万葉集の歌を中心に読み解きながら、当時の恋愛生活のさまざまな具体的ルールを発見する試み。出会いや逢引の場所、通い道にはきまりがあり、昼間の逢引は禁忌であった。共寝には一定の手続きが必要とされた。それぞれには、古代人の世界観にもとづく理由が存在していたことも明らかにされる。古代文学研究の新しい旗手が、近代的感性からの類推を排して、歴史学や民俗学の空白領域にきりこむ。
“恋がしたくなる本”と評判!二人の愛を育てるために…。
「そんな娘とは、結婚させん!」大金持ちで名家の長男、同級生の道成寺英彦くんとわたしは、ひそかに婚約してたんだけど、カレの家中が猛反対。でも、なんとか条件つきで婚約をみとめてくれそう。その条件というのが、なんと!ブ・ラ・イ・ダ・ル・テ・ス・ト、なの!そう、明治生まれのおじいさんからはじまって、カレの家族5人の、柚実が花嫁になるためのこわ〜いテストが始まるんです。う…わたし、まけない!
男には狩人と飼い犬がある。だがー恋する女はそれを知らない。
愛する人の心が読めない。自分の気持ちに確信がもてない。もう一歩近づきたい。今度こそチャンスをつかみたい…。さまざまな愛の悩みをこの一冊が解決する。誤解による悲喜劇はもうたくさん。血液型の知識を生かして、恋の実りを手にしよう。幸福を願う人々に贈る人間科学の道しるべ。
女の心意気、プライド、粋、いさぎよさ、度量の広さ、ユーモアのセンス。オトコと真剣な遊びでオールラウンド闘うためには、どれも不可欠な要素。あの人をふりむかせたいと思う時、そして、いい出逢いをもつためには、どうしたらいいか。効果的な口説きの手段、楽しみとしての恋の駆け引き、スマートな攻撃法をサジェッションする、恋愛エッセイ。
空港へむかう途中、彼女はショッピング・センターへ寄りたいと言った。ハイウェイのすぐわきにあるそのセンターの一階の、大きなブックストアで、彼女は本を買った。何冊もの本が入った袋をかかえて車へ戻ってきた彼女は、次のように言った。「飛行機のなかで恋愛小説を読みたいと女性の店員に言ったら、ひとかかえ持ってきてくれて、どれもみな面白い、と言うの。かかえている姿がとてもよかったので、みんな買ってしまった」膝の上にその袋を置いて、彼女は幸せそうだった。
テニスクラブで仲よくなったギャル4人が、さわやかに繰りひろげる恋愛ゲームの1部始終。時には相談しあい、成功も失敗も共に喜び励ますテンヤワンヤの大作戦。おしゃれして、おいしく食べて、カッコよく遊んで、男のコとイキにつき合う秘訣を身につけませんか。ステキに生きる成功の鍵がココにありますよ。
憧れの課長から昼食に誘われ、「我が社のために重要書類を届けてくれ」と指示された新米女子社員の恭子。ところが細心の注意を払ったはずなのに、その書類を届ける途中で、盗まれてしまったのだから大変だ。偶然知りあった、おかしなアベックと3人でシロウト探偵になって、事件の捜査に乗り出すのだが、いきなり死体に出くわして、てんてこ舞い!若さと大人の陰謀が対決する表題作〈恋愛届を忘れずに〉など4編を収録、元気いっぱい、大事件続発の青春ミステリー。
モテたい。相手がいてもいなくても、いつも切実なこの願いをしっかり体得するにはどうすればよいか。お金や車や時間の、一見無駄なようでも、実は賢い使い方をはじめ、モテるためのあらゆる要素をレクチュアする、必勝!恋愛講座である。基本はまず、まめさ。それも押したり引いたりのメンタルなテクニックをかねそなえたまめさ。もうひとつは、即座に口説く。それも言っている自分がはずかしくなるほどに。出会から別れまで、状況にそった男性側アドバイスの決定版。女性側の「恋はビジネス」と併読すれば、もう万全の態勢に。
美弥は名門進学校の落ちこぼれ。そんな美弥の前に登場した転校生・紡伊太人くんは、すごい秀才でとびっきりの美少年!すっかり夢中になってしまった美弥を彼が案内してくれた所は、なんと地獄。ボウイくんの正体は悪魔のプリンスだった。いっしょにいられるのは幸せだけど、秘密の儀式で美弥の心臓が生贄にされちゃうなんて!愛の呪文をとなえたら、大好きな君、助けにきてくれますか?地獄入門編の始まりはじまり。