ルビー文庫の人気作品のドラマCDシリーズ。3人の生徒が繰り広げる学園ラブ・ストーリー。三角関係ならではの波乱万丈なバトルが魅力。原作は吉原理恵子、キャストは鈴木健一、遊佐浩二、野島健児他。
本書は、電子デバイスの基礎となる半導体の物性を解説した教科書である。バンド理論や電気伝導の理解に不可欠な結晶構造や格子振動といった物性論の基礎から、実際の半導体の物性、pn接合、トランジスタなどのデバイスとしての応用までを、豊富な図を用いて平易に解説している。
近代科学はどのように形成されてきたのか、天文学、力学、光学の一部で始まった近代科学がどのようにして今日の広大な科学にまで展開してきたのか、近代科学はどのようにして伝わり、受け入れられていったのか、という時間的あるいは地域的・文化的に異なる三つの位相から多角的にとらえ、これによって近代科学という広大な知的分野の歴史的本質を解明する。
本書は、「高齢者の住宅熱環境の基礎研究」のテーマで行なわれた、高齢者を対象にした温熱条件に対する生理心理的反応の実験研究と、全国的規模で行なった住宅の温熱条件の調査結果とをまとめたものである。
この本の目的は応用数学の研究成果から、材料力学に対して有用な手法を集めることである。逆問題への入門として、数学的考察を行う前に、まず物理学的および実験的見地を強調する。境界上の力学的な作用、または物理現象の利用(例えば、温度場、重力場など)によって得られる情報を用いて、ブラックボックスと考えられる力学系をいかにして解き明かすかを示す。様々な状況に適する様々な理論的方法を章ごとに説明する。
熱力学の基礎知識が、図やデータを豊富に用いて具体的に説明され、理論と実際面との結びつきが、多くの例題を解くことにより容易に理解できる。またエントロピーなどの計算、実用上重要な混合系の熱力学に充分な紙幅をさき、エクセルギーの活用についても丁寧に解説されている。
英国化学工学会刊行の“User Guide on Process Integration for the Efficient Use of Energy”1994年増補版の完全日本語訳。理論とその適用方法を詳細に解説。具体的応用例も紹介。豊富な図表(200点)。重要用語の対訳索引付き。
熱処理技術の入門書である本書は、同時に「金属熱処理・技能検定試験」の受験用テキストとして作成されていますから、その構成と内容は、技能検定の試験科目および基準の細目に準拠しています。なお、技能検定には1、2、3級がありますが、すべてに対応できるように、本書は1級受験者レベルで書かれました。
基礎と応用および理論と実践の両面から、現代固体物理学の立体像をバランスよく描いたテキスト。前半7章で化学結合、結晶構造、格子力学、バンド理論の枠内での電子物性など、伝統的な1電子近似の固体論が系統的に記述され、後半の5章で、最近とくに発展著しい磁性や超伝導および半導体物理などの分野が詳しく解説される。
科学が自然を破壊した今、人間は人工的に反人工的な自然を保持するべく努力しなければなりません。科学技術は、この逆説に耐え抜かねばならないのでしょう。