ドヴォルザーク没後100年
メモリアル・イヤーにおくる最新録音
マッケラス&チェコ・フィル、ドヴォルザーク第6番
今年2004年に、生誕150年を迎えるヤナーチェクと没後100年となるドヴォルザーク。前者のシンフォニエッタほか(SU3739)に続いて、マッケラス&チェコ・フィルによるドヴォルザークの最新作は当コンビ初の交響曲録音となります。
第6番は、これを境にドヴォルザークが交響曲作家としての地歩を本格的に踏み出した記念すべき作品。民俗色丸出しのこの曲、第3楽章スケルツォがチェコ舞踊のリズム、フリアントで書かれていたりとまさしくスラヴ舞曲そのもの。第7、第8番にも通じる土の香りが満点です。弦はもちろん、オーボエほかの木管の奏でる濃い味わいは、チェコ・フィルならではの強みを感じさせ、楽曲の魅力を存分に引き出して余すところがありません。メモリアル・イヤーにふさわしい注目の名演。
組み合わせの交響詩『金の紡ぎ車』は、チェコの国民詩人、J.K.エルベンのバラードにインスパイアされた作品で、残虐な描写が印象的な怖ろしいストーリーによっています。あらすじは以下の通り。
「ある日、若い王が森の中で狩をしていると、美しい娘、ドルニェチカに出会います。王は一目惚れしてしまいプロポーズをするのですが、それを知ったドルニェチカの継母と義理の姉は、彼女を八裂きにして殺害、義理の姉が代わりに王のもとに嫁ぐこととなります。
その間、ドルニェチカの亡骸を発見した魔法使いの老人が彼女の復元を試みますが、眼球と手足が、王妃となった義姉のもとに保管されているため、魔法で復元することができません。仕方なく、魔法使いの老人は黄金の紡ぎ車と糸巻棒との交換を条件に、ドルニェチカの眼球と手足を入手し、魔法によって彼女を蘇生させることに成功します。
一方、義姉である王妃は、魔法使いから入手した“金の紡ぎ車”を国王に自慢げに見せ、さらに糸を紡ぐと、“金の紡ぎ車”が王妃とその母親の残虐な悪事を暴露。真相を知った王は、森に住んでいたドルニェチカを改めて王妃として正式に迎え入れ、継母と義姉には罰として狼を差し向けて八つ裂きの上殺害してめでたく(?)エンディングとなります。」
ドヴォルザーク:
■交響曲第6番ニ長調Op.60
■交響詩『金の紡ぎ車』Op.109
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
サー・チャールズ・マッケラス(指揮)
録音データ
交響曲:2002年10月17-18日(ライヴ)
交響詩:2001年6月14日
プラハ芸術家の家ドヴォルザーク・ホール
Disc1
1 : Mackerras, Charles - Sinfonie Nr. 6 D-dur Op. 60
2 : 1. Allegro Non Tanto
3 : 2. Adagio
4 : 3. Scherzo (furiant): Presto
5 : 4. Finale: Allegro Con Spirito
6 : Mackerras, Charles - Das Goldene Spinnrad Op. 109
Powered by HMV
Powered by HMV
Powered by HMV
Disc1
1 : Concerto for Piano and Orchestra No.1 in D Major (1925): I. Allegro Moderato
2 : Concerto for Piano and Orchestra No.1 in D Major (1925): II. Andante
3 : Concerto for Piano and Orchestra No.1 in D Major (1925): III. Allegro
4 : Concerto for Piano and Orchestra No.2 (1934): I. Allegro Moderato
5 : Concerto for Piano and Orchestra No.2 (1934): II. Poco Andante
6 : Concerto for Piano and Orchestra No.2 (1934): III. Poco Allegro
7 : Concertino for Piano and Orchestra (1938): I. Allegro Moderato (Comodo)
8 : Concertino for Piano and Orchestra (1938): II. Lento
9 : Concertino for Piano and Orchestra (1938): III. Allegro
Disc2
1 : Concerto for Piano and Orchestra No.3 (1948): Allegro
2 : Concerto for Piano and Orchestra No.3 (1948): Andante Poco Moderato
3 : Concerto for Piano and Orchestra No.3 (1948): Moderato Allegro
4 : Concerto for Piano and Orchestra No. 4 (Incantations) (1956): Poco Allegro
5 : Concerto for Piano and Orchestra No. 4 (Incantations) (1956): Poco Moderato
6 : Concerto for Piano and Orchestra No.5 in B Flat Major (1958): Poco Allegro Risoluto
7 : Concerto for Piano and Orchestra No.5 in B Flat Major (1958): Poco Andante
8 : Concerto for Piano and Orchestra No.5 in B Flat Major (1958): Poco Allegro
Powered by HMV
2001年(第11回)表彰企業・大賞:富士ゼロックス、特別賞:林原、ファミリー重視:資生堂、女性が働きやすい:エイボン・プロダクツ、消費者志向:ワコール、地域との共生:トヨタ自動車、環境保護:富士通。企業の社会貢献度調査10周年記念シンポジウムから抄録。
PHPの基本構文から関数、データベース連携までその活用方法を具体例を用いて詳しく解説。
本書は、『これからPHPを勉強してみようと思っている方、そしてPHPを使っている、知っているけれど、その特長や事例について知りたい』と思っている方に向けた書籍である。PHPとは何なのか、何ができるのかを、できるだけ平易にWebサーバーの仕組みからPHPの概要、他言語との比較、そして著名なPHPベースのアプリケーションや実用ビジネスでの利用例まで紹介している。
官僚として地方自治の基礎を築き、政治家として無派閥を貫いて四十年。日本の心を大切にする気骨の士が、戦中戦後の政治の一断面を明らかにした注目の回顧録。
Web開発の現場でよく使われているPHP。現場で使えるプログラミングテクニックの数々を実践的な例題でわかりやすく解説。
日本の針路を決めた男たちの気迫と品格。岩倉具視、大久保利通、木戸孝允、伊藤博文らの気概に満ちた大視察旅行を鮮やかに描き出す。
ソース読みに最適!ABC順関数リファレンス。PHPの基本も分かりやすく解説。PHP4.2への移行にあわせたソース変更にも役立つ。PostgreSQL、MySQLに対応。
いまさら聞けない・誰も教えてくれない本当に必要な知識と技を一冊に凝縮。困ったときにすぐ引ける!実践で即役立つテクニックと開発ノウハウ、つまづきやすい・ハマりやすいポイントを徹底解説。Windows/Mac対応 PHP5.3対応。
随一の圧倒的な情報量。フレームワークの新しい使い方が、必ず見つかる。機能でも名前でも引ける辞典。
本書は、豊富な関数群にまつわるサンプルやテクニックをできるだけ多く収録し、PHPを利用される方々に役立つツールとして常備していただけることを目標に執筆されたものである。