【 攻撃力を強化した現代の重騎士 】
世界最高クラスの実力を備えるドイツ連邦軍の主力戦車、レオパルト2の攻撃力と防御力を一段と強化したタイプが2A6です。
主砲を長砲身の55口径120mm滑腔砲に換装し、砲口初速や装甲貫徹力が大幅に向上。
2A5から引き継いだ砲塔のくさび形増加装甲や、熱線映像装置を備えた車長用パノラマサイト、電動制御の主砲安定装置など優れた指揮射撃統制システムを搭載し、2001年春から部隊配備が進められています。
【 模型要目 】
★レオパルト2 A6の1/35スケール、プラスチックモデル組立てキットです。
★全長314mm、長砲身となった120mm滑腔砲など2A6 の力強いスタイルを忠実に再現。
★特徴的な砲塔前面と側面の増加装甲もリアルな仕上がり。
★ヘッドライトやテールランプは透明パーツ。
★砲塔上の回転灯や道標などのアクセサリーをセット。
★コマンダーとローダーの半身像、デカール4 種類付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。
※砲塔後部のバスケットのメッシュ部分には別売の1/35 レオパルト2 A5/A6 エッチングパーツセット【Item No:35272】(別売)が使用可能。【商品サイズ (cm)】(幅):31.4
【 一歩踏み込んだ表現を存分に味わう 】
第二次大戦の中盤以降、連合軍戦車の火力と防御力が大幅に強化されるという厳しい戦況の下で、戦車の車体に大口径の主砲を固定式に搭載する自走砲はドイツ軍にとって重要な対戦車兵器となりました。
中でもヘッツァーはチェコ製38(t)戦車の基本コンポーネントを受け継ぎ、前面装甲60mmの固定戦闘室に長砲身48口径7.5cm砲を搭載。
1944年7月から部隊配備が開始され、低いシルエットを活かした待ち伏せ攻撃で威力を発揮、東西からドイツ本国に迫る連合軍にとって恐るべき強敵となったのです。
ヘッツァーは各部に改良を加えながら約2,800輌という生産数を記録、戦後もチェコやスイス軍で使われました。
【 模型要目 】
駆逐戦車ヘッツァーの1/35スケール、プラスチックモデル組立てキットです。
●全長180.5mm、傾斜装甲で身を固めたコンパクトで精悍な姿を高い実感でモデル化。
●ザウコプフと呼ばれる特徴的な防盾や砲架の装甲カバーも複雑なフォルムを表情豊かに再現。
●リモコン機銃は銃架なども精密感あふれる仕上がり。完成後もポリキャップを使用した旋回に加え俯仰も可能です。
●照準器や砲隊鏡、ジャッキなど再現度の高い装備品も見所。
●起動輪や誘導輪、転輪のボルト模様も繊細な彫刻で表現。
●キャタピラは手軽なベルト式とパーツの一体化を進めた連結組立て式の2種類が選べます。センターガイドの肉抜きも忠実に再現。
●コマンダーの人形1体と各戦線のマーキング4種類、大判のカラー迷彩塗装図もセット。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅):18.1
【 1/35MMシリーズに待望のIII号突撃砲B型が登場 】
複雑な面構成の装甲で身を固め、低く身構えた力強いスタイル。
大戦後期のドイツ軍AFVとはイメージを大きく異にする短砲身の主砲。
そしてメカニカルなフォルムを強調するジャーマングレイの単色塗装。第二次大戦前半、ドイツ軍による電撃作戦の原動力となったIII号突撃砲の短砲身型は、AFVファンの間でも根強い人気を集める車輌のひとつです。
第二次大戦初頭、敵防衛戦を突破できる強力な火力と装甲、機動力を備えた歩兵直協支援用の車輌として開発されたIII号突撃砲は、III号戦車のシャーシに前面50mm、側面30mmの装甲を持つ固定式戦闘室を設け、初期のIV号戦車と同じ短砲身24口径7.5cm砲を搭載。
初の本格量産型となったB型は、1940年6月から翌年5月までに250輌が生産され、1941年4月のバルカン侵攻作戦や同年6月に始まるバルバロッサ作戦に投入されました。
突撃砲大隊の主力車輌となったIII号突撃砲B型は、本来の歩兵支援任務はもちろん、強敵として現れたソ連軍T34やKV-1戦車に対しても、貫通力の高い成形炸薬弾で対抗し、ドイツ軍前線部隊の窮地を度々救ったのです。
III号突撃砲はその後、ソ連軍戦車との激しい戦いと開発競争の中で、本来の歩兵支援兵器から対戦車兵器へと性格を変えながら進化を続けました。その究極の形となったのが最終生産タイプのG型です。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅):15.7
【 独創のフォルムが語る、フィンランドの奮戦 】
第二次大戦中、フィンランド軍は捕獲したソ連戦車を自軍の重要な戦力として活用しました。
その中で唯一、フィンランド国内で独自の改修が施され、突撃砲に生まれ変わったのがBT-42です。
BT-7の後期タイプである1937年型をベースとし、主砲をイギリス製の114mm榴弾砲に換装するため、砲塔に箱形の巨大な張り出しが設けられたのが特徴です。
1943年から44年にかけて18輌が生産され、ソ連軍防御陣地への攻撃に出撃。
また1944年6月のソ連軍大攻勢では、拠点都市ヴィープリの防衛戦でソ連戦車を相手に奮戦しました。
【 模型要目 】
BT-42の1/35スケール、プラスチックモデル組み立てキットです。
●全長157mm、全幅67mm。軽快な車体に大型砲塔を組み合わせた独特な姿を、実車取材により高い実感でモデル化。
●主砲の多孔式マズルブレーキもスライド金型により忠実に再現。主砲装填部のパーツも用意しました。
●短縮された前部フェンダーや雑具箱、ジャッキなども繊細な仕上がり。
●履帯やドライブスプロケットは実車同様、BT-7 1937年型と同じタイプでパーツ化。
●乗員の人形1体、デカール3種類付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):15.7×6.7
【 エッチング製メッシュで精密感を追求 】
第二次大戦中、ドイツの偵察部隊の中心となって活躍したのがSd.Kfz.223です。
Sd.Kfz.222 4輪装甲車の車体を利用し、20mm機関砲を取り去って交信範囲50キロの中波通信装置を搭載し、大型のフレームアンテナを装備。
最高速度約80km/h、 4輪独立懸架、4輪駆動、ステアリングは前2輪または4輪に作動させられるというSd.Kfz.222ゆずりの高度なシャーシによる優れた機動性を活かし、部隊の目となり、耳となって作戦の成功に大きく貢献したのです。
【 模型要目 】
Sd.Kfz.223のプラスチックモデル組立てキットです。
★全長140mm、平面構成の車体や大型フレームアンテナを備えた独特の姿をリアルに再現。砲塔上面のメッシュはエッチングパーツを用意。
★複雑な足まわりや車体下面も実感豊かにモデル化。ジェリカンやカモフラージュネットなどのアクセサリーを豊富にセット。乗員の人形2体付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅):14
【 フランスの怪物、ドイツ戦車師団を阻止す 】
第二次大戦序盤の1940年5月、破竹の勢いでフランス国内に侵攻してきたドイツ軍の前に立ち塞がったのがフランスのB1 bis戦車です。
第一次大戦後から開発が進められてきたB1戦車の改良型で、1937年から生産を開始。
リベット接合の車体の右前部に短砲身75mm榴弾砲、小型の砲塔に長砲身47mm戦車砲を装備した強火力に加え、最大60mmという当時としては破格の重装甲を誇っていました。
B1 bisは大戦初期のドイツ主力対戦車砲であった37mm対戦車砲の攻撃を寄せ付けず、ドイツ軍をパニックに陥れたのです。
また、フランス北東部のストンヌ村の戦いでは、2個中隊のB1 bisがドイツ戦車部隊を相手に奮戦。
多数の被弾をものともせず、10数輌ものドイツ戦車を撃破したのです。
【 模型要目 】
大戦初期のフランス戦線でドイツ軍に最も恐れられたといわれるB1 bis戦車の1/35スケール、プラスチックモデル組立てキットです。
●全長192mm、背の高いシルエットや車体右前面の短砲身75mm榴弾砲、懸架装置をカバーする側面装甲など、個性あふれる姿を実感豊かにモデル化。
●車体本体パーツはスライド金型を使用して各所のリベット模様も立体感たっぷり。
●独特なデザインのキャタピラは、はめ込みによる連結組立て式で実感の高い仕上がり。パーツは切離し済みで組立ても手軽です。キャタピラ側面のディテールも精密に再現。
●コマンダー用ペリスコープは旋回可能。ドライバー用も角度限定で旋回できます。
●フェンダーとマフラーはマーキングに合わせて2種類を用意。
●金属製の牽引用チェーン、砲塔後部ハッチに乗り込むコマンダーの人形1体付き。
●マーキング4種類、フランス戦車特有の複雑な迷彩塗装を載せたカラー塗装図も付属。
●塗装図の裏面にはB1 bis戦車の奮戦を伝える読みごたえたっぷりの戦闘記録を掲載。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅):19.2
【 M8に待機中の人形3体をセット 】
第二次大戦中、アメリカ軍が初めて装備した全装軌式の自走榴弾砲がM8です。
M5軽戦車の車体にオープントップの旋回式砲塔を搭載し、短砲身75mm榴弾砲と12.7mm機銃M2を搭載。
高性能榴弾に加え対戦車榴弾や煙幕弾も発射でき、最大射程は約8,800mでした。
1942年5月に制式化され、同年9月から1944年1月までに約1,800輌を生産。
部隊配備は1943年中盤に開始され、十分な攻撃力と防御力、M5軽戦車譲りの優れた機動性が着目され、イタリア戦線や北西ヨーロッパ戦線、太平洋戦域などで機甲部隊の火力支援任務に出撃。戦後もフランス軍によってインドシナ戦争に投入されました。
【 模型要目 】
1/35スケールのプラスチックモデル組立キットです。
●全長125mm、全幅64mm。オープントップの砲塔や短砲身の主砲、腰の高い車体などユニークな姿を実感豊かにモデル化。
●よく見える砲塔内部は75mm砲の装填部をはじめ照準器や砲弾なども再現しました。
●片側4個の転輪を2個1組としたサスペンションもメカニカルな仕上がり。
●人形は立ち姿のコマンダーに加え砲塔内で待機中のガンナーとローダーをセット。キットのままで小情景が楽しめます。
●ヨーロッパ戦線などのデカール3種類付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):12.5×6.4
【 ベトナム戦争の情景製作に欠かせない 】
第二次大戦中に活躍したジープの後継車として、1959年に登場したのがアメリカ軍のM151です。
軽量なセミモノコックボディやコイルスプリングによる4輪独立懸架の足まわりなど、次世代の軍用車輌として進歩的な機構を備えていたのが特徴です。
1964年にはリヤサスペンションに改修が施され、前部フェンダー上に方向指示ランプを追加した改良型のM151A1が生産を開始。
実戦への投入は1960年代のベトナム戦争からで、全期間を通して苛酷な戦場で将兵の足として使用されました。
【 模型要目 】
M151A1のプラスチックモデル組み立てキットです。
●1/35スケール、全長98mm、全幅48mm。
●機能的なスタイルはもとより、小型の方向指示ランプやスイングアクスル式のリヤサスペンションなどA1の特徴を実感豊かに再現。
●陸軍仕様と海兵隊仕様を選んで組み立てられます。
●幌は展開状態で、A1以前の2窓タイプをモデル化。
●ドライバーの人形1体、ベトナム戦争時の陸軍憲兵隊と海兵隊のデカール2種類付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):9.8×4.8
第二次大戦中、幅広い戦線で使用されたドイツの軍用乗用車キューベルワーゲンは、北アフリカ戦線においても冷却水を必要としないタフな空冷エンジンとシンプルな構造によりドイツ軍将兵の信頼を集めました。
中でもバルーンタイヤを装着し、砂地での走破性を高めたキューベルワーゲン82型アフリカ仕様のプラスチックモデル組み立てキットです。
平面構成のシンプルな車体に幅の広いバルーンタイヤを装着した独特なスタイルを実感豊かにモデル化。
車内や車体下部のサスペンションアームやエンジンのアンダーガードなども立体感あふれるパーツ構成でリアルに再現。
半ズボンと半袖シャツを着用した立ち姿の人形1体もセットしました。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅):10.9
【 革命的な小型乗用車 】
イタリアの傑作小型車、初代フィアット500(トポリーノ)をフランスのシムカ社で生産したのがシムカ5(サンク)です。
油圧ブレーキや前輪独立懸架など当時としては先進的なメカニズムを採用。
流線形のボディの最前部にエンジンを搭載し、2人乗りながら良好な居住性を実現しました。
革命的な小型乗用車として大きな成功を収め、1936年から1940年までに約65,000台を量産。
ドイツ軍がフランスを占領した後も約6,000台がドイツ軍向けなどに生産され、幅広い戦線で将兵の足として使用されました。
【 模型要目 】
シムカ5の1/35スケール、プラスチックモデル組み立てキットです。
●全長94mm、全幅37mm。コンパクトで丸みを帯びたスタイルを表情豊かにモデル化。
●キャンバストップはオープン状態で再現。
●左右ドアは別パーツ、サイドウィンドウは開閉選択式。
●前後サスペンションも少ないパーツで立体感十分。
●着座姿勢のドライバー人形付き。
●デカールはドイツ軍2種とフランス民間車1種の計3種類をセット。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):9.4×3.7
【 北アフリカの虎を実感再現、独特な装備も興味深い 】
第二次大戦中の最強戦車の一台といわれるドイツのタイガーI型。
そのバリエーションの中でも、1942年末、ロンメル将軍率いるアフリカ軍団への増援としてチュニジアに送られ、英米連合軍の前に初めて姿を現したのが極初期型です。
両側面のピストルポートや独特な形状の雑具箱を備えた砲塔、屈折した前部フェンダー、やや角張った形状の排気管カバーなどが特徴です。
その涸力な88mm砲は2000m 以上の距離から連合軍の主力戦車シャーマンを撃破できました。
【 模型要目 】
★1/35 スケール、全長240mm 、全幅106 mm 。
★屈折した前部フェンダー、砲塔両側面のピストルポートやスリットが入り、やや角張った形状の排気管カバーなど極初期型の特徴をリアルに再現。
★ヘッドライトの位置を車体前面に変更したタイプにも組立て可能、ライト取付用のステーもセット。
★車体前面装甲板は操縦手用装甲バイザーを別部品とし、立体感あふれる仕上かり。
★エアクリーナーのホースはメッシュ模様の入ったビニール系のパイプで再現。
★スライドマークは北アフリカ戦線の第501 重戦車大隊所属車輛4種類。
★熱帯用制服姿の戦車兵の人形1体付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。
※車体後部のエンジングリルには、タイガーI初期型用エッチンググリルセット【Item No:35217】(別売)が使用可能。
※情景製作などに役立つ、タイガーI用88mm砲弾セット(真ちゅう製)【Item No:35189】(別売)が使用可能。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):24×10.6
【M26 装甲戦車回収車について】
第二次大戦中、戦闘により損傷や故障した戦車の回収と牽引に働き続け、アメリカ軍戦車部隊の進撃と勝利を陰で支えたのがM26 装甲戦車回収車です。
ナッキー・トラック社製6×6トラクターをベースとするこのM26 は、鉄道車輌メーカーのパシフィック・カー・アンド・ファンドリー社によって1943年4月に量産が開始されました。
装甲キャビンと出力240馬力のホールスコット440エンジン、タンデムウィンチや回収作業用のAアームなどを装備、M15セミ・トレーラーと組み合わせてM25 戦車運搬車ドラゴンワゴンとしても活躍しましたが、単独でも行動不能となった戦車の回収や牽引が可能でした。
さらに溶接機など各種機材を搭載して前線での戦車の応急修理を行うこともできました。
M26 は第二次大戦後もヨーロッパ各国で使用され、日本の陸上自衛隊にも20輌が供与されました。
【 模型要目 】
●第二次大戦中、戦車の回収や牽引に活躍した M26 装甲戦車回収車の1/35スケールプラスチックモデル組み立てキットです。
●全長225mm、全幅106mm。
●重量感あふれるスタイルをリアルにモデル化。
●装甲キャビンはスライド金型を使用して一体成形、高い実感とともに確実な組み立てを追求しました。防弾窓は開閉選択式で、キャビン内部も精密に再現。
●タンデム型ウィンチやクレーンも立体感あふれる仕上がり。万力や圧力計付きの溶接作業用ボンベなどのアクセサリーパーツもセット。
●Aアームと呼ばれる回収作業用の支柱は5段階の角度を選んで組み立てられます。
●エッチングパーツやパイプ、チェーンなど実感を高める金属パーツもセット。ライト類にはメッキパーツと透明部品を使用。タイヤはリアルな中空ゴム製です。
●スライドマーク6種類、キャビン内の乗員2種4体に加えて立ち姿の人形2体付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):22.5×10.6
【 全戦線を支えた信頼の軍馬 】
1937年から44年までに7万台以上という生産数を記録した、第二次大戦中のドイツを代表する軍用トラックです。
耐久性と走破性に優れた後輪駆動シャーシに大型の荷台を備えて高い輸送能力を発揮。
西部戦線から北アフリカ、ロシアまでの全戦線で物資や兵員の輸送任務に走り続け、終戦までドイツ軍を支えました。
【 模型要目 】
スケール1/35のプラスチックモデル組み立てキットです。
●全長174mm、軍用トラックならではの力強いスタイルをはじめ特徴的なキャビン形状を高い実感でモデル化。
●前傾姿勢のシャーシレイアウトや足まわりも部品点数をおさえながら繊細な彫刻で立体感豊かに再現。
●前輪は左右に向きを変えられ、幅広い情景設定に対応。
●荷台の木目模様も質感あふれる仕上がり。
●塗装に便利なウインドウ用マスクシールも用意。
●略帽姿のドライバーとナビゲーターの人形、各戦線のマーキング4種類付き。
●荷台に積載できるドラムカンやジェリカンなどを豊富にセット。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅):17.4
【 M5A1に緊迫感あふれる人形4体をセット 】
第二次大戦前半のアメリカ軍を代表する軽戦車、M3スチュアート。
その後継車であるM5軽戦車の改良型として1942年9月に制式化されたのがM5A1です。
110馬力のキャデラック製4ストロークV型8気筒エンジンを2基搭載し、最大速度58km/hの快速を発揮。
武装として37mm戦車砲と7.92mm機銃3挺を搭載し、砲塔右側の対空機銃架を防護する追加装甲板も特徴でした。
1943年1月から1944年6月までに約6,800輌が生産され、主に偵察用としてイタリア戦線や北西ヨーロッパ戦線に出撃。
ノルマンディー上陸作戦後に使われたM5A1の中には生垣突破用のヘッジローを装着した車輌も見られました。
【 模型要目 】
1/35スケールのプラスチックモデル組立キットです。
●全長135mm、全幅64mm。軽戦車ながらボリューム感ある姿を車体下面まで実感豊かにモデル化。
●生垣突破用のヘッジローを装備した状態を再現しました。
●砲塔は左側面などに履帯の悪路走破性を高めるグローサーを装着し、右側に機銃を装備して迫力十分。
●機銃を射撃するポーズの戦車兵の人形に加え、迫撃砲を射撃する兵士と通信兵の3体もセットしました。キットのままで緊迫感あふれる小情景が楽しめます。
●デカール2種類付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):13.5×6.4
【 鋼鉄の豹、クルスクで初見参 】
第二次大戦後半にドイツ軍の主力戦車となったパンサーの最初の生産タイプがD型です。
強力な長砲身70口径7.5cm戦車砲を装備し、ドイツ戦車初の傾斜装甲を採用して優れた防御力を発揮。
また700馬力のエンジンによる機動力はソ連軍に大きな脅威を与えました。
1943年1月から9月までに約840輌を量産。
初陣となった1943年7月のクルスク戦では初期トラブルに悩まされたものの、その主砲は1,500~2,000mの距離から140輌ものソ連戦車を撃破。
また戦闘中に正面装甲を撃ち抜かれた車輌は存在しませんでした。
ドイツ戦車の転換点となったD型の設計思想を受け継ぎ、その後改良を重ねたA型、G型も登場。ドイツ軍の主力として終戦まで戦い続けたパンサーは、攻撃力、防御力、機動力をバランス良く備えた戦車として高く評価されています。
【 模型要目 】
パンサーD型のプラスチックモデル組み立てキットです。
●1/35スケール、全長254mm、全幅101mm。
●実車取材に基づいて、パンサーの最初の生産型であるD型をモデル化。
●砲身は先端のマズルブレーキを除き、左右一体成形パーツとしました。
●防盾などの鋳造模様、鋼板の質感や細部の精密感にこだわりながら、的確なパーツ分割で組み立てやすさも両立しました。
●D型の初期に見られる発煙弾発射機などもパーツ化。
●履帯はリアルで手軽なベルト式を採用。
●キューポラに収まるコマンダーの半身像と砲塔後面で前方を見据える車外クルーの人形付き。
●クルスク戦に投入された車輌のデカール3種類とカラー迷彩塗装図もセット。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。
※1/35 ドイツ戦車 パンサーD型 メタル砲身セット【Item No:12664】(別売)が使用可能です。
※1/35 ドイツ戦車 パンサーD型 連結式履帯セット【Item No:12665】(別売)が使用可能です。
※1/35 ドイツ戦車 パンサーD型 エッチンググリルセット【Item No:12666】(別売)が使用可能です。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):25.4×10.1
【 イスラエルが鍛え上げた最強のシャーマン 】
M1およびM50シャーマンに続くイスラエル機甲部隊の中核として、1962年に登場したのがM51です。
その多くは鋳造車体のM4A1シャーマンをベースとし、鋳造砲塔に長砲身105mm砲を搭載。
大型の主砲を収めるために砲塔後部が延長されています。
エンジンは460馬力のディーゼルエンジンに換装され、HVSS(水平渦巻きバネ式サスペンション)と幅の広い履帯により優れた機動力を発揮しました。
1967年の第三次中東戦争で初陣を飾り、絶大な攻撃力を活かしてエジプト機甲部隊を圧倒。数多いM4シャーマンの派生型で最強を誇ったM51は、シャーマン戦車の集大成として歴史に名を刻んでいるのです。
【 模型要目 】
1/35スケールのプラスチックモデル組み立てキットです。
●全長257mm、全幅86mm。イスラエルでの綿密な実車取材に基づいて、力強い姿を余すことなくモデル化。
●鋳造製の車体上部や後部を延長した鋳造砲塔は、複雑なフォルムを実感豊かに再現。
●HVSSの足まわりも少ないパーツ点数で立体感十分。
●履帯は幅の広いT80と呼ばれるタイプを再現。手軽でリアルなベルト式でパーツ化。
●コマンダーとローダーの半身像2体、第三次中東戦争などのデカール3種類付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):25.7×8.6
第二次大戦中、最高時速88kmという快速を活かし、偵察任務に大きな働きを見せたアメリカ軍の軽装甲車、M8グレイハウンドのプラスチックモデル組み立てキットです。
平面構成の車体や37mm砲搭載のオープントップ式砲塔、そして高い機動力を発揮する6輪駆動の足まわりなど高い実感と共にモデル化しました。
砲塔や操縦席内部もリアルな仕上がりです。
また砲塔上部には、機銃用リングマウントとM2重機関銃を取り付けることも可能。
左右の大型フェンダーは着脱を選べ、両側面には対戦車地雷用ラックと雑具箱を選択して取り付けられます。
車長の人形1体付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅):14.3
【 フィギュアと戦車を組み合わせ、手軽に情景を楽しめます 】
歩兵支援用に開発されたM4A3シャーマン 105mm榴弾砲搭載型が、MMシリーズに仲間入り。
戦闘中の歩兵3名のフィギュアを組み合わせ、手軽に情景を楽しめます。
太く力強い105mm榴弾砲と防盾を備える砲塔は、鋳造表現も実感たっぷりに再現。
躍動感あふれる3体のフィギュアと遠方を凝視する戦車長の半身像が、戦闘の緊張感までも演出します。
発売中のM4A3シャーマン 75mm砲搭載型をはじめとする豊富なアメリカ軍車輌と組み合わせての情景展開も楽しみです。
【 M4A3 シャーマン 105mm榴弾砲搭載型について 】
第二次大戦中の連合軍を代表するM4シャーマン戦車。
その数多いバリエーションの中でも陣地攻撃など歩兵部隊への火力支援を主な任務としたのがM4A3シャーマン105mm榴弾砲搭載型です。
フォード製V型8気筒ガソリンエンジンを装え、車体前面を1枚板として防御力を強化したM4A3の後期型車体に仰角の大きいM4型105mm榴弾砲を搭載。
榴弾の他に発煙焼夷弾や対戦車榴弾など様々な種類の砲弾を発射でき、機動力を活かしながらの支援攻撃に加えて対戦車戦闘にも出動、イタリアや北西ヨーロッパなど幅広い戦線でその威力を発揮したのです。
【 模型について 】
●第二次大戦中のアメリカ軍M4A3シャーマンのプラスチックモデル組立てキットです。
●全長172mm、全幅76mm。105mm榴弾砲搭載型の迫力あふれる姿をリアルにモデル化しました。
●丸みのある鋳造砲塔も実感豊かに再現。独特な防盾や車長用キューポラ、機銃クランプなどの細部もシャープな仕上がりです。
●装填手用ハッチなど各ハッチは開閉選択式。
●キャタピラはゴムパッド付きのタイプをセット。
●進撃中のポーズで再現した歩兵の人形3体、双眼鏡を手にする戦車長の半身像1体、そして機銃用弾薬箱や三脚架、携行食糧用木箱など豊富な装備品もセット。
●デカール3種類付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):17.2×7.6
【 アルデンヌ戦線のワンシーンを1/35に凝縮 】
第二次大戦後期の1944年に登場したドイツの重戦車がキングタイガーです。
最初の試作50輛がポルシェ社設計の砲塔を載せていたのに対し、量産型はヘンシェル社設計の改良型砲塔を装備、強力な71口径88m砲と車体前面150mm、側面80mmという分厚い装甲を備えていました。
1944年12月、ドイツ軍が形勢逆転を狙ったアルデンヌの戦いにもキングタイガーは集中的に投入され、連合軍にとって最大の脅威となりました。
またDKW NZ350は1940年に生産が開始された中型軍用オートバイで、大戦後期には小型のヘッドライトや薄いフェンダーなどを備えたタイプも見られました。
【 模型要目 】
★第二次大戦末期のアルデンヌ戦線をイメージした、キングタイガーの1/35スケールプラスチックモデル組み立てキットです。
★全長294mm、全幅108mm。
★ヘンシェル砲塔を備える量産型の姿を高い実感で再現。
★防盾パーツは段付きタイプと段のない滑らかな形状のタイプの2 種類を用意。
★砲塔のエスケープハッチは可動式。他のハッチ類は全て開閉選択式です。
★軍用オートバイDKW NZ350もセット。小型のヘッドライトや薄いフェンダーなど大戦後期に見られるタイプで再現しました。
★Uボート乗員用の皮ジャケットを着用した伝令と戦車長、そして装填手の人形計3体付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。
※車体後部のエンジングリルにはキングタイガー エッチンググリルセット【Item No:35167】(別売)が使用可能。
※1コマずつ別部品として自然なたるみや重量感を再現するキングタイガー連結式キャタピラセット【Item No:35165】(別売)が使用可能。
※情景製作などに役立つキングタイガー用88mm砲弾セット(真ちゅう製)【Item No:35166】(別売)が使用可能。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):29.4×10.8
【 個性が光る戦場の名脇役 】
第二次大戦でイギリス軍はライト・ユーティリティー・カーと呼ばれるピックアップトラック型軍用車を多用しました。
メーカー数社がそれぞれの乗用車用シャーシを流用して開発・生産しましたが、メーカーや車種をとわず将兵からはティリー の名称で親しまれたのです。
ほとんどが30馬力クラスのエンジンを搭載した後輪駆動車でしたが、あらゆる戦線で連合軍の足として幅広い用途に活躍。
大戦後半には最前線での任務をジープに譲りましたが、乗用車ベースの良好な乗り心地から戦線後方での連絡や輸送などに活用され、終戦後も使われ続けました。
【 模型要目 】
1/35スケールのプラスチックモデル組立てキットです。
●全長112mm、全幅46mm。綿密な実車取材に基づいて、コンパクトでクラシカルなスタイルを実感豊かにモデル化。
●ボンネット内部のエンジンや補器類まで再現。
●室内のダッシュボードやシートには繊細な彫刻を施しました。
●左右ドアは別パーツ、リヤゲートは開閉選択式で幅広い情景設定に対応。幌後面も開閉を選べます。
●サスペンションなど足まわりも少ないパーツ点数でリアルな仕上がり。
●ドライバーの人形1体、デカール4種類付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。【商品サイズ (cm)】(幅×奥行):11.2×4.6