ソニーのリラクシング系コンピレーションの第3集。癒し、なごみというテーマの下に、2002年ワールドカップのアンセムから、ゴンチチ、小松亮太、ヨーヨー・マ、「スターウォーズ」、ショーロ・クラブまでがジャンルを横断して並ぶのは、かなり壮観です。
これまでに5枚のシングルをリリースし、FMラジオなどで人気を呼んでいる江川裕史のファースト・アルバム。最新シングル「LOVE」をはじめ、彼自身が作曲したポップ・ナンバーを収録。
イケメン金髪の話題のヴァイオリニスト、NAOTOが弦楽オーケストラと共演したライヴ。自作曲などからチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」やヴィヴァルディの「調和の霊感」までを同列にした多彩な響きにより、聴きどころを押さえた艶っぽい節回しが、わかりやすさとなっている。
最新ベスト・シリーズの太田裕美編。デビュー曲「雨だれ」から最新曲「パパとあなたの影ぼうし」までのコンプリート・シングル・ベスト。コスペラーズとのデュエット「恋人たちの祈り」も収録。
ノイズ・ギターに情感あるメロディを乗せ、往年のジーザス&メリーチェインからダイナソーJr.みたいな、アナクロ的な部分も一部窺えるが、日本語の歌詞を大切にし、ヴォーカルを前面に配置することで、純粋さと弛緩が同居したような独特の空気を生む。
ヨーヨー・マの弾く研ぎ澄まされたピアソラの曲、自由な発想で活動を続ける葉加瀬太郎のヴァイオリンなど、ジャンルを越えて、クオリティが高くかつ癒される音を集めたコンピ。映画やCMに使われた曲も多数収録。
95年4月リリース。彼ら初のフル・アルバム。各媒体で95年の年間ベスト・アルバム・チャート入りを果たした名盤。淡々と迫るラップとシンギングの融合が新鮮。
統合化・一体化を強めるアメリカと日本。90年代の世界経済は、だれが支配するか。
悲劇の小国アルバニアの青年作家はなにを見たか。パステルナークのノーベル賞受賞をめぐってクレムリンの神々がまきおこすイデオロギーの嵐。民族の桎梏に破れさる恋。スラブ神話や民間伝承をモチーフに描く自伝的小説。
十七世紀ヨーロッパの覇権をかけて壮絶な死闘を繰り広げたスペインとフランス-両国の宰相の思想と行動に焦点をあてつつ三十年戦争への介入を通して「国民国家」が形成される過程を雄勁に描く。
98年に発売された『Love Winters』の第2弾はバラード・ベスト。2001年の冬をロマンティックに演出してくれる1枚だ。「ロマンスの神様」のア・カペラ・ヴァージョンほか収録。
胡弓は、名手の手にかかると人の声とまごうばかりの音を出す。彼女の音は、ビブラートのかかり具合い、鳴りのタイミングなど、ほとんど歌そのものの表現で、弦楽器としての理想の世界に到達している。さだまさしの名曲(3)の旋律美があらためて印象に残った。
NHKの人気トーク番組『トップランナー』で取り上げられたミュージシャンたちの楽曲をまとめたコンピレーション・アルバム。クラシックからジャズ、J-POPまで、多彩な顔ぶれが揃った。
3ピース・バンドとして爆走してきた3B LAB.☆だが、このサード・アルバムでは、キーボード・サウンドを導入。それによって、彼らのポップさが際立った。初回限定盤はCDエクストラ仕様で、シングル曲(9)のビデオ・クリップが収録されている。