初級から中級までの天文ファンのための雑誌星空や宇宙、天体写真、望遠鏡に興味のある人のための月刊情報誌
2016年も残すところあと少し。今年の一番は火星接近? それとも重力波? さまざまな話題で1年を振り返る特集号です。チリからは最新の大型赤外線望遠鏡プロジェクト、パリからはルーブル美術館の歩き方を紹介します。毎年恒例の「星空カレンダー2017」も付録しています。
■表紙画像
ハッブル宇宙望遠鏡による、タランチュラ星雲に輝く星団「R136」です。今年3月、NASAがこの星団に太陽の100倍以上もの質量を持つモンスター級の大質量星が9つ見つかったと発表しました。
■綴じ込み特別付録 星空カレンダー2017
月面を横切るISSをとらえた作品を表紙に、南半球のオーロラ、星空とホタル、水平線のカノープスなど、「星ナビギャラリー」から厳選した9点をピックアップ。
■1年間の天文・宇宙トピックを振り返る「プレイバック2016」(解説/谷川正夫・石田 智・大野一郎・編集部)
2016年、天文・宇宙ではどんな出来事があったでしょうか。「現象」「天文学・宇宙探査」「天文普及」「カメラ・望遠鏡」の4つの視点から1年を振り返ります。思い出を再生してしっかり記憶に刻んでおきましょう。
■標高世界一のTAO望遠鏡が動き出す 2「TAOってどんな望遠鏡?」(解説/峰崎岳夫)
東京大学アタカマ天文台(TAO)望遠鏡は、さまざまな部門から成り立っています。今回は望遠鏡部門の担当が望遠鏡の概要と特徴、いろいろな工夫について、主に技術的観点からわかりやすく解説します。
■星の都の物語「パリに天文学の足跡を訪ねて 第6回…ルーブル美術館 後編」(案内/廣瀬 匠)
ルーブル美術館にはヨーロッパ以外の世界の美術品も収蔵されています。エジプト、アラビア、インドなどの星座図や天球儀、観測機器にスポットを当てました。
■星の写真調整28 「補習ー天体写真の一次処理」(解説/中西昭雄)
星雲・星団写真の調整手順の一番最初、淡い星雲や星団に各種の強調処理を行う前の「下ごしらえ」の段階で行うべき「一次処理」を解説します。
初級から中級までの天文ファンのための雑誌星空や宇宙、天体写真、望遠鏡に興味のある人のための月刊情報誌
2017年の主な天文現象をまとめます。アメリカ皆既日食が話題ですが、ジョンソン彗星や、何度も起こる1等星食も楽しみです。付録の「星空ハンドブック2017」では、毎日の天文データを知ることができます。
初級から中級までの天文ファンのための雑誌星空や宇宙、天体写真、望遠鏡に興味のある人のための月刊情報誌
おかげさまで「星ナビ」はこの6月号で創刊200号を迎えます。6月号、7月号の2号連続で記念特集を掲載。私たちの「宇宙観」を変えた宇宙写真200枚を解説しました。この夏の皆既日食、そしてこれから起こるさまざまな天文現象も、星ナビをお供に楽しんでください。
■表紙画像
人々を動かした「宇宙写真」の001、1969年7月21日の月着陸船「イーグル」と地球です。人類初の月面着陸を果たしたニール・アームストロング船長と、エドウィン・オルドリンを乗せたアポロ11号の月着陸船が、司令船「コロンビア」とのドッキングに向けて上昇してきたようすをとらえました。
■創刊200号記念「宇宙写真200 Part1 20世紀の100枚」(企画・解説/京都虹光房+編集部)
2000年12月号の創刊から200号を記念して、「天文学や宇宙探査、宇宙開発において大きな躍進をもたらした写真」を200枚紹介する特別企画です。6月号は第一弾として「20世紀の宇宙写真100」を取り上げています。人と天文学と宇宙が開いてきた歴史を追体験してください。
■国産プラネタリウムの源流(紹介/井上 毅)
ドームに星を映し出すという近代的なプラネタリウムが誕生したのは1923年のドイツです。しかし昭和30年代以降、日本でも熱い想いをもった人々がプラネタリウム製作に成功し、やがて日世界各地に広がっていきました。さまざまな「国産」プラネタリウムの黎明期を、貴重な資料写真とともに紹介します。
■日食を撮る 4「コロナと皆既前後の光景の拡大撮影」(解説/塩田和生)
いよいよ日食拡大撮影のメインテーマである、コロナやダイヤモンドリングの撮影法について解説します。目で見たようなコロナを再現するために必要なことや、彩層・プロミネンス、そしてフラッシュスペクトルの撮影まで具体的に紹介しました。
■アメリカ横断皆既日食の観測準備と昼間の極軸合わせ(解説/石井 馨)
皆既日食まで3か月となり、撮影を予定している方は当日の手順確認や機材の選定に入る頃でしょう。機材のチェックポイントや、昼間に赤道儀の極軸を合わせる方法を解説します。天候の神様「気象神社」へのお参りもお忘れなく。
初級から中級までの天文ファンのための雑誌星空や宇宙、天体写真、望遠鏡に興味のある人のための月刊情報誌
おかげさまで「星ナビ」はこの7月号で月刊誌として200冊目となりました。6月号、7月号の2号連続の記念特集「宇宙写真200 Part2『新たな地平を拓く21世紀』」をお届けします。一般への限定公開が始まった「キトラ天文図」の宇宙観も必見。
■表紙画像
新世紀の「宇宙写真」の1枚、国際宇宙ステーションから宇宙飛行士が撮影した夜の地球とオーロラです。21世紀になって宇宙開発は競合から協調へと変わり、SNSの拡大により宇宙からの写真さえも瞬時に全世界で共有されることが当たり前の時代になりました。
■創刊200号記念「宇宙写真200 Part2 21世紀の100枚」(企画・解説/京都虹光房+編集部)
6月号の「20世紀の100枚」に続いて、21世紀の宇宙写真100枚をセレクト。探査機、さまざまな波長の宇宙望遠鏡、地上の大型望遠鏡による観測が始まり、「写真」はデジタルデータの「画像」へ進化を遂げました。「発見の時代」であった20世紀を経て、「精査の時代」を迎えた21世紀の天文学の成果をまとめました。
■古の天文図を解く キトラ古墳ー千三百年の記憶(解説/齋藤正晴)
2016年9月、奈良県明日香村で「キトラ古墳の天文図」が初めて一般公開されました。現存する世界最古の本格的な中国式の円形星図と評価され、世界的にも貴重な文化財である天文図の魅力をお伝えします。
■日食を撮る 5「日食撮影の自動化」(解説/塩田和生)
皆既日食で見られる部分食・コロナ・ダイヤモンドリングなどを全部撮影するには多くのカメラ操作が必要で、目で見るほうがおろそかになってしまうことも。そこで、リモコンやパソコンを使ってカメラ操作の自動化を図る工夫を紹介しました。
■アメリカ横断皆既日食の現地最新情報と機材の諸注意(解説/石井 馨)
皆既日食まで2か月となりました。米国に遠征される方々のために渡航上の注意点として、安全情報の収集方法や機内手荷物規制の注意点などを案内します。
初級から中級までの天文ファンのための雑誌星空や宇宙、天体写真、望遠鏡に興味のある人のための月刊情報誌
いよいよ夏のイベントシーズン到来。ペルセウス座流星群を撮りに出かけるか、ニコンの高級双眼鏡に心奪われてみるか、それともアメリカ横断皆既日食で一般相対性理論に挑戦するか……特別付録の「星空ダイアリー」と本誌を見比べながらプランニングしてみましょう。
■表紙画像
及川聖彦さんによる、昨年のペルセウス座流星群の写真です。流星雨のように放射点から四方に多数の流星が飛び散る写真を超広角レンズで狙いました。
■綴じ込み特別付録「星空ダイアリー2017夏」
この夏の天文現象とイベントを網羅した、1週間1ページ形式のダイアリー。天文に関する基礎用語や、イベントの楽しみ方も案内しています。予定を立てる際の参考になるだけでなく、スケジュールを書き込めて、持ち歩きにも便利な一冊です。
■超高感度デジカメと超広角レンズで連写「ペルセウス座流星群を撮る」(作例・解説/及川聖彦)
流星の検出能力を高めるためには、できるだけ明るいレンズを用い、画質が許す限り高感度に設定してひたすら連写するのがセオリーです。ペルセウス座流星群で、放射点の存在が明確にわかる写真に挑戦!
■「双眼鏡100年の夢」ニコンWX 7×50IF、10×50IF(試用レポート/小田 透)
「もっとシャープな像を」「もっとコントラストを高く」「もっと広い視野を」と、夢を追い求めてきた光学設計者たち。2017年、ニコンがその「100年の夢」を体現した双眼鏡を発表しました。極限の光学性能を求めた広視界双眼鏡で、星の海を泳ぎます。
■皆既日食で「アインシュタイン効果」を検証する(文・写真/沼澤茂美)
一般相対性理論の証明のために、重力によって時空がゆがむ様子を観測する方法として、アインシュタインは皆既日食中の近傍星の写真撮影のアイディアを提唱しました。一般相対性理論発表から100年、今ではアマチュアレベルの装備で、当時の歴史的観測を追体験できるかもしれません。
ほか
初級から中級までの天文ファンのための雑誌世界の星絶景を見に行く 4
初級から中級までの天文ファンのための雑誌星空や宇宙、天体写真、望遠鏡に興味のある人のための月刊情報誌
12月14日から15日にかけて出現のピークとなる「ふたご座流星群」を高感度ビデオで捉える方法を紹介。コロナ画像処理や、ナローバンド星雲も必見。綴込み付録は12月号恒例の「星空カレンダー2018」です。
初級から中級までの天文ファンのための雑誌
Windows用ゲーム『ほしフルー星藤学園天文同好会ー』のオープニング曲を収録したシングル。2007年5月の“Dream Party東京”で初披露されたナンバーで、橋本みゆきの表情豊かなヴォーカルが堪能できる。
夏のCool-BはDVD付きのスペシャル版!!
『メサイア』『Lamento』の独占コンテンツを収録
本誌では再始動の『鬼畜眼鏡』を大フィーチャー!!
PIL/SLASHの新作も独占スクープ!
本誌だけの新着情報満載でお届け!
●表紙
『メサイア』
発売直前の今号では、メインキャラクターがそろい踏み!
ちょっとおすまし、シックに決めた3人です。
●描き下ろしピンナップ
和風伝奇世界が大注目の『玉響』がピンナップに初登場!
穂波ゆきねの美麗タッチが冴えわたります。メインキャラ総出演!
そして話題沸騰の『マスカレード』もピンナップ初お目見え。
キングofツンデレの姫原と優等生・八王子が火花を散らす「三角」な構図です!
●Cool-B仰天独占スクープ!
Scoop1
PIL/SLASH新作BL『コイビト遊戯』
注目の第2弾は丸木文華がリミッター全開でトバします!
キーワードは「変態」。『マスカレ』を超えるヤバさ!?
Scoop2
花梨新作乙女『Princess Nightmare』
ゴスロリテイストの新感覚乙女ゲーム。
バンパイアのキュートな女の子が魔物相手に恋と冒険!
●人気タイトルグラビア&SS書きおろし
『Laughter Land』唯月一+長野和泉
話題騒然の郎猫儿ニュータイトル 一気にSSとグラビアを掲載です。
クール美人なセルジと攻めboyディックのエロ爆発のアブナイ書き下ろし!
『マスカレード』トム+スズケン
天文部の夏合宿に出かけたヒロシと八王子。なぜかそこに姫原がっ!?
ファン待望のガチンコ三角関係シチュ、ついに登場です!
『White Shadow』山本和枝
待ってましたの描き下ろし! リューのシリアスな苦悩顔が色っぽい!
『Under the Moon』東条さかな+ひよ
きゅわーんとカワイイ、H&ラブリーな抱きしめっグラビア!
『絶対服従命令』ゆりの菜櫻+由良
キアにぞっこんのアラブの王子様アリー、その意地っぱりぶりが微笑ましい!
とってもエロいです!
『カレと彼の間で』yurie+伊集院草一郎
DL専用タイトルのパッケージ版。
双子の間で揺れる乙女心を描いたドキドキラブ。
『PrettyFlap』麻木+LIJU
発売直前18禁乙女ゲーム、初の書き下ろし登場です!
『ツキガミ』綾瀬しの
期待の伝奇もの! ドキドキのキスシーン!
●新作
『メサイア』
発売大接近中!
大好評にお応えし、CARNELIAN先生描き下ろし漫画がまたもや登場!
今度も凄い! エロい! そして美麗!
体験版と合わせて楽しめば、1000倍オイシイ!!
新公開CGもたっぷりあります!
『Lamento』
今回もHシーンや問題シーンをどっと公開!
さらにまだいた! 新キャラクター(複数)も一挙発表。
メインキャラクターのラブ事情がわかる「彼らの気持ち」も必見です!
『鬼畜眼鏡』
おまたせしましたーーー。
BLファンが泣きの涙で待ち焦がれた待望作、ついに再起動!
新CGはもちろん大公開、Sprayインタビューにご注目!
『Laughter Land』
発売と同時に猛話題の新作、注目のHシーンをどかんと大公開。
生シナリオ付きで、ディックと各キャラとの濃厚なラブをご堪能!
『玉響』
大注目のシナリオ、ついに初公開です!
幽玄の世界を官能的に綴ったテキストとともに、
新着の美麗CGをお届けします!
『マギア・ミスティカ』
飛鳥井とグレンの書き下ろしSSが登場!
お楽しみ連載・イラストコラムも。
『自律機動戦車イヅナ』
『ツキガミ』
『アラビアンズ・ロスト』
『遥かなる時空の中で 舞一夜(仮)』
『Under the Moon』
『Yo-Jin-Bo』PS2
『バトラーズ』
『ハートの国のアリス』
などなどなど
どれも新情報、新グラフィックなどお初情報満載の大充実! ぜひご一読を!
●発売済みタイトル
プレイガイド、設定資料、そして攻略は実用本位!
プレイに詰まったときはぜひ参考にしてください。
付録攻略チャートもお役立ちアイテムです!
『マスカレード』
戦慄衝撃の真相ルートを一挙紹介! 点野エンドや教祖エンドも。
『花帰葬』
HaccaWorks*が語るPS2版の見どころ聴きどころ!
『薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲クーDas Versprechen-』
全キャラ全カップリングのポイント紹介
『ときめきメモリアルGirlsSide2ndKiss』
発売ほやほや、プレイのポイントを総チェック!
『Cloth×Close』『緋色の欠片』
●声優インタビュー
岸尾大輔
ロングインタビュー
●新連載!
『咎狗の血』4コマ漫画連載開始!
「花宵ロマネスク」ファンページ
ファン必見!! 花宵描き下ろし4コマ大好評!!
「らりるれらぶれぼ」
『ラブレボ!!』情報満載!
『Live×EVIL』
書き下ろし漫画!
『まるごとっ!学園ヘヴン』
アニメ版情報アレコレ!
ほかいろいろ
役に立つエレクトロニクスの総合誌★付録基板
24bit/96kHz録音用×アンプ内蔵計測用のデュアルA-Dコンバータ搭載
★特集
◎ある時は測定器,またある時は衛星受信機,そしてまたある時は天文温度計
「電波読解マシン Piラジオの製作」
◎宇宙,太陽,気象衛星,電子回路…万物のヒソヒソ声を電波で解読
イントロダクション RFインタープリタ「Piラジオ」誕生
◎フィルタリング,ゲイン調整,ミキシング…入口から出口まで全部計算処理
Appendix ナルホド! だからフルディジタル無線機 Piラジオは高性能
◎受信50M〜2GHz,帯域30MHz,感度ー120dBm@10kHz帯域
第1章 Piラジオの仕様とレシーバ拡張ボードのハードウェア
◎台風Now! 高気圧Now! NOAAをダイレクト受信してWebより断然早く
第2章 Piラジオが雲の動きを速報! リアルタイム気象衛星レシーバ
◎太陽の表面やー270℃に冷え切った宇宙の果ての温度測定に挑戦
第3章 Piラジオ×BSアンテナで作るアストロ・サーモ・レシーバ
◎2GHzを15MHzに周波数ダウン&ディジタル変換! RFワンチップで手作り
第4章 Piレシーバ処理ブロック 1 I/QミキサとA-D変換回路
Appendix 無線機の感度や最大入力レベルの検討に欠かせないひずみやS/Nの机上計算
Appendix 受信したい周波数の「位相」,「ずれ」,「振幅」を一瞬で言い当てることができ るI/Q復調技術
◎FPGAでA-D変換データの1サンプル周期を引き伸ばしてからラズパイに進呈
第5章 Piレシーバ処理ブロック 2CICフィルタ 3データ出力タイミング調整バッファ
◎コンピュータは計算が大得意! 復調したり,周波数分析したり,表示したり…
第6章 ラズパイ処理ブロック 4FIRフィルタ 5復調 6サウンド出力 7FFT演算 8 波形表示
◎ある時SSB受信機,またある時はRF電力計,そしてまたある時はネットアナ
Appendix カメレオン無線機「Piラジオ」の七変化ぶり
◎ピッと1W出すとアマチュア無線グループが共有サーバで受信をドドッと知らせてくれる
第7章 世界地図に電波の足跡がリアルタイムに! Ultimate3S送信キット
ほか
二十世紀、新時代の天文学の発展は、望遠鏡の進化とともにあった。その基礎を築いたヘールは、資金・材料集めや技術上の様々な困難を乗り越え、次々と巨大望遠鏡の建設を進めた。本書には彼の尽力で始められ、アメリカの人材・技術力を結集して作られたパロマーの二百インチ望遠鏡の物語が記される。
本書は今日使われている季語の中から千季語を選び、それらの語源、成り立ち、文化的背景などにも触れた。
大づかみに計算して物理現象を理解することを英語では“封筒の裏の物理”と言い、スタンフォード大などでも同名の授業がある。元々は、物理学者が問題にぶつかったとき手もとの紙切れ(往々にして“封筒の裏”)に概算して問題に見当をつけることを指す言葉だ。面白い結果の得られる101の例をまとめた本書は、“封筒の裏の物理”の優れた教本である。