本書では、まず人の一生が始まる前の時期として、母性の妊娠期と授乳期について述べる。続いてライフステージを、新生児を含む乳児期、幼児期、学童期、思春期、青年期、成人期、高齢期に分けて解説する。ライフステージ別栄養学に続く章では、労作については肉体的労働に加えて精神的労働にも言及し、また運動に関してはある意味でアブノーマルな運動選手などは対象外として一般人のみを考え、さらに現代社会に増加しつつあるストレス関連をも取り上げる。最後に、低温・高温、低圧・高圧、夜勤・海外旅行、騒音・振動などの、特殊条件にある人びとを対象とした栄養学に言及する。
本書は、医学生や研修医が小児プライマリ・ケアを研修する際に、外来小児科学のミニマム・エッセンシャルを理解するためのマニュアル本である。内容は、外来でよくみる日常疾患診療とヘルスケアについて、何を学ぶべきか、落とし穴はどこか、専門医に託すまでの診療能力の限界、患者指導の要点、自己評価の方法などで、小児科専門医ではない臨床医にも、必要な最小限の学習目標を整理している。とくに付録として、活字では伝えられない内容を収めた教材DVDを用意した。
本書は多くの専門医の種々の疾患に対するGnRHアゴニストの使用経験およびその解説を収載したもので、GnRHアゴニストを用いる際の大変有意義な手引書である。実際の臨床の現場での知見が述べられ、hands-onの情報が紹介されており、GnRHアゴニスト療法に携わる実地医家に益するところが大きい。
本書は、次の3部構成とした。第1編の「栄養管理と栄養状態の評価・判定」は本書の総論に相当する部分で、栄養管理の考え方、種々の栄養環境への適応、栄養状態の評価・判定、そして科学的な根拠に基づいた栄養素必要量の求め方について記述している。第2編の「ライフステージ栄養学」は、各ライフステージの生理的特徴、栄養状態の特徴、栄養アセスメント、栄養必要量、栄養関連疾患、そして栄養管理と、順を追って応用栄養学の実践的な内容を記述した。第3編は、「特殊栄養学」として、生体リズム、運動とスポーツ、ストレス応答、そして特殊な環境における栄養とのかかわりを、高温・低温環境、高圧・低圧環境、無重力環境として取り上げた。また、管理栄養士国家試験の新出題基準をも視野に入れた内容としている。本書は、全体を通じて、個人のライフステージ、ライフスタイルごとの栄養管理の考え方と手法を学び理解できるように編集している。
本書では、妊婦、産婦、褥婦、新生児と家族をクライエントとする11の事例を取り上げ、その事例ごとにアセスメントとケアプランを中心に述べている。
今般、第18集を発刊するにあたりまして、これまでに全国の先生方から寄せられました、判型を大きく、「心の健康ニュース」の同時掲載、というご希望を取り入れて、判型をA5判からA4判にして、スペースを2倍に、また「心の健康ニュース」の掲示用紙面と指導者用解説紙面も1年間分の全紙面を掲載、表紙の体裁もソフトカバーに変更、より活用しやすくいたしました。
今般、第18集を発刊するにあたりまして、これまでに全国の先生方から寄せられました、判型を大きく、「心の健康ニュース」の同時掲載、というご希望を取り入れて、判型をA5判からA4判にして、スペースを2倍に、また「心の健康ニュース」の掲示用紙面と指導者用解説紙面も1年間分の全紙面を掲載、表紙の体裁もソフトカバーに変更、より活用しやすくいたしました。
本書は、女性のライフスパン、特に思春期、性成熟期、妊娠・出産期、更年期という性差が最も明確に現れる時期において、糖尿病という疾患に関連して、女性特有のさまざまな質問や問題に答えるという形で進めていくものである。