なぜ、優秀な若者が大工を目指すのか?
東京大学・京都大学・大学院卒の高学歴者が大工を目指して入社を希望する建設会社がある。
静岡県沼津市に本社を構える平成建設だ。創業以来、業界で不可能といわれた建設業の内製化、大工の養成を続けて増収増益で成長している。
大工を育てているだけでなく、部員が部長を選挙で決める「チーフリーダー制度」、人事評価を他部署や部下を含めた複数で査定する「360度評価制度」、社長を全社員が査定する制度まである。
日本で一番注目されている建設会社・平成建設の経営を紹介するとともに、なぜ大工になりたがる若者が多いのか、その理由を解き明かす。
経営者、リーダーだけでなく、これからどう働き生きるべきなのかを真剣に考えている若い人にぜひ読んでほしい一冊。
本当にやりたいことは、学べば見えてくる!
これからの人生に夢と希望がふくらむ、新たな「学びのススメ」。
「やりたいことが見つからない」「自分は本当は何がしたいのだろうか」……
長年会社からの要求にこたえるべく真面目に働いてきたミドルほど、こうした悩みを抱えている。
一方で、「新時代に対応するには学び直しが不可欠」と盛んに言われているが、
「この歳になってまた勉強か……」と思っているミドルも多いはず。
ただ、「学び」は本来楽しいもの。うっすらと関心を持った分野について学んでみることで、
「本当に自分に向いているか」「働きがいを感じられるか」などをシミュレーションすることもできる。
また、学びの過程で仲間が自然と増えていき、そのつながりが第二のキャリアに発展していくことも少なくない。
本書では、著者自身の経験と豊富な事例をもとに、第二の職業人生で本当にやりたい仕事を、「学び」を通じて見つける方法を指南する。
やりたい仕事が見えてくる「50歳からの学び戦略MAP」や
自分探しの迷路から抜け出せる「自己分析ワークシート」も必見!
「小話」から見た中国の素顔を紹介。
管理社会における中国人特有のユーモアのセンスと巧みな表現で、社会や政府を皮肉った150のジョーク集。
鋭くも、抱腹絶倒の風刺が満載です。
社会には笑いやユーモアが必要。自由にモノが言えない中国で庶民が知恵を働かせて発信しているユーモアにこそ真実が隠れている?
文化功労者・笹川陽平(82歳)の若さ溢れるユーモアに富んだ『紳士の「品格」』シリーズ、「わが懺悔録」「雑学のすすめ」に続く第3弾です。
「顧客の声に耳を傾け、それに対応する問題解決的思考だけでは、『イノベーションのジレンマ』にはまってしまいます。
企業は、それと並行して、いや、むしろ先行して、『強い想い』のもと、戦略的に考え、目標への道筋を描き、顧客を次の世界へと牽引していく覚悟を持って事業に取り組む必要があります。
私たちに、なぜ、戦略的思考が求められているのか。それは、常に時代が変化していく中で、今あるものだけを対象に考えていても進化は生まれないからです。また、ルールが変わると、これまでの経営が立ち行かなくなるリスクも存在します」(本書より)
戦略的思考は、激変する今の時代に必要不可欠。
問題解決的思考だけでは、これから生き残ることは難しくなっていく。
目標の設定の仕方から、それを実現するまでのシナリオの描き方、外部環境や自社の分析の方法、さらに、戦略を実行するための人の動かし方に至るまでを、演習問題に答えながらトレーニング!
国民的ベストセラー『失敗の本質』の共著者が教える安全保障の極意。台湾侵攻の有無や「五族」と中国の夢、日本の「核心的利益」が次々と明らかに。「日本への核威嚇は機能しない」「尖閣で中国は法的に勝ち目なし」「中国が台湾を先制攻撃すれば、戦争を避けるために独立宣言しないという台湾の政策は無意味になる。したがって、中国が台湾を攻撃すれば、直ちに台湾は独立を宣言するであろう。台湾が独立国家ならば、中国と台湾の戦争は国家間の戦争ということになり、中国が主張する『台湾問題は中国の国内問題である』という主張は通用しなくなる」「日中戦争時、中華民国総統であった蔣介石は『日本軍の侵略は皮膚の病だが、共産主義は内臓の病だ』と言った。今の中国共産党にとり、日中対立は『皮膚の病』かもしれないが、国内の民族主義は深刻な『内臓の病』である」。戦争の本質と民族の本質に立脚し、誰も指摘しえなかった視点から日中の力の関係を論じる一作。
講義+実習のワークショップ形式で、Webアプリを作りながら楽しく学べる「はじめてでも挫折しない」PHPの入門書です。なぜそうするのかを知りたい、仕組みが知りたい、応用できる基礎を身に付けたい、そんな読者のさまざまな要望に応える新しい教本です。講義パートの図解を交えた解説で仕組みについて理解したあと、実習パートで実際に手を動かしながらプログラムを書いていきます。少しずつ新しいことを学びながら進み、プログラムに機能を追加していくので、いま自分は何をやっているのかを、ちゃんと理解しながら進められます。
「ご苦労さま」「お疲れさま」どっちを使う?
「よろしかったでしょうか」は間違い?
普段使っている日本語でも「これでいいのかな?」と迷ってしまった経験、あなたにもあるのでは。SNSで日本語警察に「間違い」を指摘されて、「自分の日本語は変かな?」と不安を感じたこともあるかもしれません。
でも、心配ご無用。日本語をこわがる必要はないんです。
本書では、『三省堂国語辞典』の編集委員が、日本語を使うコツを分かりやすく説明し、あなたのモヤモヤを解消してくれます。
ひとつひとつの話題はコンパクトで、文字も大きく、誰にでも読みやすい文章。話の最後にはまとめもついています。
「『普通においしい』って、どんな意味?」「『こんにちわ』か? 『こんにちは』か?」など、誰もが一度は戸惑う日本語の問題が、本書を読めばすっきりと理解できるはず。長年のモヤモヤが晴れて、気持ちがラクになること請け合いです。
【特集】
巧みな仕掛けから、驚きの論理展開
特殊設定ミステリが面白い
インタビュー市川憂人 そこにはミステリの「未開拓領域」が広がっている
【ブックガイド】AIから錬金術、おとぎ話まで
独自の世界と極上の謎が絡み合う小説25選…千街晶之●まず読んでおきたい「特殊設定ミステリの基本図書」●錬金術、パラレルワールド、おとぎ話……めくるめく「特殊設定」●「特殊設定」の進撃は止まらない
【連載小説】●坂井希久子 セクシャル・ルールズ2 子供に振り回される耀太と、仕事が忙しい麻衣子の夫婦関係は徐々に……。●あさのあつこ おいち不思議がたり 【夢路篇】7 巳助に逢いにいこうとするおいちの眼裏に、黒い霧が立ち込めて……。●諸田玲子 麻阿と豪8 関ケ原の戦いが始まった。やがて豪のもとに、宇喜多軍敗走の報が届く。●下村敦史 ガウディの遺言8 父の逮捕にショックを受ける志穂。そこに怪しい男達がやってきて……。●中山七里 越境刑事12 拘束された冴子を救うため、郡山はウイグル人の女性に助力を乞う。●朝井まかて 朝星夜星22 離縁した錦が自由亭の仕事を手伝うことに。そんな折、大洪水が起きる。●宮部みゆき おでこの中身 その五 きたきた捕物帖34 おでこの住まいには符丁が記された文書が山積みで、北一は舌を巻く。●山本一力 緋色の壺 その十八 献残屋佐吉御用帖46 佐吉も加わった大勝負の場で、川並衆の男が思いがけないことを口にする。
【話題の著者に聞く】●桜木紫乃『ブルースRed』 私の中にある“小説の庭”で、影山莉菜は生きていました●君嶋彼方『君の顔では泣けない』 「男女入れ替わり」の物語を別の角度から掘り下げたかった
効きすぎ注意!
あえて「デキない人」を真似る、逆説的仕事論。
本書は、カルト的人気を誇る漫画家/コラムニストのカレー沢薫がおくる
初の「お仕事エッセイ」である。
パワハラ、マウンティング、かまってちゃん、ムダな会議、
エクセルデータ破壊おじさん、経費精算でキレる人……、
こんな人たちに、ついイラっとしていないだろうか?
そんなことで心をすり減らすのは、もったいない。
どんな人とも誠実に接し、仕事に対しやる気があるのはいいことだ。
しかし、それで健康を害してしまっては無意味。
「仕事に対し無感情」な人間の姿勢を取り入れ、
「どうでもいいことで悩まないようにする」方法もある。
意識の低い仕事術で、
ストレス上司との闘い方、コミュニティを泳ぐ知恵、面倒くさい人のトリセツ、荒ぶる職場のサバイバル術、壊れる前に「メンタルを守る方法」を解説。
職場のルサンチマンが爆笑に変わる、ブラックユーモア増し増しの1冊だ。
昭和16年(1941)12月8日、日本が真珠湾攻撃に至る道筋には、いくつもの要因があった。泥沼化する日中戦争、さらにドイツのポーランド侵攻による第二次世界大戦の勃発は、日米両国を欧州情勢に巻き込むかたちで、対立を激化させた。そして下された南雲機動部隊によるハワイ・オアフ島の真珠湾攻撃という決断。日本海軍の機動部隊6隻の空母より発艦した350機が航空攻撃を行ない、アメリカ太平洋艦隊の主力に甚大な被害を与えたのである。その博打にも等しい作戦と戦果は世界を震撼させた──。多様な視点から日米開戦の実相を浮かび上がらせる。
長期にわたる緊急事態宣言が解除し、新首相が誕生。これで日本経済は上向くはず……。そんな期待を抱いていないだろうか? 安心するのはまだ早い。チャイナバブルの崩壊リスクはもちろん、アメリカが主導する炭素ビジネスや人権問題対策にも「落とし穴」がある。また、新型コロナによる経済ダメージも計り知れない。本書では、YouTubeでも話題の経済評論家が「今何が起きているのか」を解説し、「これから何が起こるのか」を言い当てる。前著『世界と日本経済大予測2020』で取り上げ予測は9割的中! 世界的ウイルス感染の可能性も指摘し、話題を呼んだ。「真のリーダーや賢い投資家は、一時的な経済ショックに左右されず、大きな潮流をきっちりつかまえなければならない。長期的な潮流を捉え続ける限り、大失敗はないし、逆にうまくそれに乗れば自分の立場を大きく変えられるはずだ」と著者は言う。本書を読み、あなた(会社)が今後すべきことを考えてみてほしい。
君は強大な敵に、いかにして立ち向かうか? 日本は、巨大な力に苦しめられ続けてきた。闇に怯え、打ちひしがれ、夢や希望を無くしている時代だからこそ、民族の神話が必要なのではないか。本書は、過酷な現実を生きていくために、架空の物語からの伝言を読み解く書である。現実世界にウルトラマンはいない。だから、ウルトラマンを知らねばならない。そして、日本人としてウルトラマンを語ることに意義があるーー。著者は皇室史学者としてウルトラマンを日本人の「神話」と見なし、大切なものを「自らの手で守り抜くとは、どういう意味か」「力を得るには、何をしなければならないか」を問う。「私は大人になっても、巨大な力に叩きのめされそうになった時にウルトラシリーズを見直し、ウルトラマンの伝言を振り返ってきた」。文明と狂気の世界を描き、そして神話へと至る『ウェストファリア体制』『ウッドロー・ウィルソン』に続く著者の三部作、ここに堂々完結。
トランプ登場の背景と原動力は? トランプ政権からバイデン政権へと、アメリカの政治と外交、社会の何が変化し何が継続しているのか? 米中関係は第二の冷戦となるのか? 日本はそれとどう向き合うのか? 政治状況が不透明な時、人はしばしば歴史をふり返る。歴史に循環(サイクル)を見出す者、歴史に類型(タイポロジー)を求める者、歴史に類似(アナロジー)を問う者。著者は歴史のアナロジーにより以上の問いを考え、バイデン政権下での「冷たい内戦」や米中関係、日米関係を考察する。日本は、アメリカのいかなる政権に対しても常に、われわれの立場やアジアの事情をアメリカのアジア政策に反映すべく、ネットワークを駆使して働きかけなければならない。「トランプのアメリカ」vs「バイデンのアメリカ」を軸に、歴代政権が直面してきた三つのバランス・オブ・パワーーー三権分立、社会の諸勢力の変化、国際的な力学を分析し、わが国の針路を明らかにする。
2019年「国民生活基礎調査」によると、便秘を感じている人の数は 431.5万人。また、大腸がんの罹患者の数も1975年と比較すると8倍以上増え、15万人を突破した。
これまで5万件以上の大腸内視鏡検査をおこない、日本人の腸を見続けてきた著者は、これら疾患の原因は現代の日本人の食物繊維不足にあると警鐘を鳴らす。
大腸がんの罹患者が少なかった1960年代頃まで多くの日本人は、大麦を使った麦ご飯で食物繊維を摂取していた。
そのメリットは、ご飯として毎食、手軽に摂れること、さらに大麦には水溶性食物繊維が多く含まれていることだ。水溶性食物繊維は、私たちの健康に不可欠な「酪酸」を多く産生するための原料になる。
近年、酪酸には、整腸作用のほか、潰瘍性大腸炎などの腸疾患の改善、自己免疫疾患の抑制、肥満細胞の抑制、血糖値のコントロールなどの効果が判明してきた。
腸内環境を整えることで疾患の多くが改善する可能性がある!
●遺伝子学・宇宙科学・AI……科学は人類を何処へと誘うか?
●最新科学の研究がもたらす「新たな人類の進化」とは?
●8名の科学の権威が語る、ポスト・ヒューマン世界の展望!
ピンポイントでゲノム情報を改変する「クリスパー・キャス9」でノーベル化学賞を受賞したジェニファー・ダウドナ氏や、「人生200年時代」の到来をうたうデビッド・A・シンクレア氏など、一昔前ならSFの世界だったような事象が、いま現実の世界で実現されようとしている。
しかし、科学の発展がもたらす「人類の新たな進化」には、大きな思想的・哲学的問題が立ちはだかる。古来より不変の自然の理を超え、人為的に達成される進化を、人類はどのように認識すべきか。そもそも、ヒトが現代の「知性のあるヒト」になったのは必然か、偶然かーー。
世界の科学者8名が語る、これからの進化論と、ポスト・ヒューマン世界の展望。
世に天才といわれる落語家は、何人かいたかもしれない。しかし凄みを伴った天才は、立川談志だけだーー。本書は立川談志18番目の弟子である著者が、正面切って挑む談志天才論。没後10年が経ち、談志の言葉の真意がようやくわかるようになってきた今、談志の本当の凄さに迫る。
著者は談志の天才性を「先見性、普遍性、論理性」の三つに凝縮して分析。さらに独特の身体性や立川流を創設した理由、師匠談志と志ん朝師匠のライバル関係などについて論じる。後半では「談志は談慶をどう育てたか」と題し、入門後二つ目に昇進するまでを振り返る。後輩の談生(現・談笑)が自分より先に二つ目に昇進した悔しさ、談春兄さんと志らく兄さんの話、妻からの衝撃的かつ的確なアドバイス……。通常4〜5年とされる前座業を9年半経験してようやく二つ目に昇進した男が、自らの苦悩や師匠を疑問視した日々をさらけ出し、その上で「師匠こそがハートウォーマーだった」と語る。
ポカポカ温めて、万病を消す!(仮)
毎日が楽しくなる生き方(仮)
「目の下や上まぶたなどの目元がたるんでいる」「ほうれい線やマリオネットラインが深く入っている」「水分や老廃物が溜まり、顔がむくんでいる」等。加齢によるこれらの状況が重なると、ブルドッグ顔に!でも心配しないでください。表情筋研究家の著者による最強メソッド「コアフェイストレーニング🄬」で顔の筋肉の使い方を変えれば、たった5秒で「シワ顔」「むくみ顔」「左右のズレ」「目のたるみ」「マリオネットライン」「二重アゴ」が解消。高級な美容液やエステ機器を使わずに、自力でリフトアップが叶います。カバーに掲載されている、左右の写真を見比べて下さい。同一人物の「5秒前」と「5秒後」です。このように、同じ顔をした人でも筋肉の使い方で全く印象が変わるのです。本書に掲載しているメソッドで、30代から70代の女性の顔と人生が変わりました。まずは1週間試してください。きっとあなたの顔が「改革レベル」で生まれ変わります!