本書は、生物体に起こる、時間の経過に伴う変化、ここでは、現段階では不可避的なものと考えられる「加齢に伴う生物体の老化」に主眼をおいて編集を試みたものである。
葉子が泣いた。理由は聞かない。17歳には17歳の秘密がある。すべてはこの一冊に。
本書には、精神保健相談に携わるスタッフと事例検討を積み重ねた経験のエッセンスがつめ込まれている。コンサルテーションでしばしば問題となる点をたんねんに取り上げ、クライエント、家族をどう支えるべきか、初期介入やカウンセリングはどうあればよいかなどを、Q&A形式で具体的な例を挙げながらわかりやすく説明している。
1997年の初版以来、医学の進歩により、とりわけ遺伝子解析の進歩により、原因不明であった多くの疾患の責任遺伝子が解明された。さらに、治療薬および治療器材にもさまざまな改良がもたらされ、一方今まで用いられてきた薬剤の一部が販売中止となっている。そこで、ここに改訂版を刊行。
骨粗鬆症の8割は女性、まさに骨粗鬆症は女性の疾患と言っても過言ではない。また、「骨粗鬆症は高齢者の問題」というのは大きな誤解。骨粗鬆症で悩まされないためには、若い頃からの生活習慣が大切である。本書は、特に毎日の生活に取り入れたい予防法に重点をおいて、わかりやすく書かれた女性のための骨粗鬆症の専門書である。
学校にカウンセラーが導入されたわけ。スクールカウンセラーの仕事ー五つの柱。思春期の子どもたちとどうつきあうか。不登校に取り組む。戸惑う教師とカウンセラーのサポート。今、子どもたちに必要なものは。
生活習慣病は生涯にわたる健康を獲得するには成長期からの生活習慣とセルフコントロール以外に、方便はないという。このような視点から、本書は栄養士養成施設におけるテキストとして編集したものであるが、広く一般の方にも利用しやすいよう、具体的で親しみやすい内容とした。
本書は「私立中高に初めてわが子を通わせるご父母・保護者」に向けた本。中学受験を終えて、新しく始まる中学校での学校生活。その新生活のなかで、「どんなことが起きるの?」「こんなときはどうしたらいいの?」という不安や疑問に対して、先輩お母さんと進学塾や専門家の先生、そして私学の先生から具体的なアドバイスをもらった。
「母性看護学概論・母性保健」は、母性看護学を学び始めるための出発点となるものとして、社会的視点に重きをおいて構成した。すなわち、1994年にカイロで開催された国際人口開発会議、翌95年に北京で開催された世界女性会議でも謳われ、その後のわが国の母性保健政策でも不可欠の視点となっているリプロダクティブ・ヘルス/ライツを基本に置き、今日の社会に生きる女性や家族が母性領域で抱える新たな問題とそれに対応する看護職者の役割に多くの紙面を費やした。「女性のライフサイクルと母性看護」では、思春期/成熟期/更年期・老年期の女性の特徴を理解し、それぞれの母性領域で抱える問題とその対応としての治療と看護を学ぶことを目的としているが、ここでは多様となった女性のライフコースや意識を踏まえ、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点からこれをまとめている。このような観点からみると、それぞれの期にある女性の身体面の理解と看護に加えて、それぞれの期に特有の問題が重要であり、メンタルヘルスケアのアプローチにも力を入れて解説している。
基礎から演習・実習、保育所・幼稚園の実例まで学べます。各ステージごとに、理論と献立の結びつきを実感できます。保育士養成課程の新カリキュラムに対応したテキストです。
本書の目的は、まさにそこにあり、人が誕生してから一生を終えるまで、すなわち妊娠や分娩、加齢などに伴う人体の構造や機能の変化、栄養状態の変化などについて理解し、さらに栄養状態の評価や判定(栄養アセスメント)の基本的な考え方を習得することである。また、健康維持・増進および疾病予防のために栄養素の機能等を十分理解し、健康に影響を及ぼすリスクの管理について基本的な考え方や方法を習得することを目的としている。