この石と霧の街で、彼女は何を見、誰に出会い、何を思ったのか。遺された作品を手がかりに、記憶の街への旅がはじまる。撮り下ろしの写真と、書き下ろしエッセイでたどる、須賀敦子の軌跡。
本書は、電気通信・電力・ガス・交通のような(旧くは)公益事業・(新しくは)ネットワーク産業の経済分析の基礎を解説するものである。
「21世紀経済のダイナミクス:経済の拡大の検討」での発表論文を掲載。知識社会への移行、グローバル経済の出現、環境安定化の追及などの効果を得るためには、いかなる政策協力が必要かを提言。
グローバル・エコノミーがこれまでいかに機能してきたかについて、従来の解釈を問い直し、16世紀以降のその展開を包括的に概説したのが本書である。著者は国際経済学だけではなくて、国際政治学や地理学・歴史学にも通暁しており、学際的アプローチの使用に成功している。グローバルな次元の政治経済の理解を深めるのに魅惑に富んだ書である。
『資本論』によるマルクス学派の特質が、新古典派経済学、不均衡累積的動学理論、現代オーストリー学派、新リカード学派、貨幣数量説の現代的諸類型、シュンペーター、ケインズとポストケインズ学派などの広範な現代的非マルクス学派との緊張関係のなかで再考されている。前著『現代資本主義のダイナミズム』の姉妹編。
本書は、初心者はむろん、少しわかりかけてきた人のために、知っていればウィンドウズの作業効率が飛躍的にアップする便利なワザを厳選、収録しています。「基礎のキソ」から「トラブル防止法」まで、すべての解説を“使えるワザ”ごとに項目分け。気になるところからランダムに読みすすめられる、初心者必携の入門書。
本書では、「経済の国際化」を説明するオーソドックスな国際経済学の理論と「経済のグローバル化」に対応した制度的枠組みについてやさしく解説しています。開発経済学、経済統合論まで幅広くカバーする、初めて国際経済学を学ぶ人のための入門書です。
「日本の近代史を語って、坂野潤治ほど面白い学者は他にいない」-本書は、真の二大政党実現のために、かつての「民政党」に学べと提唱する、近代日本史からの熱きメッセージ。
本書は、デパートをはじめ、さまざまな売り場で必要とされる英語の「虎の巻」とも言える本です。いろいろな場面での英語を紹介しているだけでなく、「これだけはマスターしたい基本フレーズ」、「あやふやリスニング対策」、「買っていただくためのスピーキング」と4つのステップに分け、ステップごとに効率よく学べるようにプログラムされています。
「通じた」だけではすまないのがビジネス英会話。後々に取引を有利に導くためにも、日々のコミュニケーションで相手に好感を与えておかなくては…。ビジネスマンなら会話、話題にこんな気くばりが欲しい、といったポイントを徹底解説しました。
IT化はやはりアメリカ経済を変えていた!感覚的な議論ではなく丹念な実証分析で示した、デジタル化がもたらす経済への驚くべきインパクト。
中東の地で戦争が起これば、日本でトイレットペーパーが不足し、インターネット旋風が吹き荒れれば、紙屋が儲かる。風が吹けば桶屋が儲かる、そのカラクリにさえ気づけば、経済はこんなに面白い。その面白さをとことん知るエコノミストが、古今東西の物語をまくらにしながら、経済の根本原理と地球経済の「今」を大胆・明快に描きだす。
経済学の基礎知識を再確認できる現代ビジネスマンの必読書。