乳幼児期から学童・思春期における子どもの心身の発育特性や、発育を左右する食事の重要性および偏食,肥満,食事アレルギー,小児成人病など、子どもをとりまく食事上の問題や、小児栄養の現状および対策について記述したものです。幼児教育学・保育学・看護学などを専攻する学生、管理栄養士・栄養士の参考書としても最適です。
登校拒否、家庭内暴力、抑うつ的無気力症、神経性食欲不振症など青年期特有の症状に対する治療では、心的側面とともに身体的側面にも働きかける必要があり、そこに漢方治療を導入することには必然性と大きな意義がある。本書では、第一線の医師21名による詳細な症例報告によって、青年期疾患の治療の新たな可能性を示している。
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本書は、長年多くの子どもたちの心理治療に携わってきた著者が、その経験を生かし、小児心身症を子ども特有の世界から臨床的にわかりやすく解説したものである。
これからの精神保健はどのような視点で何を目指すべきか。本書は、その基本的指針と具体的実践への手掛かりを明らかにし、実践のために最低限必要な精神医学的知識(精神疾患への理解)、臨床場面における技法、そして障害・地域保健に対する適切な心構えを懇切に説いたガイドブックである。
いつでも発情する特殊な生き物ヒトに劣らず、さまざまな性行動を見せる動物たち。オナニーをするジュゴンや不倫に走るトキ、ホモセクシャルを楽しむクジラなど、びっくりするような動物たちの生態が続々登場。思春期、結婚、子育てなど10のキーワードをもとに動物の不思議な繁殖の実態をさぐりながら、世の中のオスとメスの微妙な関係を掘り下げた、生と性の不思議がわかる本。
本書は、著者が長年の臨床経験からもっとも「縁があった」とする強迫症とその周辺(境界例、対人恐怖症、思春期・青年期患者の精神病理、分裂病)に関する治療論的な論文集である。
本書では、従来の大人の精神医学の小児版とされた機能性精神病や神経症、さらには精神薄弱といった病態に加え、ここ30年ばかりの間に注目を浴び、今後ともさらなる治療的、研究的努力の求められるものをも網羅するよう努めた。