縦、横、斜めの線に曲線を加えて自由に発展してきた刺し子の文様。そんなシンプルで美しい古典柄を、新しい感覚でアレンジしました。
地球の自然を体験するための、知識と実行のシリーズ。たんけんの計画と楽しいお話がいっぱい。たんけん家にぴったりのサイズ。自然をかんさつし、理解するための実用ガイドブック。岩石と鉱物の魅力いっぱいの世界をさぐってみよう。
新生ヤクルトの魅力がいっぱい。もう巨人はダサイ。今はヤクルト。野村監督のボヤキ全集も入った待望の1冊。全選手の知られざるマル秘エピソード満載。
顔が腫れるほどの歯痛に悩まされた撤は、大嫌いな歯科医に行くハメになった。町で一軒しかない薮下医院はその名のとおりヤブで有名なのだが、診察宙に座った徹を待ちうけていたのは薮下先生ではなく、若いハンサムな医師・怜だった。恐怖で泣き出す徹は怜になだめられながらもその日の治療を終え、翌日の予約もしっかり入れられる。そしてその日からふたりの仲は次第に接近していくのだが…。
紀田順一郎と荒俣宏のふたりが繰り広げた〈コンピューターへの旅〉。梅棹忠夫、山根一真、立花隆、林望、西垣通、藤幡正樹と語り合った濃密な24時間。話題は空海からホーキングまで及んだ。
カリフォルニア沿岸のオノファー村を、ある日見知らぬ男たちが訪れた。彼らは〈アメリカ再建同盟〉のメンバーで、この国にかっての威信と栄光をとり戻すべく、オノファー村の住民にも協力を要請しにきたのだ。かねてから文明に憧れを抱いていた少年ヘンリーは、彼らの理念に深く共鳴し、村の古老トムとともに、〈同盟〉の拠点のひとつサンディエゴを訪問するが、前途に待ちうける陥穽には気づくよしもなかったのだ…期待の新鋭ロビンスンが、大破滅後のアメリカと、試練をのりこえて成長する多感な少年を鮮やかに描き出し、SF界に新風を吹きこんだ傑作長篇ついに登場!
20世紀末、時ならぬ大災厄がアメリカを襲った。国内にひそかに持ちこまれた数千発の中性子爆弾がいっせいに炸裂し、合衆国は崩壊、世界の文明地図から末梢されてしまったのだ! それから数十年の歳月が流れた。国境や海岸線を厳重に封鎖され、上空からスパイ衛星で監視されながらも、北米大陸の各地には、漁業や農業をいとなむコミューンが点在していた。そのひとつオノファー村に住む少年ヘンリーは、きょうも土地の古老トムから昔話を聞いては、古き良き偉大なるアメリカに憧れをつのらせていった…80年代SFの旗手が瑞々しい筆致で描きあげ、絶賛を博した超話題作!
先端科学技術に携わる研究者たちはいま、何を考えているのか。先端の先端は、どこまで究められているのか。地球と人類に相応し、豊饒な未来を構築する科学技術の新しい姿とは…。科学技術の新しいあり方を模索する。
タンパク質実験に必要なバッファーの調製法をはじめ、タンパク質の抽出、分離精製の方法を詳しく解説。また、組換えタンパク質についても、初版より大幅に加筆。タンパク実験のコツを図解した必携入門書。
両親の反対を押し切り、僕が初めて北極の地を踏んだのは17歳のときだった。以来、足かけ20年、12回にわたる北極行き。アザラシを撃ち、マスを釣り、そこに住む人々の生活に触れた。カヤックと犬ゾリを操り、氷の海と白い大地を駆け回った。北極が僕の故郷、北極が僕の学校だった。…森の中で暮らし、人間と自然の関わりを訴えるナチュラリストC・W・ニコルの原点を示す北極滞在記。
半導体やロボットなどの先端技術群は、日本の製造業を世界最強に育て、世界経済に占める日本の地位を確固たるものにした。一方、近年では日米間の技術摩擦や人手不足・高齢化、地球環境問題など、新たな課題が出現してきた。それらに対応する技術開発は可能なのだろうか。内外の激しい経済環境の変動の中での、日本の近未来を展望する。
いつもはなかよしのきょうだいでもたまにはけんかをするよね。はなしもしたくないし、なにもかしてあげたくないし…。でも、なんだかつまらない。やっぱりなかよしがたのしいね。ベア・ファミリーは、あなたのかぞくとどこかにていませんか?そんなしたしみとやさしさをこめて。
時の流れを越えて今なお歌いつがれる本物の名曲だけを厳選。「セントルイス・ブルース」から「処女航海」まで、全100曲を年代順に解説、同時にアメリカ文化全体に視野を広げる。ガーシュウイン兄弟、コール・ポーターなど、代表的ソングライター10組のプロフィール、歌手別の詳細なディスコグラフィーを併録し、スタンダードを立体的にとらえる、ヴォーカル・ファン必携のガイドブック。
あらゆる人びとは、デザインの能力によって今を生きている。これまで造形・美術の世界に閉じこめられていた「デザイン」は、今日情報化時代を考え、解読するためのキーワードとなった。新しい時代の価値構造の特徴は、物的価値中心指向から、知的価値中心指向への移動である。私はこの本で、〈タンジブルーインタンジブル〉という軸を想定し、時代の変容を読みとろうと試みた。この本は、グランド・デザイン構築の推進や、デザインの国際戦略活動で知られる著者が、次代を〈インタジブル・イラ(触知不能なものに価値の重心が移る時代)〉と特徴づけ検証した、俊鋭の野心作である。