「仁義なき戦い」「総長賭博」など、数々のヤクザ映画の脚本家として名を残した笠原和夫。その彼が取材で知り得たヤクザたちのほんとうの姿とは?喧嘩、博奕、修業、放蕩、狂気、情欲…。男たちの行動と心情をいきいきと描き出す。映画のもとになった話、映画にできなかったエピソードなど、実際の映画以上に面白い内容に、ファンならずとも引きこまれる。
無声映画の思い出、映画のフィーリング、マルコ・フェレーリ監督の『最後の晩餐』、仁侠映画の美、ジンネマンとヒューストン…幼少の頃からずっと見続けてきた、洋の東西を問わない名画の数々に寄せる思いのたけを、惜しみなく綴った映画通池波正太郎の映画決定本。ご存じ「映画日記」も充実。随所に食べ物や自作の時代小説の話も織りまぜて。
毎晩、二百万人もが聴いているという人気番組、その舞台裏をアンカーが明かします。意外な始まりの経緯、手探りで作ったスタート当初の思い出、毎回超満員となる「集い」のウラ話、まるで深い海の底にいるようなスタジオの雰囲気、ちょっとした言葉遣いの難しさ、あるいはなぜ高齢者に受けるのかの秘密も…。番組のファンはもちろんのこと、聴いたことのない人も思わず引き込まれる「マイクの向こう側」。
タランティーノからゴダール、スピルバーグ、北野武、黒沢清etc.を同一の地平で論じ尽くす新世紀の映画批評。デビュー10周年にして初の映画論集。
オーケンが目撃した変な映画を一挙公開!怪獣、カルト、爆眠、エロ、不条理、そしてバカ映画まで170本!笑うしかないヘンムービーの世界。
読み書き力をみがく総合分析!物語論から記号学、イデオロギー分析、理論研究、そして多角的分析の実践。現代批評の基礎をわかりやすく解説し、豊富な作品図解を通して、映像の読み書き能力を育てる“シネマの例文”全集、第2弾!アメリカ映画教育界のベストセラーテキスト。
およそ不可能に見える期限というものは、心から受容し、計画的に管理すれば、必ず守ることができる。不可能を可能にしたアメリカ版『プロジェクトX』。
気鋭の社会学者・宮台真司が、映画を切り口に、現代社会の構造を解き明かす。
結成10周年!怖いもの知らずの映画漫才コンビが追放覚悟で3年分の映画を斬って斬って斬りまくる。
「踊る大捜査線」「ジブリアニメ」「ポケモン」のキー・パーソンが見つめる次世代とは。ベストセラー『ポケモン・ストーリー』のコンビが次世代ビジネスの現状と将来の展望を解説。
体が弱くて、ひとりで田舎のおばあちゃんに預けられていた小学4年生の山田賢太郎には、友達がいなかった。ある日、アンコパンを空き地で食べていた賢太郎を、もの欲しそうな眼でみる犬がいた。賢太郎はパンを犬に分け与え、“ポチ”と名付けキャッチボールをすることに。次第に賢太郎は“ポチ”との友情を芽生えさせるが…。かわいい!楽しい!だけどちょっぴりせつない。少年と犬の温かい交流を描ききった感動の物語。
この本は、世界のいろいろなところで展開している、都市をよい方へと変革しようとする継続的な努力を報告するものです。それらの努力は、シンプルなアイデアではあります。しかし、それらの努力による成果を都市住民が十二分に享受できています。
各分野の世界的権威が語るわかりやすい「難解科学」。
『ガンダム』シリーズでも根強い人気を誇る1stガンダム『機動戦士ガンダム』『哀戦士』『めぐりあい宇宙』3作の音楽世界を凝縮した企画CD。本編使用のBGMやヴォーカル曲を収録。
デッカ移籍後の2枚目のアルバム。初めてのフランス作品集だが、彼女はフランスとも縁が深く、今までなかったのが不思議なくらい。指のコントロールが抜群で、多彩な音色、ニュアンスを作り出し、繊細さや淡い色合い、微妙なリズムの移ろいなど、まことに美しい。★