生理人類学とは、ヒトの進化・適応史に照らして、生活環境において発生する問題や潜在的な課題も含めて多くの領域から考察し解決しようとする学問である。
本書は、物理的環境(重力、温熱、光、音など)への適応からヒトの特徴を描き出し、日常生活における行動(睡眠、労働、運動など)とその問題点を解説している。また情動・感情のもつ本来の生物学的意義を踏まえ快適性の考え方に言及している。そして最後に未来への課題やその対応について考察を試みている。
まえがき
第1章 生理人類学を学ぶにあたって
1.0 生理人類学を学ぶにあたって
1.1 生理人類学とは
1.2 遺伝と進化
1.3 環境適応とその多様性
第2章 ヒトの物理的環境への適応の特徴と課題
2.0 ヒトの物理的環境への適応の特徴と課題
2.1 重力への適応
2.2 温熱への適応
2.3 光への適応
2.4 音への適応
2.5 酸素への適応
2.6 生活環境への適応と課題
第3章 人の日常行動と課題
3.0 人の日常行動と課題
3.1 生活時間(リズム)
3.2 衣服
3.3 食と栄養
3.4 睡眠
3.5 労働
3.6 運動
3.7 介護
第4章 人の快適性と課題
4.0 人の快適性と課題
4.1 人の情動と感情
4.2 人のストレスと快適性
4.3 生活デザインと快適性
4.4. 人とテクノロジーの関係
第5章 人の未来と課題
5.0 はじめに
5.1 人の本性と行動
5.2 個人への注意喚起
5.3 社会への注意喚起
5.4 おわりに
2020年オリンピック東京大会を目前に記録やパフォーマンスの向上を求めて発展してきた様々な器具や用具、
施設を中心に、その歴史や変遷、最新情報など画像や図解で紹介。
血糖値を調節する意外な臓器とは?エネルギー代謝を変える感覚刺激とは?胎児期のストレスは生後に影響するのか?運動はホメオスタシスの中枢に影響を与えるか?血液脳関門にホメオスタシスはある?
各疾患のわかりやすい解説に加えた、本人のための「療養の心得」と家族に向けた「家族と周りの人にできること」も充実の内容。
総 論
第1章 こころの病気の原因と分類
1.こころの病気の原因についての考えかた
2.こころの病気の原因と分類
第2章 こころの病気の診察と治療
1.こころの病気の診察
2.こころの病気の治療と援助
各 論
第3章 ストレス関連症
1.適応反応症(適応障害)
2.外傷後ストレス症(PTSD)
第4章 神経症もしくは不安と関連する疾患
1.パニック症
2.全般性不安症
3.社交不安症
4.心気症、身体的苦痛症
5.強迫症
6.解離症
第5章 うつ病
1.うつ病は「よくある病気」
2.誰もが経験する憂うつや落胆との違い
3.症状
4.経過
5.発症と原因
6.病態
7.治療
8.うつ病が長引くとき
9.うつ病の再発
10.療養の心構え
11.家族と周りの人にできること
第6章 双極症
1.双極症も「よくある病気」
2.躁エピソードの症状
3.軽躁エピソードの症状
4.混合エピソードの症状
5.発症と経過
6.原因と病態
7.治療
8.療養の心構え
9.家族と周りの人にできること
第7章 統合失調症
1.統合失調症はまれな病気ではない
2.症状
3.統合失調症の3種類の病型
4.経過
5.発症と原因
6.病態
7.治療と援助
8.療養の心構え
9.家族と周りの人にできること
第8章 睡眠の病気
1.不眠症
2.その他の睡眠障害
第9章 摂食症
1. 神経性やせ症(拒食症、神経性無食欲症)
2.神経性過食症
第10章 児童・青年期の精神疾患
1.不登校とひきこもり
2.注意欠如・多動症
3.自閉スペクトラム症
第11章 アルコール依存症
1.症状
2.病態
3.治療
4.療養の心構え
5.家族と周りの人にできること
第12章 認知症
1.全般的な症状と加齢変化との違い
2.行動や心理面にみられる症状
3.認知症のタイプ
4.発症から受診まで
5.診断
6.病態
7.治療と援助
8.家族と周りの人にできること
コラム 心身相関
コラム 脆弱性とレジリエンス
コラム 国際診断分類
コラム 通院治療の支援制度
コラム 遷延性悲嘆症
コラム 複雑性PTSD
コラム 病気と普通の境界
コラム 抗不安薬と睡眠薬への依存
コラム 意識障害とせん妄
ラカン派精神分析を手掛かりに、臨床と思想の両面から、現代の臨床ー倫理を模索する。自閉を「開かれ」としてとらえ、「心」の見方について再考を試みる意欲作。
「脳」「心」「行動」の関係をわかりやすく解説した、心理学と脳科学をつなぐ入門書
心とは何か、どこにあるのか? 脳と心の視点から生き方を考えてみよう!
行動を続けることによって脳は変化するのか、それが心のはたらきとどう関係するのか、多くの事例や研究成果をもとに迫っていく。また、それを、趣味、勉強、育児、教育など、身近な日常生活の課題と結びつけ、生きていくことに役立つ視点も提供する。
●著者紹介
坂本 敏郎(さかもと としろう)
京都橘大学総合心理学部 教授 博士(心理学)
専門は、実験心理学、行動神経科学
著書に、『臨床心理学と心理的支援を基本から学ぶ』(北大路書房、分担執筆)、『神経・生理心理学ーー基礎と臨床、わたしとあなたをつなく心の脳科学』(ナカニシヤ出版、共編著)、『心理学概論ーーこころの理解を社会へつなげる』(ナカニシヤ出版、共編著)など
上北 朋子(うえきた ともこ)
京都橘大学総合心理学部 教授 博士(心理学)
専門は、実験心理学、行動神経科学
著書に、『動物心理学入門ーー動物行動研究から探るヒトのこころの世界』(有斐閣、分担執筆)、『神経・生理心理学ーー基礎と臨床、わたしとあなたをつなく心の脳科学』(ナカニシヤ出版、共編著)、『心理学概論ーーこころの理解を社会へつなげる』(ナカニシヤ出版、共編著)など
日進月歩で進化する医療機器。検査はより正確に、よりスピーディになり、治療も患者の負担がより軽減されるものになっている。一方で、技術が進歩し専門化するほど、使いこなしたり、機器全体を俯瞰するのが難しくなっている。そこで、最新の検査・治療機器の中でとくに注目される40機器を取り上げ、その特徴を医療関係従事者だけでなく、一般の人にもわかるよう解説する。
「老化の引き金」であるだけでなく、さまざまな「病気の火付け役」でもある、フリーラジカル・活性酸素。その研究の第一人者である京都府立医科大学の吉川敏一学長が医学的見地から解き明かした、若さと元気を保つコツ事典。
公認心理師カリキュラムにおける「神経・生理心理学」に対応した内容を網羅。統合的な観点から神経心理学と生理心理学の基礎知識が身につき,学問そのものへの興味も喚起する最良のテキスト。
第1章 中枢神経系の構造
小嶋祥三
第2章 神経システムの基礎
一谷幸男
第3章 神経心理学の方法論
緑川 晶
第4章 生理心理学の方法論
坂田省吾
第5章 視覚・聴覚の障害と評価方法
鈴木匡子・軍司敦子
第6章 体性感覚と運動の障害の評価方法
河村 満・赤池 瞬・菊池雷太
第7章 言語の障害と評価方法
大槻美佳
第8章 情動の障害と評価方法
寺澤悠理・梅田 聡
第9章 記憶の障害と評価方法
朴 白順・月浦 崇
第10章 注意の障害と評価方法
前島伸一郎・大沢愛子
第11章 遂行機能の障害と評価方法
田渕 肇
第12章 神経疾患のタイプと障害
武田克彦
第13章 認知リハビリテーション
坂爪一幸
第13章 脳波研究
片山順一
第15章 画像研究
小野田慶一・皆川泰代・尾上浩隆・田中慶太
第16章 自律神経のメカニズムと測定法
朝比奈正人
第17章 睡眠の生理
北村真吾
在宅アセスメントの21領域を詳しく解説。「くすりシート」で要注意副作用を領域別にチェック。
患者像をイメージしながら精神疾患を理解できる。
■本書では,“力”の二大要因である睡眠時ブラキシズムと咀嚼時の咬合力に焦点をあて,困難とされていた「力の鑑別診断」と「力のコントロール」の実際を多数の症例を用いてビジュアルに解説
■“力”の二大要因に対する診断の確実性を飛躍的に向上させたオクルーザルスプリントの製作法と応用法についてくわしく紹介
■歯根破折,インレーや冠のたび重なる脱落,歯の動揺,義歯のトラブルなど,“力”への対応で苦慮している臨床医,必読の書
1 過度の咬合力への気づき
2 睡眠時ブラキシズム(SB)とその評価法
3 睡眠時ブラキシズム(SB)と各種の現象との関係
4 睡眠時ブラキシズム(SB)のコントロール
5 咀嚼時の過度の咬合力
6 “力”のコントロールへのモチベーション
7 “力”のコントロールの実際
スポーツ&友情”さわやかストーリー!楽しいキャラクターがいっぱい、おもしろくて一気に読めるよ!ルカは運動神経バツグンなのに、水泳だけは苦手。でも、水泳大会で優勝すると宣言してしまった。大会まであと2ヵ月。親友のミサキに誘われ、スイミングスクールに入り、お風呂でも特訓。ルカの努力はむくわれるのか!?
発達がわかると子どもの姿が見えてくる!
子どもは、みんな一人ひとり違います。一般的な発達を知っているからこそ、見通しをもって、目の前の“この子”に合った援助ができます。この本では、0・1・2歳児の成長・発達の流れを項目別に詳しく紹介しています。発達に合った保育者の援助や具体的な言葉かけ、よくあるお悩みに答えるQ&Aのコーナーなど、毎日の保育に生かせる情報が満載です。
心不全の推計患者数は120万人、虚血性心疾患は130万人といわれ、今や死亡原因第2位でがんに次いで死亡者数の多い心臓病。心不全に関しては2035年にピークを迎え、病床があふれかえって医療難民が生じると懸念されることから、予防やセルフメディケーションの重要性が訴えられています。
心臓病のほとんどは突然起こるのではなく、長年の生活習慣が原因であることが多いといわれています。実際、心臓の病気は高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病とのかかわりが強く、毎日の食事や運動といった生活習慣を見直すだけでも大きな改善が期待できるのです。
中でも運動は薬と同等の効果があるとされ、心機能を高めるうえで欠かせないものです。心臓病は絶対安静というのは過去の話で、現在では積極的に心臓リハビリテーションに取り組んで、適度に体を動かすほうが健康寿命の延伸につながるといわれています。再入院が非常に多いといわれる心不全でも、心臓リハビリテーションを行えば再入院の割合が約4割も減少、心筋梗塞や狭心症の再発リスクは約3割も減少するのです。
本書では、循環器の専門病院で実際に行われている心臓リハビリテーションのやり方を、自宅で無理なく行える1分体操として専門医が図解でわかりやすく伝授します。さらに、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や弁膜症、心筋症、不整脈、大動脈解離といった心不全と関係の深い病気の詳細な解説のほか、心臓をいたわる食事や生活習慣、血流がよくなる8秒ストレッチ、足のむくみが取れる体操&セルフケアなどについてもくわしく紹介。心機能を高め病気の再発を防ぐためのあらゆるメソッドを網羅した一冊です。
第1章
放置すれば脳梗塞や突然死も招く!動悸や胸痛などの症状から怖い心臓病かどうかも対策もわかる「心臓病セルフチェック」
第2章
心機能の改善には心臓の負担を和らげる「心臓リハビリ」が最重要で心筋梗塞の再発リスクも心不全の再入院リスクも激減!
第3章
高い血圧が下がり息苦しさが解消!脈拍数も安定!動悸や不整脈が改善し胸痛も治まる心臓リハビリ「強心1分体操」
第4章
心臓のポンプ機能の低下で起こる「足のむくみ」が解消!心不全などの人が悩む足のむくみを取る「むくみ取り体操&ひざ下絞り」
第5章
衰えた心機能が回復する「強心ごはん」や動脈硬化を防ぐ「血管柔軟ごはん」、自律神経を正して不整脈を退ける「脈正しごはん」など心臓を守る最新食事術
第6章
早朝に多い発作を抑える起床術や心臓に負担をかけない歩行・入浴・睡眠・思考法など医学的に正しい「心臓をいたわる生活術」