がっこうのぶらんこに、こうさぎがのっていました。こうさぎは、ぶらんこをたかくこぎ、ピョーンととんでいます。ぶらんこのだいすきな、みのりとこうさぎの、おはなしです。
本書は、マージェリー・ウィリアムズの作品を原典に、フラヴィア・ウィドゥンが娘のリサとともに書き改めた作品です。フラヴィアは、この心暖まる物語をいかにも彼女らしい、愛と希望にみちた作品に仕上げました。
とんまで臆病者とみられていたアナウサギたちは、シーズンでにぎわう高級レストランを襲撃し、新設のゴルフ場を組織的に攻めてトーナメントをめちゃくちゃにした。北海の美しい島、ジルト島で何が起こっているのか。島の将来をめぐって、アナウサギと人間の対立を、ユーモアと風刺で描く長編寓話。地名も施設も全て実在、実名。ふしぎなリアリティで人間社会のゆがみが映し出される。これは、現代版イソップ物語とも言うべき、新しいジャンルの作品。
出産の不安や喜びを分ち合い、流産の悲しみやつわりの苦しみを慰めてくれるのは夫や家族であり、頼りになる助産婦や同じ経験を持つ妊娠の先輩たち。病室に置かれた一冊のノートから始まった、ふれあいと感動の輪。
生まれてから1人前になるまでの成長の様子を、かわいいカラー写真と動物たちのゆかいなおしゃべりで説明。あらゆる生きものへのやさしい愛の心を育む、学習絵本です。
ともだちからスイカみたいにおおきなキャベツをわけてもらったウサギは、おいしさに大かんげき。「キャベツ畑をつくろう。たくさんできたら、おまつりだ」一週間たち、二週間すぎ、そしていよいよおまつりの日-。東北電力「夢見る子供童話賞」絵本部門大賞受賞作品。
とっくたっく、とっくたっく、とっくたっく、とっくたっく。モコのむねで、なりひびくのは目ざましどけい?それとも、じげんばくだん…?
“イラストレーター”になるという夢を抱いて走ってきた著者が、これまでの日々をふりかえって綴った「書き下ろし」自伝的エッセイ集。
イソップ童話では、足の速いうさぎがゆだんして昼寝をしたために、こつこつと走り続けたかめが勝ちます。本書では、うさぎが足の速さをじまんして、ひとり野球やテニスをしているあいだに、かめにおくれをとってしまうという、楽しい見せ場をつくっています。
なるほど納得、らくらく農作業。作業の能率が上がり、体もらくらく-。農家自身が工夫した営農に役立つアイデアが満載です。
メキシコがオリンピック開催に向けて高度経済成長を遂げ始めた1960年代。酒とセックスの乱痴気騒ぎに耽りながら、メキシコ革命以後のさまざまな制度に縛られた現実に、激しい〈否〉を突きつける、メキシコ・シティの片隅の残酷な青春を描いて、若い世代の圧倒的共感を呼んだ話題作。