『大鰐温泉もやし』『津軽鉄道ストーブ列車』『市民風車』。地域は未来に希望を持てるのか。自分ひとりだけの未来ではなく、そこに住む人々の未来に希望を持てるのか。本書は、まちづくり活動を基盤として地域の未来に希望を創出し持続可能な地域を創ることを目指している。地域活性化伝道師(内閣府)、地域力創造アドバイザー(総務省)を務める著者が、地域活性化の実践について物語る。活き活きとした実践事例が、必ずやあなたの心にも希望の灯を点す。
産業・自治・コミュニティを知恵と工夫で創りだす。全国で最も人口減少率・高齢化率が高い中国山地の「自立」に向けた独創的で豊かな営みに、「超高齢・成熟・脱成長の時代」の指針を探る。
小正月に長い竹を組んで立て、正月飾りを燃やす左義長(どんど)と呼ばれる行事は、今も全国各地で行われている。その一つである滋賀県栗東市で、個人に対する生活史調査と全123自治会に対するアンケート調査を実施、民俗学の知見もいかし、社会学(地域社会論)の観点から、左義長の意味と役割を考察する。
地域レベルにおける市場と工業化の関係を分析し、アジア工業化が直面している市場の問題及び中国の対応を検討。中国を含むアジアの経済発展が外部環境の制約に直面しているという背景のもとで、需要と市場の観点からアジア地域の自立的経済発展のために必要となる中国とアジア地域との関係調整の可能性およびその持続性を分析し、それに基づいて中国のアジア戦略を考察する。
地方の可能性は「人づくり」「つながりの構築」にある。物質面と精神面を両輪とした新たな視点で再構成する、ユニークで画期的な地域再生論。
豊かな自然に恵まれた歴史と文化の地岐阜県中津川・恵那地域。いま、この地域で実践されている取り組みが注目を集めている。一〇年以上にわたって毎年続けられている介護保険シンポジウムを軸に、行政、医療、保健、福祉、住民が連携した活動を紹介。誰もが安心して暮らせる地域づくりのあり方を探る。
月刊『コミュニティケア』の人気連載「角田直枝の病院と地域を“看護”がつなぐ」がついに書籍化されました。ユニークな4コママンガと、病院・訪問看護ステーション・教育機関など著者の多彩な経験から綴られるエッセーは、「看護」本来のやりがいを再認識させてくれます!
人口減少と高齢化を先取りしてきた「中山間地域」が、いま、新しいライフスタイルとビジネスモデル提案の場となりつつある。そこでの課題と取り組みを「田園回帰」「半農半X」「関係人口」など36テーマでコンパクトに解説。概況やデータ分析、事例、提言とあわせて未来社会を展望する。
あらゆる社会資源への働きかけと連携なくして真の生活支援はなしえない!個別のクライエントに必要な支援を、社会資源の意味と意義を通してわかりやすく解説。地域活動の展開において重要となる、地域づくりの考え方、進め方のノウハウが満載。実践事例を16の視点・方法論から分析し、社会資源のネットワーク化の奥義を詳しく解説。