マンション麻雀を営む『大槻』にスカウトを受け、
巷の30倍にもなる高レート麻雀に参戦する事となった、
孤高の雀士『柳 怜士』。
大槻の麻雀部屋を稼ぎ場とするメンツを前に、
圧巻の麻雀で力を示した柳は、その翌日ーー
同じ千点3千円のレートで、
東風戦12回戦という長丁場の闘いへと挑む事となった。
場を囲むのは、この雀荘の“常連”である、
剛腕の社長「塚原」と、計算高い打ち手の「細矢」。
そして、柳と近い年にして、この高レートを生き抜く若武者「佐久間」。
開幕早々、柳が勝利を決めるも束の間、
続く2・3回戦は、佐久間と細矢に和了を全て奪われる展開に…
逆境に立たされた柳だが、逆転の糸口は掴めるのか!?
「麻雀小僧」「根こそぎフランケン」の“押川雲太朗”と、
「天牌」「麻雀放浪記」の“嶺岸信明”がタッグを組んだ、
新生麻雀活命記、鮮烈の第5巻!!
2018年、会社を私物化した「カリスマ経営者」が逮捕されたーー。
大企業の“病巣”はすでに40年前にあった!
かつて日産自動車に君臨し“天皇”と畏怖された塩路一郎。組合員二十万人の労働組合の総帥として、社長人事に影響を及ぼし、経営を歪め、社内紛争を長引かせる一方、豪華クルーザーで遊び、愛人を囲い、私利私欲を極めた。なぜ彼は権勢をほしいままにできたのか。大企業の病巣に切り込む迫真の実録小説、緊急復刊!
(『労働貴族』を改題)
「救世主はいつから、なぜ、会社を食い物にするようになったのか」
「人の営みに寄り添い、心情をすくい上げた作品は滅びない」
ーー解説・加藤正文
国民的トップアイドル・音羽光。
ノースキャンダルを徹底し清純派で知られていた彼女が殺された。
その死は、彼女の売春疑惑とともに世に知らされる。
彼女はなぜ素性を隠し、体を売ったのか、そしてなぜ死んだのかーー。
偶像娼婦ヒューマンドラマ!!
みなさんは、「狂言」を知っていますか?
狂言は、日本の伝統的な演劇のひとつで、セリフによって物語が進んでいく喜劇(人を笑わせる演劇)です。
そのみりょくは、ふつうの人の少し情けなかったり、しかし、かしこかったりする姿を、笑いに包んで見せることで、人間の愛すべき性質を伝えているところ。だれにも欠点はあるし、失敗もするけれど、でも人間っていいものだなあと思える演目がたくさんあります。
この本では、狂言の歴史や、動きと言葉、舞台や装束などに加えて、人気の演目のあらすじをしょうかいします。
この1冊で、きみも「狂言」がわかる!
大蔵流狂言方 山本則重氏のインタビューも収録。
(学校・公共図書館用の書籍です。)
〜人生の9割はメンタルで決まる!
心に関する悩みとギモンを人気精神科医益田裕介先生がすべて解決〜
厚生労働省によると、日本では現在、
精神疾患のため医療機関に通院や入院している人は
年間約420万人いるとされており、
5人に1人は一生の間に何らかの心の病にかかると言われています。
その精神疾患のなかでも最も多いのがうつ病などの気分障害。
一度精神に不調をきたすと回復が容易ではないため、
日頃から心を安定に保つための“メンタルマネジメント習慣”が大切です。
本書はメンタルに大切な「体」「人間関係」「知識」の3つを意識して、
誰でもすぐ実践できるメンタルマネジメント法をわかりやすく紹介しています。
また、最近よくネットやテレビのニュースで目にする
「退職代行」「リセット癖」「Z世代のメンタル事情」などの気になる話題も豊富に収録。
「SNSのコメントで容姿についていじられた」
「パワハラやセクハラを気にして部下と距離ができてしまう」
「休みの日は家で寝てばかりで自己嫌悪になる」のような
SNSや人間関係、職場での悩み事やモヤモヤの解消法も
具体的なシチュエーション例とともに掲載。
どんな心の不調にも対応する最強のメンタルマネジメント本です
はじめに
第1章 メンタルが病むってどういう状況?
COLUMN1 精神科に行くのはハードルが高い?
第2章 性別や年齢によって変わるメンタル事情
COLUMN2 「他責思考」の人はメンタル最強?
第3章 とにかくメンタルが整う最高の方法
COLUMN3 50歳からのメンタルの分かれ道
第4章 シチュエーション別 どんな悩みもちっぽけに感じるすごい方法
おわりに
人気イラストレーター、初の漫画単行本!
同じ、ひらが名。同じような同居生活経験者として申し上げます。このバディ漫画にはマジ、グッときました!(みうらじゅんさんの帯コメントより)
手と手を取り合ってそのままダンスしちゃう女性ふたりの、ゆるくて愉快で最高の日々! 理想の暮らしです♪(つづ井さんの帯コメントより)
小柄な小田さん(30歳)。高身長の大原さん(30歳)。
大学の同級生として出会って10年、東京で一人暮らしをしていた二人が同居を始めて、お互いの知らなかった部分をどんどん発見していく。
得意料理を披露したり、仕事の疲れを発散しようとカラオケで歌いまくったり、時には一人の時間が必要だったり……。
そして、通常は公にされることのない「同居する友人同士のオナラ事情」にも切り込んでいく!
いつも通りの日常だけど、普通の日なんて一日もなかった二人の日々。
疲れたり、落ち込んだりもするけれど、食べて喋って時々歌って……これで明日も頑張れる!
リアルでコミカルな「ささやかな日常」に共感の嵐!
初めて漫画の単行本を描き下ろすなら一番身近なところから……と思い、私の暮らしを土台にした漫画を描き始めました。
描き終わるまでずいぶん時間がかかってしまったのですが、時間をかけたからこそ、自然と浮かび上がってきたテーマがあります。
それは「変化」と「家族」でした。(「あとがき」より)
たなかみさき
1992年生まれ。生活や人物を風通し良く描くイラストレーター。作品集に『ずっと一緒にいられない』『あ〜ん スケベスケベスケベ‼︎』(共に PARCO 出版)がある。現在ラジオパーソナリティとしても活動中。
私は両耳をつかまれて、高々と持ち上げられた可哀想なうさぎー。理不尽ないじめに苦しむ少女に兆す暗い思いを豊かな筆緻で描いた表題作のほか、子守歌に恐怖と孤独を覚える少女を見つめた佳篇「こぎつねこん」を収録。平林たい子賞受賞の話題作。
大阪万博、三島由紀夫の自決、ロッキード事件、日本初の五つ子誕生…この国の戦後史を賑やかした様々な事件に立ち会った人々の視点を自由自在に乗り換えながら、作家はどこまでも遠くに語りを滑らせていく。あの「蒙昧」の時代の生々しい空気を甦らせる傑作長篇。第56回谷崎潤一郎賞受賞作。
クラシック界の至宝、巨匠メナヘム・プレスラーの芸術的ピアノ演奏の神髄を伝える1冊。70年以上のキャリアを誇り、ドイツとフランスから勲章も授与されているプレスラー。彼が1955年に結成したボザール・トリオは世界屈指の室内楽団として長年称賛を集め、世界各地で年間100以上のコンサートをこなし、レコーディングではピアノ室内楽の曲をほぼ網羅するなどしていたが、2008年に解散。以後プレスラーはソリストとしての活動も増やし、2014年には90歳にしてベルリン・フィルと初共演。その演奏に魅了されたサイモン・ラトルに招かれ、同年末にはジルベスターコンサートでの共演も果たしている。本書は2部構成になっており、「Part 1」ではプレスラーの半生や演奏論についてまとめられているが、圧巻は「Part 2」。マスタークラスやレッスンで扱った23曲について、彼が発したコメントやアドヴァイスを小節ごとに細かくまとめ紹介している。
【超絶筆致で描く、歴史スペクタクル!!!!】
「俺をローマに連れて行け」
自らの“願い”の為、
闘い続けるアロンの前に現れた、
「死(モルス)」の名を冠する化物。
今までとは桁違いの
大きさを誇る野獣を相手に
アロンはどう出る……!?
そして興行師・ダナオスの狙いは一体ーー!?
『終のひと』の清水俊が描く、
業深き剣奴の激闘ロマン、第2集!!!!
選考委員全員が絶賛
「弱冠21歳の現役大学生による松本清張賞受賞作」として
話題をさらった傑作青春小説が待望の文庫化‼
主人公は北関東の“クソ田舎”の工業高校に通う朴秀美。
地元の閉塞感や機能不全を起こした家族に絶望し、
ヒップホップとSF小説を心の逃げ場としていた彼女は、
ある出来事を機に〈大麻の種〉を入手する。
これがあれば今の状況から逃げ出せるかもしれないーー。
そう考えた朴は似たような境遇のクラスメイトたちと、
学校の屋上で大麻を育て売り捌く計画を始める。
はじめは順調に思えた彼女たちの“ビジネス”だが、
危険は静かに迫りーー。
若さの衝動とセンス溢れるユーモアが炸裂する、
青春小説の新たなマスターピースが爆誕!
時代は昭和へと移る。金五郎は若松市会議員となり、すでに押しも押されもしない貫禄の親分である。しかし波止場の近代化の陰に、吉田親分との因縁の対立は徐々に深まる。マンと彫青師お京、金五郎をめぐる女たちもしのぎを削る。明治から昭和戦前に至る北九州若松を舞台に展開するロマンティシズム溢れる波乱万丈の物語。完結。
上野千鶴子氏激賞! 「世界最短詩型である俳句は、日本語と格闘せずには表現たりえない。本書は『表現の革命』を論じて、真に革命的な日本語表現論だ」
口絵 第一章 俳句第二芸術論ーー赤い椿白い椿と落ちにけり 第二章 子規と碧梧桐ーー師を追うて霧晴るゝ大河渡らばや 第三章 三千里の旅へーー鳥渡る博物館の林かな 第四章 新傾向俳句の誕生ーー思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇 第五章 龍眠帖と龍眠会ーー鮎活けて朝見んを又た灯ともしぬ 第六章 碧梧桐と虚子ーー虚子といふ友ありけりや冬瓜汁 第七章 無中心論の展開ーー相撲乗せし便船のなど時化となり 第八章 登山家・碧梧桐ーー立山は手届く爪殺ぎの雪 第九章 『八年間』の麗姿ーーローマの花ミモーザの花其花を手に 第十章 関東大震災の記録ーー松葉牡丹のむき出しな茎がよれて倒れて 第十一章 新切字の探索ーー汐のよい船脚を瀬戸の鷗は鷗づれ 第十二章 ルビ付俳句の意義ーー虎(オ)猫(マヘ)友(ツ)猫(レ)なうて来る鼻声(コヱ)鼻黒が痩せて腰骨(フリ) 第十三章 碧梧桐死すー金襴(テリ)帯かゝやくをあやに解きつ巻き巻き解きつ 河東碧梧桐略年譜 あとがき
『ファウスト』『悦楽共犯者』『対話の可能性』など、コマ撮りを駆使した特異な映像で知られるチェコのシュルレアリストが自ら構成した、世界初の造形作品集。本邦初公開の図版をカラーで収録。
ミシンなしで手軽に作れる作品を9点掲載。紙を使った工作の技から布や毛糸を使った手芸の定番技法まで、様々な作り方が学べます。ひな飾りなど行事に合わせたもの、春の花をモチーフにしたものなど季節を楽しむ手作りを紹介。
1.モールで作る春の花のブレスレット 2.折り紙で作るミニミニかぶと 3.紋切りで作る桜モチーフのランタン 4.ポンポンで作るいちごのチャーム 5.プラバンで作る動物アクセサリー 6.フェルトで作る母の日のカーネーション 7.フェルトで作るいちごのブローチ 8.ちりめんで作るひな祭りのつるし飾り 9.刺しゅうで作る動物のカフェエプロン