本書は,出版業界における特異な商慣行の再販制度を取り上げ,法律上のバックグラウンドである独占禁止法の存在も含めて,多面的に説明を試みています。独占禁止法そのものの解説は無論のこと,再販制度と独占禁止法の相関を,第二次世界大戦後の歴史のなかに位置づけて敷衍しました。
出版業界と同様に再販制度を有する,音楽業界と新聞業界の動向についても叙説に含めました。また,アメリカやドイツにおける競争政策に関しても少なからず点描しています。
1 再販制度を定義し,資本主義のもとでは特例的な商慣行であることを確認します。
2 独占禁止法は,経済活動における競争の原則に,違反する行為を禁じる法律です。
3 日用ブランド品と著作物の再販制度が,独占禁止法の適用除外措置となります。
4 公正取引委員会が,世論の動向や米国の圧力を受け再販制度見直しに着手します。
5 日用ブランド品に対する指定再販制度は,1997年3月で事実上の廃止となります。
6 法定再販は,公正取引委員会と関係業界とで,1990年代に大論戦となります。
7 著作物六品目に対する法定再販の制度は,2001年に「当面存置」の結論を得ます。
8 再販制度のもとでの割引行為と,再販制度容認の「正当な理由」を紹介します。
9 参考までに,新聞業界には再販制度に加えて「特殊指定」という規定があります。
日本をはじめ世界各地の昔話、創作物語、わらべうた、手遊びなどを約10編ずつ収めたアンソロジーです。元になっているのは、子どもたちにお話をとどける語り手用のテキストシリーズ「おはなしのろうそく」(現在31まで刊行、43年間の総発行部数177万部)。この愛蔵版は、子どもたちが自分で楽しめるよう、文字を大きくし、魅力的な挿絵をたっぷり入れた小型のハードカバー本です。図書館・学校はもちろん、文庫や幼稚園、保育園、家庭などでの読み聞かせにもご活用ください。
はじめにーーおねがいふたつ○なまくらトック(ボルネオの昔話/松岡享子訳)○ねずみじょうど(日本の昔話/瀬田貞二再話)○金色とさかのオンドリ(ロシアの昔話/勝田昌二訳)○ガチョウ番のむすめ(グリム昔話/佐々梨代子、野村泫訳)○三人ばか(イギリスの昔話/松岡亨子訳)○ふるやのもり(日本の昔話/瀬田貞二再話)○おかあさんのごちそう(中川李枝子作)○あなのはなし(ミラン・マラリーク作/間崎ルリ子訳)○ 美しいワシリーサとババ・ヤガー(ロシアの昔話/東京子ども図書館編・訳)/あとがき
クラスメートのタカゾーが、ある日急に姿を消した。シブガキとトーチカはタカゾーを助けるため、謎の図書館『フライブラリ』へと急ぐ!超常現象を追う、小学生コンビが大活躍のシリーズ第三弾!小学校上級〜
この本は児童の学習に少しでも役立つことができるよう考えて作成しました。東京都荒川区立第六日暮里小学校では、「学校図書館活用ノート」と「伝統・文化ノート」を使った学習が日常的に進められています。このノートを元に、全国のどこの学校でも活用できるようアレンジしたものが、この本です。授業はもちろん、ちょっとした自主的な学習時間にも活用できることと思います。
親愛なる先生、おぼえていらっしゃいますか。私はおちつきがなくて、こまったことばかりする生徒でしたね。でも、あなたは決して叱らないで、すばらしい一年間の思い出をくださいました。……忘れられない先生に宛てた1通の手紙。大人になった女の子が、自らも教師の職につく前日、先生への思いをつづります。胸をうつ先生と生徒の絆を描く美しい絵本。
大学図書館の将来を考えるための基本論文集。海外のラーニング・コモンズの事例を紹介するとともに、独自調査により、日本の大学図書館における現状を分析。今後の大学図書館の展開の方向性を示す。
本書は日本大学国際関係学部図書館が所蔵する故上田彦次郎氏が遺したガラス乾板約2000点の中から厳選し、地域別に編集した写真集である。