「此の度手放したき品は今迄の品とは違ひて、世に出る事は有り得ぬ神品也」。禅僧・小坂了稔の手紙に心惹かれて箱根の老舗旅館、仙石楼に投宿した骨董屋の今川は元医師の老人・久遠寺を知る。が、二人が発見したのは世にも奇妙な小坂の屍。思えばそれが謎の巨刹、明慧寺を舞台の惨劇の始まりだった…。
「もしやあの男ー本気だったか」。不可解な呟きを残し、今度は老師の大西泰全が惨殺された。天下の険の懐深く入り込んだ捜査陣はなす術もない。空しく仙石楼に引き揚げた骨董屋の今川、カメラマンの鳥口、そして文士の関口。そこに待っていたのは京極堂による、典座・桑田常信の「憑物」落としだった。
読みきかせとピアノの演奏がうみだす楽しく不思議なお話の世界。本書では、お子さまがわくわくどきどき夢中になれる、日本と世界の有名なお話20編をご紹介しています。西村由紀江さんによる読みきかせとピアノの演奏で、今まで親しまれてきたお話の世界がさらに趣き深く、魅力的に再現されています。CDを聞いているうちに、いつのまにか主人公と一緒にお話の旅へ出ていることでしょう。お子さまの想像力や勇気、相手を思いやる気持ちを育む、読みきかせのひとときをお楽しみください。
ぼくははりねずみのハリー。ぼくのすんでるもりにあばれんぼうのくまがいた。“ムクバク”っていうんだ。
使える英語を自分のものにするには、親しみやすい内容の「やさしい」英文を「たくさん」音読するのが近道。「英語で読む日本昔ばなし」シリーズはだれでも知っている有名な昔ばなしを良質のやさしい英語で紹介した最良の音読素材です。
11歳の双子ジークとジェンの家は、古い灯台を改装した小さな宿。今週のお客は、校長の座をめぐって争う5人だ。ところがそのうち1人が、崖っぷちの危険な道路で殺されそうになった。いったい犯人はだれ?現場見取り図や容疑者メモを活用し、推理してみよう。双子より先に謎を解けるかな。
麦のかりいれが始まり、手伝いに、いいアラシがやってくるんだって。はじめて会うヤマアラシにびっくり。
木の実どろぼうをおいかけて、イガーはくらいトンネルに…。おもいがけない冒険が、はりねずみをまっていた。
きょうはとくべつのひ。おふろにはいるとおわっちゃう。ねえわかるでしょう、このきもち。
ママがねてるなんてつまんないな。ぼくなにをしよう。「そうだ。ぼく、えほんをよもうっと」ミコはおもいつきました。「ママがねてるなんてつまんないな。ママはぼくとおんなじくらいえほんをよむのがだいすきなのにね。あっ、そうだ」ミコは、ママのすきなえほんだけべつにつんでおくことにしました。「そしたら、ママがおきてからぼくといっしょによめるもんね」
サーカスのぞうさんのところにやせほそったねずみのおやこがあらわれましたー。「たべるものをすこしだけ…」さあ、はなやかなサーカスのかげでやさしいぞうさんがねずみたちのためにとっておきのプレゼントをしました。
100年の歴史を持つ「ピーターラビット」。そのキャラクターと物語とのコラボレート・アルバム・シリーズ。童謡を集めた『ちいさなどうよう』をはじめ、英語曲集、子守歌集、クラシック集などが子供たちの冒険心を刺激する。
幼稚園や保育園で日常に用いられる音楽を、季節や行事に合わせてマンスリーで提供するシリーズ・アルバム。手遊びから身体遊び、じゃんけんや鬼遊びなどすぐに使える遊びが満載。
時代を越えて語り継ぐべき全国の「ふるさとの昔話」を現地の言葉で録音した昔話CDが全国47都道府県分発売。市原悦子のナレーションが最初に収録され、生の貴重な伝承文化を故郷の言葉で楽しめる。