
日本の美術教育は、芸術家としての生き方・あり方にどのような影響を与えているのか。美大生の子ども時代から大学卒業までの人生を手がかりに、「芸術家になる」過程を社会学的な視点から描き出す。
序 章 美大生の社会学に向けて
1.問題の所在ーー芸術家養成と専門教育
2.先行研究の検討ーー高等教育と芸術・文化生産の研究を架橋する
3.研究課題の設定ーー本書の3つの問い
4.分析の視座ーーディスポジション/ハビトゥス
5.研究対象と方法
6.本書の構成
第1章 美術系大学の学生の子ども時代
は じ め に
1.出身家庭の文化的・経済的状況
2.美術に親和的なディスポジションの形成背景
お わ り に
第2章 美術系高校・大学への進路選択
は じ め に
1.美術系高校への進路選択
2.非美術系高校から美術系大学への進路選択
お わ り に
第3章 美術系予備校・画塾を通じた文化獲得
は じ め に
1.美術系大学進学者の予備校・画塾経験
2.予備校・画塾の有用性と機能
お わ り に
第4章 美術系予備校・画塾が学生の大学生活に与える影響
は じ め に
1.通学者による予備校・画塾経験への評価
2.予備校・画塾の経験度合いによる大学生活の違い
お わ り に
第5章 大学生活を通じた表現行為の追求と「大学」の意味
は じ め に
1.大学生活を通じた表現行為の追求
2.「大学」への意味づけ
お わ り に
第6章 美術系大学の学生の大学生活満足度
は じ め に
1. 先行研究の検討と仮説の設定
2.大学生活満足度を多角的に捉える
お わ り に
第7章 美術系大学からの卒業後進路選択
は じ め に
1.作家志望者の学卒後メインルート
2.作家志望と就職の結びつきにくさの背景
3.作家志望者の卒業後進路選択をめぐる不安と葛藤
お わ り に
終 章 美大生の社会学から日本の芸術家養成を考える
1.本書で明らかになったこと
2.見出された重要な3つの論点
3.これからの研究のための課題
芸術家の晩年に訪れるのは円熟か、逸脱かー。ピカソ、マティス、フォーレ、大江健三郎など、東西の絵画・音楽・文学を横断し、老いと死の切迫のなかで表現者たちが拓いた新たな境地を探る。
太平洋戦争の開戦によって強制収容所へ送られた12万人あまりの日系アメリカ人。過酷な境遇に置かれた彼らは、日本の心と人としての尊厳を失うことはなかったー。スミソニアン・アメリカ美術館をはじめ、全米で25万人あまりが訪れ、感動した「我慢の芸術」作品集。
学習雑誌「ちゃぐりん」(家の光協会)に2005年から15年間にわたって170話超の連載が続く伝記まんが「いのちの歴史」を、テーマ別の1巻10話、10巻シリーズで書籍化したシリーズ。各まんがは監修者がついた、しっかりした内容。2020年春に第1期として全5巻刊行済み、2021年春に第2期として全5巻刊行予定。巻頭には人物の写真などの口絵や年表を掲載、各まんがの後ろの学習ページ「もっと知ろう」では、人物の時代背景や関連あることがらなどを解説。この第10巻『文化や芸術をつくった人たち』には、レオナルド・ダ・ビンチ、葛飾北斎、ベートーベン、ガウディ、ゴッホ、ココ・シャネル、チャップリン、円谷英二、マリア・カラス、手塚治虫の10人を掲載。
芸術療法は、施行するほうも、施行されるほうも、誰にでも容易にできるように見えるので、それだけによりきめ細かな注意と配慮、その基礎にある理論や心理的問題への知識が不可欠である。本書は、日本芸術療法学会によるスタンダードなテキストである。第2巻では具体的な“作法”を論じた。
ヨハネス・フェルメールの作品は、あまり残っていませんが、彼は世界でもっとも有名な画家の1人です! 《真珠の耳飾りの少女》や《牛乳を注ぐ女》という、絵の歴史のなかでもっとも知られたを作品を描いた画家の世界へようこそ。
《牛乳を注ぐ女》《天文学者》など作品説明も充実しています。小学生低学年から。
現代美学の源流
何が芸術作品を定義し、何が作品にたいするわれわれの反応を決定するのか?
最も影響力のある20世紀美学の古典的名著
再現や表現、意図の意味など、美学の基本問題について現在の定説を基礎づけた1968年刊行のロングセラー。
芸術作品を哲学的に考察し、文化や社会においてそれらがどのような役割を果たしているか明らかにする。本書の深い洞察は、美学概論として今もなお多大な影響を与えつづけている。
この版への序文
第二版序文
梗概
芸術とその対象
補足論文
I 芸術の制度理論
II 芸術作品の同一性の基準は美的に関与的か
III 物的対象仮説についての覚書
IV 回復としての批評
V 〈として見ること〉、〈の内に見ること〉、および絵画的表現
VI 芸術と評価
訳注
訳者解説
参照文献
索引
日本の現代美術を怜悧な美学者が「表層」という視点から抉る。現代美術の新しい視点!
【詩人】
筆名 九畝克(くぼかつ)、本名久保克彦(くぼかつひこ)、1918年、山口県徳山市生まれ。1942年9月、東京美術学校工芸科図案部(現東京藝術大学美術学部)を首席卒業。卒業後、直ちに松江の連隊に入り、1944年4月、中国戦線へ出征、同年7月に湖北省当陽県に於いて戦死。卒業制作「図案対象」は優秀作品として学校買い上げとなり、戦禍を免れ、現在東京藝術大学美術館に保管されている。2018年8月26日NHKの日曜美術館で「遺された青春の大作〜戦没画学生久保克彦の挑戦」として放映された。
【本詩集について】
《図案対象》(東京藝術大学資料館所蔵)、昭和17年度卒業制作買上作品を残し、戦場に散った異才の画学生久保克彦(筆名 九畝克)。
戦後、グラフィックデザインの先駆者とも賞賛された彼は、その鋭き感受性を詩篇にも吹き込んでいた。ずば抜けて斬新で鋭い感性と、豊かなイマージュとその飛躍の素晴らしさは、現代の鑑賞にも十分耐えうる詩集となっている。巻頭の口絵には、代表作《図案対象》を含む貴重な作品を掲載。
「叔父は画家の一方で、こよなく詩を愛し、沢山の詩を創っておりました。出征前、もし自分が帰ってこなかったときは、ぜひ詩集を出版してほしいと言い残して征きました。ところが詩の原稿はすべて故郷徳山の空襲で焼失してしまい。叔父の夢を叶えることができませんでした。最近になって、古い荷物の中から変色したわら半紙に鉛筆でかかれた手紙の下書きや幾編かの詩の断片を見出し、なんとか纏めてみました」
批評、書簡、作品論を併録
・九畝克と「シュルレアリスム」 黒田和子
・「輓馬の歌」で見る客観的偶然 黒田和子
・昭和十七年、叔父が遺した卒業制作 黒田和子
・「図案対象」-生成と破滅のあいだのビジョン 赤松祐樹
調べたいテーマについての統計図表が、どの資料の、どこに、どんなタイトルで掲載されているかをキーワードから調べられる索引。1997年〜2023年に国内で刊行された白書・年鑑858種から、芸術・文化・エンターテインメントにする表やグラフなどの形式の統計図表8,195点を収録。
「所有」「先入見」「国家」「方位」「歴史」といった、近代美学を「外部」から支える五つの概念を吟味し、美学理論の境界や条件そのものを精緻に問い直す。そして美学を起動するメカニズムに着目の上、その歴史を描出し、制度としての美学を内から外へと開き、その変容を目論む美学芸術学必読書、新装版。
プロローグ 中心の喪失:「新しい神話」あるいは「ゴシック幻想」
第一章 所有:近代的「所有権」思想と「芸術」概念
1 伝統的詩学からの訣別
2 精神の個体性のアポリア
第二章 先入見:習慣の詩学あるいは趣味の政治学
1 自然主義的趣味論とそのアポリア
2 先入見の復権とその行方
第三章 国家:美学と政治学をめぐる近代性の行方
1 近代国家論とそのアポリア
2 「永久平和」の理念と反省的判断力
3 「美的国家」あるいは社会の美的統合
インテルメッツォ 中心の遍在:ノヴァーリスあるいは政治的汎神論の美学
第四章 方位:表象としての「東西」「南北」から見た近代的芸術精神の成立
1 北方的近代への批判:コンディヤックからルソーへ
2 北方的芸術の発見:ハードとヘルダー
3 憂鬱なる北方とロマン主義の精神、あるいは方位の表象の解体
第五章 歴史:普遍と特殊の交叉
1 歴史的思考の成立
2 歴史的思考の行方
エピローグ 中心の批判:ヴォリンガーによる「ヨーロッパ中心主義的」芸術史の批判とその行方
イタリア・ルネサンスの美術を知るうえで最も重要、かつ読み物としての面白さを兼ね備えたヴァザーリの『芸術家列伝』は、ダンテの『神曲』とならぶ古典として知られている。その中より前期ルネサンスを代表する九名の画家の伝記を収録。