調べたいテーマについての統計図表が、どの資料の、どこに、どんなタイトルで掲載されているかをキーワードから調べられる索引。1997年〜2023年に国内で刊行された白書・年鑑858種から、芸術・文化・エンターテインメントにする表やグラフなどの形式の統計図表8,195点を収録。
「所有」「先入見」「国家」「方位」「歴史」といった、近代美学を「外部」から支える五つの概念を吟味し、美学理論の境界や条件そのものを精緻に問い直す。そして美学を起動するメカニズムに着目の上、その歴史を描出し、制度としての美学を内から外へと開き、その変容を目論む美学芸術学必読書、新装版。
プロローグ 中心の喪失:「新しい神話」あるいは「ゴシック幻想」
第一章 所有:近代的「所有権」思想と「芸術」概念
1 伝統的詩学からの訣別
2 精神の個体性のアポリア
第二章 先入見:習慣の詩学あるいは趣味の政治学
1 自然主義的趣味論とそのアポリア
2 先入見の復権とその行方
第三章 国家:美学と政治学をめぐる近代性の行方
1 近代国家論とそのアポリア
2 「永久平和」の理念と反省的判断力
3 「美的国家」あるいは社会の美的統合
インテルメッツォ 中心の遍在:ノヴァーリスあるいは政治的汎神論の美学
第四章 方位:表象としての「東西」「南北」から見た近代的芸術精神の成立
1 北方的近代への批判:コンディヤックからルソーへ
2 北方的芸術の発見:ハードとヘルダー
3 憂鬱なる北方とロマン主義の精神、あるいは方位の表象の解体
第五章 歴史:普遍と特殊の交叉
1 歴史的思考の成立
2 歴史的思考の行方
エピローグ 中心の批判:ヴォリンガーによる「ヨーロッパ中心主義的」芸術史の批判とその行方
イタリア・ルネサンスの美術を知るうえで最も重要、かつ読み物としての面白さを兼ね備えたヴァザーリの『芸術家列伝』は、ダンテの『神曲』とならぶ古典として知られている。その中より前期ルネサンスを代表する九名の画家の伝記を収録。
日本画家、洋画家、陶芸家、彫刻家、版画家37名、小説家、詩人、歌人11名の絵手紙90通を収載。
デッサン、絵画、彫刻から『赤の書』まで芸術家ユングのすべて。
分析心理学の創始者であり、20世紀を代表する思想家であるユングは執筆と同様に創作にも多くの情熱を注いできた。その視覚芸術の実践は生涯にわたり、デッサン、絵画、彫刻など幅広いジャンルで行われてきたが、ユング自身の「芸術家」を名乗りたくないという思いから知られることはなかった。しかし、2009年に出版された『赤の書』により、ユングの視覚芸術とその豊穣なイメージに注目が集まることとなった。本書では未発表の芸術作品も数多く紹介し、その変遷と芸術的意義を明らかにする。
本誌アートディレクターであり、地下鉄マナーポスター、iichikoポスターを長年デザインしてきた河北秀也の特集。インタビュー、対談、関係者による論稿、過去の作品などを収録している。
インタビュー「河北秀也の芸術資本」 聞き手/山本哲士
【特別対談】山本理顕×河北秀也「芸術の創造 創造の芸術」
【Document】「デザインとホスピタリティ」対談:福原義春×河北秀也
「河北秀也のデザイン」清水泰博
「モダニズムの先を見据えて 遊戯的思考からのデザイン iichikoPERSONは“私のデザイン”の傑作」長濱雅彦
「システムとしての芸術機械」楠元恭治
「記号から風景へ」 港千尋
「河北秀也の芸術資本とデザインワーク」山本哲士
【資料】Hideya Kawakita's History & Works
本特集では2024年3月に逝去した彫刻家・舟越桂がこれまでに制作した版画作品を全点掲載し、レゾネとしてまとめます。
舟越は、生前に98点の版画を手掛けました。制作においては毎回新しい技法に取り組み、工房と協力しながら自ら版の制作も行っていました。作家の独特なイメージが表れている版画作品は、どれも神秘的な雰囲気をまとい、現在も見る者を魅了しています。
また、版画作品に共通するイメージの彫刻やドローイングも掲載します。版画から舟越の生涯の仕事を掘り下げる決定版の特集です。
巻頭特集 舟越 桂 全版画
第1章 最初期の版画作品 1987-1990
ロンドン滞在中に制作した最初の銅版画3点から、1990年代に発表された銅版画作品を掲載。
関係者の証言 1987-1990 ギャラリーせいほう、戸村茂樹、クラウン・ポイント・プレス
第2章 さまざまな技法と版画工房との制作
アンドーギャラリーが版画のプロデュースに携わるようになって制作されたリトグラフ16点に始まり、伝統木版画工房などさまざまな工房と共に制作した多種多様な版画作品を掲載。
関係者の証言 1993-2002 エディション・ワークス、寺内版画工房、戸田 正、篠原奎次、高橋工房、タマリンド・インスティテュート
第3章 「スフィンクス」というモチーフ
2005年以降に舟越の重要なモチーフとなった、両性具有の肉体を持つ半人半獣の「スフィンクス」像が、版画作品にも登場するようになる。本章では最後の版画作品となったメゾチントまでを掲載。
関係者の証言 2005-2017 フイプレス、キドプレス
版画取扱いギャラリーの証言 ギャラリー白川(京都)、Yoshiaki Inoue Gallery(大阪)
舟越桂の版画プロデューサー 安東孝一インタビュー
版画は子どものようなもの
舟越 桂 版画作品を語る
『版画芸術』にこれまで掲載されたインタビューの中から、版画作品について舟越自身が言及した箇所を抜粋して掲載。
舟越 桂 関連略年譜
版画家ヒストリー 佐藤暢男(メゾチント)
佐藤暢男 透徹した写実のメゾチント 文・松山龍雄(小誌編集主幹)
「版画アートコレクション」の作家 大塩紗永(木版)
躊躇と記号、そして存在の顕現 文・海老塚耕一(多摩美術大学名誉教授)
期待の新人作家 鈴木晴絵(コラグラフ、モノタイプ、インスタレーション)
展覧会スポットライト
・大正イマジュリィの世界 展
2026年7月3日〜8月30日/東京・八王子市夢美術館
・版画家レンブラント 挑戦、継承、インパクト
2026年7月7日〜9月23日/東京・国立西洋美術館
・原 健 作品集刊行記念展
2026年6月22日〜7月4日/東京・シロタ画廊
・新ギャラリービルオープン記念展 養清堂画廊セレクション
2026年8月17日〜8月29日/東京・養清堂画廊
連載 版画技法実践講座 銅版画を作ろう 応用篇
第7回 道具を自作する 講師・大矢雅章(多摩美術大学教授)
今すぐ買える版画の逸品 版画マーケットプライス 2026年6月〜8月版
版画展覧会スケジュール 2026年6月〜8月版
公募展受賞作品/公募展募集要項
版画インフォメーション/読者プレゼント
HANGA GEIJUTSU English Summary
2024年、20年ぶりに日本のお札のデザインが刷新されることが発表されました。渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎の3人が新しいお札の顔として注目を集めています。本書は日本だけでなく、世界の国々でお札になった偉人たちの、それぞれの人生や功績を紹介する学校図書です。偉人伝としても楽しく読むことができますし、お札に関するコラムやトリビアも満載。知識の本として、子どもたちのお札に関する調べ学習としても役立ちます。
戦前期日本プロレタリア文化運動の生成・発展過程と、その中で生まれた運動のあり方を「模範的共産主義者」蔵原惟人とその後継者らを軸に考察。
戦後日本共産党運動の源流としての文化運動という新たな視座も提示。
三千年に亘る、哲学者、芸術家、芸術批評家、美術史家による芸術についての言説を紹介整理。