「仕事」「人づきあい」でグンと差がつく秘密の特訓メニュー。すぐに使える“達人”たちの絶妙な「言い回し」を一挙公開。
なぜ『日本語が亡びるとき』は書かれることになったのか?そんな関心と興味にもおのずから応える、ここ二十年の間折にふれて書きつづられたエッセイ&批評文集。
声を出さない、誰の声も聴かないなどという日は、ほとんどないのではないでしょうか。声は自分を取り巻く生活にあたりまえにあるもの。まるで空気のようです。空気はなくならなければ、その重要性に気がつきません。声もとても大切なものなのに、意外と意識されている人は少ないのではないでしょうか。でも、自分の声を知ることは、自分という“存在の意味”を知ること。「病気」「悩み」「嘘」…声を知り、その力を手にしたとき、本当の意味で自分自身を大切にし、自分の人生を生きることができるでしょう。本書は声をあなたの生涯の友、本当の味方にしていくためのガイドです。
本書は、ベテラン通訳者で、ソルボンヌ大学の通訳翻訳高等学院(ESIT)の学長も務めた著者が1968年に発表したもので、通訳関係の本の中でも古典として広く知られている。それまで、とかく通訳は言葉を訳すものと考えられていたのに対して、本書は「通訳は言葉ではなく話し手の伝えようとする意味を捉え、それを通訳者自身の言葉で表現するもの」という基本的理念を提示し、通訳研究の中で「意味の理論」として知られる大きな流れを打ち立てた。欧米では会議通訳を志す人の必読書となっており、日本でも英訳版が通訳教育の教材として使用されてきた。本書はそのフランス語原典からの翻訳である。
「雑談にはルールがある!」23歳のコミュ障なサラリーマンを変えたのは突如現れた謎の人物の一言だったー会話がとぎれない!テクニック満載。
声優を目指す人、「声」を仕事にしたい人、学校の演劇部、劇団の発声練習に欠かせない1冊。声優としての身体づくりから始まり、発声法、アクセント、リズムなどを修得していく。言葉を自在に操るための技術を写真やイラストでわかりやすく解説。ひとりでも、仲間同士でもトレーニングできる内容になっている。
変化するのは、言語の本質である。現在、世界に数千あるとも言われる多様な言語が存在するのも、変化の結果である。しかし、個々の言語理論が、その変化・変異のメカニズムの全容を解明するには限界がある。だからこそ、形態論・統語論・意味論・社会言語学・歴史言語学・方言研究・言語獲得・実験心理学などの諸分野の研究者がその最新の研究成果を持ち寄る場が、いまこそ必要である。
「外国語を生かせる仕事」として、根強い人気を誇る翻訳業。そもそも翻訳とは、どんな仕事なのか。そして、これからの翻訳者には何が求められるのか。実務、映像、出版の翻訳者一〇人にインタビューを重ね、浮かび上がってきた「翻訳というおしごと」の現在と未来を、鮮やかにえがく。
言語行為論の創始者として知られるオースティン。言語行為論のほか、意味、他我、真理などの問題が解明されている。
山口昌男にして「傑出した知の編集者」松岡正剛にして「学者10人分」といわしめた高橋秀元が東西を繋いで言語を解説。
これがフィールドワーク!未知の言語をどうやって調査するのか。狩猟採集に頼った暮らしをする先住民の居留区に一人飛び込んでの悪戦苦闘。消滅の危機にある言語に30年にわたって寄り添った貴重な記録!
本論文集は、1993年の誕生以来、生成文法における代表的な形態理論であり続けてきた分散形態論(Distributed Morphology,DM)の30周年を記念する論文集です。具体的には、日本の第一線で活躍する統語論・形態論の研究者による論文9本に加えて、編者による分散形態論の概要、そして分散形態論の提唱者の一人であるニューヨーク大学のAlec Marantz氏による序章が収録されています。
簡単なのに効果バツグン!楽しくてクセになる!イヌ、カラス、ネコ、ヒツジ、お経など「声まね」の課題をこなすだけで、強く安定した声を出せるようになります。
マルンベリの『音声学』(文庫クセジュ266)以降、音声学・音韻論で得られた新たな知見、そしてこの半世紀間の音響音声学の発展をふんだんに盛り込み、めざましい進展を遂げている韻律論の最新の研究成果を踏まえた重要な入門書。フランス語話者を読者として想定しつつも、諸言語間の類型論的な差異や言語に普遍的な傾向を記述。