本書は、算数教育の改革を実現するために書かれたものである。基礎・基本の確実な定着を図り、子どもの個性・能力・適性を生かした教育への転換を進めるための、発展的な教材の開発方法及びコース別や少人数グループ、TT方式による指導法の工夫などについて、効果的な実践例を基にして具体的に考察した理論書である。
本書実践編は、低・中・高学年の三部構成とし、理論編を受けた実践例を例示したものである。よりよい算数授業を研究実践の参考に供するということで、各学年のTT方式による指導法、コース別の指導法、発展的な教材の開発などの事例を豊富に掲載している。
本書は、4つの編から構成されている。会計史をはじめ、いわゆる財務会計論、管理会計論から会計教育、監査論にわたる広範囲の諸問題がとりあげられている。
ヘルスプロモーション、健康寿命、聞いたことがあるけれど、いまひとつよくわからないキーワードをわかりやすく解説。指導のポイントも示唆した「読む」用語集。
教養教育の現代化、FDと授業改革、大学アイデンティティの確立ー大学史研究と自らの改革体験を踏まえ説き進める、必読の時論集第3弾!サバイバルの危機とユニバーサル化の趨勢を前に、難題解決の途を探る。
研究成果を分かりやすく紹介した記念講演をはじめ、科学・社会・教育など多方面にわたる、ノーベル賞化学者からの熱きメッセージ。
「生活者の視点を持った交流へのステップアップ」「食農教育のねらいと普及促進の課題」「伝統的観光地からの脱却」「健康とおいしさをキーワードとした地産地消の推進」など、産官学さまざまな立場から寄せられた、本当に魅力ある「地域づくり」のための17の貴重な提言。
教育哲学者・デューイ。その思想を発展的に継承し、教育荒廃がすすむ現代アメリカにおけるさまざまな改革への取り組みを検証しつつ、「人間性実現への教育」の可能性をさぐる。
山口小ブームを作った話題の本大幅加筆で登場!「学校5日制」をベースに、学力と、生きる力と、本当の“ゆとり”を育てる本。
本書では、針刺しや鋭利な器材による切傷での職業感染を防止するための対策を述べている。
「すべての人に生涯学習を」が重要であることはいまやだれもが認めるところである。しかし、それはまた同時に「生涯学習をすべての人に」とするのが実際には無理だといっているのである。ここ5年の間にOECDは教育に関して次の2つの課題に取り組んできた。まずは教育大臣が取り組むべき目標をより具体的に示すこと。そしてその目標がどのようにしたら各国でうまく達成されるのかを示すこと。本書では、これまで行ってきた作業の主要なところをまとめ、その上で将来取り組むべき課題が何かを明らかにした。OECD(経済協力開発機構)から発表される加盟各国の教育政策分析(Educational Policy Analyisis)2001年度版報告書の完訳である。
本書は、学位請求論文「ペスタロッチの教育思想における宗教的基礎-その形成と展開」(1999年11月学位取得、筑波大学)を、2002(平成14)年度日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の交付を受けて刊行するものである。刊行に際して表題を改め、本文についても若干の加筆修正をおこない、また、表現法や用語をわかりやすく変えるなどの手直しをした。