四番町少年合唱団でソプラノとして活躍する開の前に、周囲を圧する美声を持つ翔平が現れる。ソロパートを競う二人が森の礼拝堂で歌うと、翔平に合わせて知らぬ声が歌い出す…。「声」にまつわる数奇な運命と壮大な謎解きの物語。
プロローグ 1.四番町少年合唱団 2.はじまりの丘
世界に向かって窓は開け放たれている。そこから吹き込む一陣の爽やかな風は、彼の地の景色を立ち上がらせ、旅情を誘う。ラオスやミャンマーのアジアの窓からは沸き立つ活気が。ロシアや北極の北の窓からは人間の営みが。アマゾンやニューギニアの南の窓からは生命の息吹がーー。49枚の写真と情味あふれる解説文の二重奏が地球を鮮やかに彩っていく。国内外をくまなく旅したシーナによる、心躍る極上フォトエッセイ!
旅と言葉を巡る珠宝の紀行文集。待望の続編
「若い時に旅に出なさい、と先輩たちがすすめるのは、人が人に何かを教えたり、伝えたりすることには限界があり、夜のつかの間、後輩たちに語って聞かせる人生訓がいかに周到に準備されたものであれ、そこにはおのずと言葉によって伝達する壁がある。“百聞は一見にしかず”とはよく言ったもので、百回、エジプトのギザのピラミッドの大きさを聞くより、一回、本物を目にすればすべてがわかるのである」(本文より)
作家・伊集院静が、世界中で体験したこと、出逢った人とのエピソードとともに、色褪せずに記憶にとどまる“ひと言”を紹介する。若い頃世話になった逗子のホテルの支配人がかけてくれた励ましの言葉、今は亡きパリの日本食料理人Kさんが言ったスズランの花言葉、夭折した兄弟弟子の故郷・北海道様似町を訪れた武豊騎手の言葉、教え教わることの尊さを気づかせてくれた恩師の言葉、パリ、バルセロナ、ロスアンゼルス、ヴィンチ村、伊勢……旅を通じて気づかされる至言の数々が綴られる。ダイナースクラブ会員誌『シグネチャー』の連載から生まれた紀行文集『旅だから出逢えた言葉』待望の続編。連載開始時から挿絵を描いた故・長友啓典氏への追悼文も収録。
リンパマッサージ、エステ、美人の湯…、ナオコの脱おひとりさま大作戦。
ドキュメンタリー映画『地球交響曲第三番』の撮影開始直前、出演予定者の写真家、星野道夫の訃報が届く。「見えない星野を撮る」ことを決意し、アラスカ、ハワイ、北海道へとワタリガラス神話に導かれて旅をする龍村は、星野の運命的友人達と出会う。神話の語り部ボブ・サム、宇宙物理学の巨星F・ダイソン、古代カヌーで5000キロの航海を成し遂げたN・トンプソン──。数々の“偶然の一致”が告げる「大いなる命の繋がり」とは。
まえがき
1
火より孵化ぃる
死の報せ
朝の光の中で
フリーマン・ダイソンの目
死は黄金色をしている
男の子宮
赤い実を食べる
決意
“魂”の創造
2
未知との遭遇
ワタリガラスの導き
ケチカンへ
歓迎のポトラッチ
予期せぬ出来事
カーツとフーツ
一万年の記憶
“偶然の一致”
カーツの生まれた島
トーテムポールに宿る魂
ニンスティン幻想
3
目の中の“記憶”
気難しい人
ナイノア・トンプソンの“伝言”
心の中の島
人はなぜ科学技術を選んだのか
旅をする木、ハワイへ
木を切った男
4
誕生と死、あるいは彗星
ドン・ロスの白い虚空
ワタリガラス、フェアバンクスへ
カーツって誰?
バイダルカ
ワスレナグサ
春が来ました。
5
ボブ・サムからの難題
「魂の帰還」運動
魂は台風の風に乗って
フゴッペ洞窟の祈り
森のイスキアから三内丸山へ
ワタリガラスと八咫烏
消滅する時間
あとがきにかえて
文庫版あとがき 「全ての存在は、時空を超えて響き合っている」
2023年の5月、「GWはどこへ行きましたか?」と聞かれた。挨拶のことばが「コロナ」から「旅」になった。自分の人生に現れた、一瞬の晴れ間のようなこの機会を忘れないようにしようと思う。また困難のなかにあるとき、支えてくれるかもしれないから。(今日マチ子『きみのまち』より)
今日マチ子、初めてのエッセイ集。
2024年、社会を見渡すと、コロナ禍で「旅」がタブーのようになっていた時期が遠い昔のように思えます。今日マチ子さんはコロナ禍を描き続け、人気シリーズとなった「#stayhome日記」3部作が2023年に完結。そんな今日マチ子さんが次に描くのは「旅ができる日々」。ようやく自由に旅ができるようになった喜びを噛み締めるように、台北ー台中ー台南ー高雄という台湾旅、伊勢、京都、仙台、つくば、金沢……という街を巡りました。異国の地で感じる想い、普段の生活とは違う高揚感。旅を通して感じた記録を、初めてのエッセイ集として発売します。街や人を描いたイラストも66点収録。
大人気のシリーズ「思い出食堂」から今度は温泉に郷土料理…
地方の美味しさをハートフルマンガでご紹介!
ツキを呼び込む超カンタン14フレーズに、「置き換え単語」をのせるだけで、どんな人でも旅先で英語を使えるようになる。カタカナのルビ入り。はじめて海外で英語を使う人でも安心。知っているだけで得する旅情報が満載。CDには日本語→英語の順で、すべての単語・例文を音声収録。CDを使って税関や入国審査など会話のシミュレーション練習ができる。巻末特集「すぐに使える旅単語集300語」。旅先でよく見る「標識」「看板」の意味もよく分かる。
やさしく神話を解説し、その神様たちが祀られている神社を紹介しているので、神様を身近に感じながらより楽しく神社めぐりができます。さあ、神話の神々が祀られている神社めぐりの旅に出発しましょう。
知らない土地に足を踏み入れた瞬間、あなたは変わる。旅をすると、人生に必要なあらゆることが磨かれる!行動力・コミュニケーション力・段取り力・観察力etc…旅こそ、あなたに真の自己解放をもたらす!
歴史好き&旅好きな人が日本全国を旅する!特に、戦国武将の彼らに縁のある土地を見てまわる!土地の美味しい食べ物やお酒を満喫する!実際に現地へ行った人でないとわからない各地の様々な情報、アドバイスなどを、戦国武将に詳しい歴女たちが紹介します。
車窓に心をゆだねれば、
懐かしい旅の原風景に出会える。
「乗りテツ」の達人が本当に感動し、満足し、愉しむことができた
40の鉄道旅行を厳選紹介!
半世紀以上、国内外様々な列車を乗りつくしてきた著者が、本当におすすめしたい選りすぐりの鉄道旅行を、特急列車、観光列車、ローカル線、SL列車に分けて厳選紹介。のんびり車窓を眺める旅から、近年人気の観光列車の愉しみ方にいたるまで、豊富な写真と地図とともに綴る。鉄道好きも、そうでない人も、読めば今すぐ鉄道旅行に出掛けたくなる一冊!
ブエノスアイレスでの盗難はヒドかった!「人を信じても油断するな」の災いだった。本編はトルコ、モロッコ、そして遙か南米ブラジル、アルゼンチンと、世界の人いきれを駆け抜けてきた交流派の第4弾!古希を前にした熱き著者の痛快な“ペダル精神”を読者とともに共有したい!
団体旅行と聞くと、旗を持った添乗員に連れられた、主体性のない旅行者の集団、といったイメージが思い浮かぶ。
近年の観光学もまた団体旅行に対してはネガティブな評価をしがちで、団体旅行の発達によって「旅行のワンパターン化」ないし「旅行の画一化」が拡大されたといった言説が目立つ。
しかしながら、団体旅行の発展によって、誰もが安全に旅ができる「旅の大衆化」が進んだこともたしかであり、むしろ肯定的にとらえることもできよう。旅行機会そのものがまだ少なかった時代にあって、旅が体験できる貴重な手段でもあったのである。
一方で、団体旅行の発展は、交通網の整備、宿や食事の提供といった旅を支える諸条件はもちろん、旅人と旅先とを結びつける仲介者を必要とし、同時代の社会の変化と密接な関係にある。
そもそも、現代の多様化した旅も、こうした団体旅行のノウハウと経験の積み重ねを応用することで成り立っている。こうした点もまた、これまで十分に検討されてきたとは言えず、あらためて考察する意義があろう。
本書では、日本社会に団体旅行が定着していく過程を時代背景とともに読み解き、団体旅行の発展を日本の観光文化史のなかに位置づける。