1999年10月30日、シカゴでアメリカ歯周病学会(AAP)は“International Workshop for a Classification of Periodontal Diseases and Conditions”を開催した。このワークショップでは、これまでにない歯周疾患全体を包括して分類するという作業が行われた。すでに、米国歯周病学会はこの新しい分類に合わせて、これまでの用語や規則を変更している。もちろん、この分類が完全なものではないことを誰もが承知しており、今後より合理的な改善が加えられるであろうが、まず皆様も新しく合意された歯周疾患の分類がどのようなものかを本書によって十分理解し、大いに利用してほしい。
いくつになっても、好きな食べ物を、十分噛んで食べられるということは、何よりではないでしょうか。本書では、新しい歯の治療法インプラントを一般向けに解説しています。
平成12年3月までの9年間にわたり、“日本歯科医師会”の役員を勤め、その間、足掛け6年目にかかる参議院議員の役職についた著者の9年間の「記録」。課題・テーマ別の“業績の取りまとめ”と云う形の文書として、歯科医業にかかわる年代・時期に対応した記録にもなっている。
本別冊は、2000年7月に仙台で開催された「第21回日本臨床歯内療法学会学術大会」で発表された主な内容を事後抄録としてまとめたものである。
スポーツの現場では、今まで歯科医師が役に立った例は少なかった。しかし、マウスガードの登場で、現場でプレーする人たちと意思の疎通を図る機会が増えてきた。本書では、スポーツの進化と歯科医師の役割について述べている。
本書は、歯科衛生士の三大業務である歯科診療補助・歯科予防処置・歯科保健指導に必要となる歯科臨床の基礎知識、歯科放射線学、そしてこれからの高齢化社会に向けて、医療福祉に貢献するため介護・看護についての知識を高めることを目指した要介護者の口腔ケアについて記したものである。
本書は歯科衛生士をめざすために必要不可欠な歯科補綴学についての最新の知識を集約することは元より、教授要綱ならびに国家試験出題基準に基づきながら将来に渡って良質な保健医療サービスを実現するための知識の習得をめざして書かれたものである。
本書は、補綴、保存、口腔外科、矯正歯科のような治療内容別に記載された本と異なり、小児に対する歯科学として記載されているので、内容は多岐にわたっているが、歯科衛生士試験の出題基準に沿って記載されている。
本書は歯科補綴学の臨床・研究をベースとして高齢者の生理、病理、栄養学的、心理学的側面などを研究した成果をまとめたもので、高齢者歯科医学のひとつのスタンダードである。
本書は、インプラント補綴による審美的で良好な結果を得るために、歯周形成外科のテクニックを軸としたインプラント周囲のティッシュ・マネージメントの種々の方法を論じた歯周外科のテキストである。
北欧ルネサンスの油絵の巨匠、スペイン・ハプスブルグ家の圧政下にフランドルの庶民的写実を貫いた天才画家の目には何が映ったのだろうか…。
小児歯科患者への対応を考える。歯科治療へ子どもを導くための安全な対応法、各種行動療法のすべてを網羅。