2004年10月からテレビ東京系で放送されている美少女学園&恋愛アクション・ドラマのキャラクター・アルバム第2弾。豪華声優陣によるキャラクター・ソングが、キャラクターと声優の両局面から楽しめるお得な1枚。
ナイマン・ファン垂涎のベスト・アルバム。映画初仕事となったグリーナウェイ作品から2000年のウィンターボトム作品までを製作年代順に配置するという徹底ぶりも嬉しく、彼の作風の個性と変遷とが余すところなく収録されている。ナイマン自身の簡潔なメモ付き。★
フルオケをバックに贅沢な編成で、大正時代のデカダンス的な怪しさと美意識が混在する不思議な作品。アニメチックなチープさもありつつ、華燭の煌びやかさもあり、三文小説の真面目さもある。虚飾の別世界へとひと時誘われるのもいい。ハマると抜けなくなるだろう。★
来日を控えたフィア・ファクトリーの日本未発売だったミニ・アルバムがついに登場。しかも初回のみ最新アルバムのリード・トラック「リンチピン」のプロモを収録したエンハンストCD付き!
ベルギー出身のバロック・チェロの名手、ディールティエンスによるヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集の第2弾。自らが結成したアンサンブル・エクスプロラシオンと、まるで室内楽のような活発な音楽的コミュニケーションを繰り広げている。
ディーリアスのオーケストラ作品を、彼の精神的息子といわれるピーター・ワーロックがピアノ・デュオ用に編曲。当盤が世界初録音で、透明感あふれる静謐な音楽を名手2人が紡いでゆく。
ひどく感傷的で、甘美な切なさを感じさせる3rd。打ち込み主体のテクノロジー・アートを駆使しつつも、とことんノスタルジックに埋没するサウンドの枯れ具合が、明確なバックボーンを打ち得ない同時代的な音としての“虚無さ”を見事に反映している。
昭和の名人だけど、権助ものがまた巧い。『夏の医者』は田舎の夏の風物詩といった雰囲気の噺で、飄々とした味が何とも言えない。『三年目』もさらりとこなしていて、この人らしい。大作をじっくり語るのもいいが、こういった軽い噺にえも言われぬ面白さが。