基礎看護学を効率よく理解するための基礎的な問題集。看護師国家試験の出題にも合わせた内容。穴埋め記述問題や二者択一問題、○×問題と、さまざまな角度から自己学習を応援する。
主な内容 Chapter1 基礎看護学 Chapter2 看護過程 Chapter3 コミュニケーション Chapter4 バイタルサイン、フィジカルアセスメント Chapter5 記録・報告 Chapter6 病床環境 Chapter7 活動制限時の援助(体位変換、移乗・移送) Chapter8 休息と睡眠 Chapter9 栄養と食事 Chapter10 排泄 Chapter11 清潔・衣生活 Chapter12 感染管理 Chapter13 安全・安楽 Chapter14 診察・検査 Chapter15 与薬 Chapter16 創傷管理 Chapter17 褥瘡ケア Chapter18 呼吸・循環 Chapter19 罨法 Chapter20 救命救急処置 Chapter21 看取り
静岡がんセンターでは、せん妄対策について方針を明確化し、院内での普及に取り組んできた。それらの実践を通して、入院場面におけるせん妄の減少および軽症化が確実に進みつつあり、これまで“起きて当然”と思われていたせん妄の多くが予防可能もしくは軽症化できるようになった。
本書は、静岡がんセンターでの取り組みを詳細な実例とともに記し、せん妄にかかわる全国の病院スタッフが現場で活用できるよう、ノウハウやコツをわかりやすくまとめた実践書である。
こころと脳の研究を中心に,サイエンティフィック・アメリカン誌および日経サイエンス誌から英文と和訳をピックアップ。
さらに今回は,監修の鈴木光太郎先生による「この記事の読み方」を掲載。
各記事の研究ポイントの説明と用語解説を盛り込みました。
入試に役立てたい方,英文読解力に磨きをかけたい方,必携の一冊です。
1 感覚と意識
Confederacy of Senses/助け合う感覚 Smells Like Old Times/匂いと記憶の深い関係 Perchance to Prune/眠りが刈り込む余計な記憶 Proust among the Machines/機械は意識を持ちうるか
2 心の発達
Our Stuff, Ourselves/愛着の心理学 Age of Opportunity/反抗期の脳とうまく向き合うには Baby Talk/赤ちゃんの超言語力
3 脳と心
The Path to Better Childhoods/子育て支援の神経科学 When Pretending Is the Remedy/プラセボ効果の脳科学 Making AI More Human/子どもの脳に学ぶAI How Matter Becomes Mind/神経回路網はどのように知性を生み出すのか
4 創造する心
Infectious Dreams/パンデミックが変えた睡眠と夢 Nap Like a Genius/天才のようにまどろめ エジソンに学ぶ半覚醒状態のひらめき The Science of Genius/創造性の起源
5 心と社会
The “It” Factor/生まれながらの協力上手 The Attention Economy/SNSがしょうもない情報であふれるメカニズム An Invisible Epidemic/コロナ禍で増えた心の病 モラルインジャリー
近年の脳科学や神経科学には長足の進歩があり、精神疾患についてもずいぶんと「部分的」に明らかになっている。「部分的」ではあっても、そこには精神疾患の本質へのヒントや新しい診断法・治療法の開発に結びつきそうな知見が多数存在する。本書では、統合失調症を「高次脳機能障害」と捉え、『金閣寺炎上僧』を通じてその発病過程を解き明かす。また、うつ病はストレスに対する免疫反応であるとした視点から、脳そして内分泌系での現象を詳解する。また、ストレスホルモン不足による病態、トラウマの脳科学、そして食事と精神疾患の関係を捉える“精神栄養学”についても解説する。
現代精神医療の基礎を築いたといわれるアメリカ精神医学の先駆者、サリヴァンによる注目の処女作が約1世紀の時を経て遂に刊行!
イントロダクション
第1章 生物体とその環境は合わさって一つのものである
第2章 人格の発生と発展
第3章 生きることの困難
第4章 困難の年代記ーー乳児期と幼児期
第5章 児童期ーー就学と社会化
第6章 前青春期ーーギャングとチャム
第7章 男性青春期と同性愛
第8章 女性の青春期に関する断章
第9章 睡眠、夢、スキゾフレニア
第10章 人格および情況のタイプ論
第11章 いかに探索面接を進めるか
第12章 人類の福祉に向けて
訳者あとがきーーサリヴァン小史
脳波になじみがなく、敬遠しがちな若手医師、医学生、そして他の医療従事者の方々に、脳波が臨床上重要な検査であることを再認識してもらい、いくつかのポイントさえおさえれば、判読も決して難しくないとわかってもらうことを目的に本書を書いた。
本書は、新興医学出版社の医学雑誌「Modern Physician」に『カンタンにできる脳波判読』というお気楽なタイトルで、2005 年 9 月から 2007 年 2 月まで、14 回にわたる連載で呈示した症例を体系づけしてまとめたものである。脳波をカンタンに判読できない著者が、依頼を引き受けてしまい後悔の念にかられながら、まとめ作業をした。
いまさら脳波の本という気もしないわけではない。Ernst Niedermeyer と Fernando Lopes da Silva 著『Electroencephalography:basic principles, clinical applications, and related fields』(Williams & Wilkins)と大熊輝夫先生著『臨床脳波学』(医学書院)の 2 冊があれば、脳波を理解するのに十分だろう。そこで、これは連載の時から意識してきたことではあるが、臨床現場の中で脳波を判読している、その臨場感が伝えられれば、より脳波検査の必要性とその所見の持つ意味を明確にできるのではと愚考し、執筆にあたり、以下の点を心掛けたつもりである。
1)単に脳波所見を紹介するだけでなく、症例の現病歴を紙幅の制約の許すかぎり呈示し、脳波検査が果たす役割や所見の持つ意義を個々の症例の症状との関わりで解説した。
2)いくつかの症例では、症状とともに変化する脳機能の評価には脳波を繰り返し計測する必要のあることを理解してもらうため、治療経過中の脳波の経時的変化を、しつこいくらいに多数の脳波を呈示して解説した。
3)実際の診療では、脳波だけでなく、神経画像などを駆使して診断に至る。このため、多くの症例では MRI、CT および SPECT 所見を呈示し、臨床症状、神経画像そして脳波の三者を総括して考察した。
以上は、特別なことではなく、臨床実践でやられていることそのものであると思う。ところで、その被検者を知らず、脳波判読ができるだろうか? まったく患者背景のわからない脳波を正確に判読できるとは思えない。特に著者のような未熟者では無理である。文字通り顔の見えない脳波判読は苦痛この上ない。本書で紹介した脳波は数例を除きすべての被検者を著者は知っている。そのようなケースだけを選択したため、どうしても片寄りがある。
(序文より)
文化や伝統、社会制度はもちろん、言語、意識、そして心…あらゆるヒトの営みは脳に由来する。「情報」を縁とし、おびただしい「人工物」に囲まれた現代人は、いわば脳の中に住むー脳の法則性という観点からヒトの活動を捉え直し、現代社会を「脳化社会」と喝破。さらに、脳化とともに抑圧されてきた身体、禁忌としての「脳の身体性」に説き及ぶ。発表されるや各界に波紋を投げ、一連の脳ブームの端緒を拓いたスリリングな論考。
中東、アフリカで今も続く内戦。日本でも中国、韓国、そして北朝鮮とも緊張した関係が続いている。そんな緊迫した情勢の中、「世界の平和をリードするのは日本だ。今こそ日本人の出番だ!」とチベットの精神的最高指導者のダライ・ラマ法王14世は言う。そして平和は、祈りだけではかなえられない、心と科学を統合させることが必要だと強調、法王のたっての希望で日本のトップ科学者8人との対話が行われた。
中東、アフリカで今も続く内戦に政情不安。日本でも中国、韓国、そして北朝鮮とも緊張した関係が続いている。そんな緊迫した情勢の中、「世界の平和をリードするのは、日本だ。今こそ日本人の出番だ!」とチベットの精神的最高指導者のダライ・ラマ法王14世は言う。
そして「平和は、祈りだけではかなえられない、心と科学を統合させることが必要」と強調、法王のたっての希望で日本のトップ科学者8人との対話が行われた。
量子論、遺伝子、ビッグバン、そして般若心経に輪廻転生……討論は白熱する!
これは、2012年11月6日、7日に開かれた「ダライ・ラマ法王と科学者の対話 日本からの発信」の対話録である。
対話に参加した日本の科学者は、
・村上和雄氏(筑波大学名誉教授)、
・志村史夫氏(静岡理工科大学教授)、
・佐治晴夫氏(鈴鹿短期大学学長)、
・横山順一(東大大学院医学系研究科付属ビッグバン宇宙国際研究センター教授)、
・米沢登美子氏(慶應義塾大学名誉教授)、
・柳沢正史(筑波大学、テキサス大学、サウスウェスタン医学センター教授)、
・矢作直樹(東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授)、
・河合徳枝(早稲田大学研究院客員教授)
である。
序章 村上和雄 「今こそ日本人の出番」と法王様はおっしゃった
セッション1 「遺伝子・科学/技術と仏教」
ダライ・ラマ法王 オープニング・スピーチ
村上和雄 「遺伝子オンでいのちを輝かす」
志村史夫 「佛教が唱え、物理学が明らかにしたこと」
セッション2 「物理科学・宇宙と仏教」
佐治晴夫 「“こころ”が結ぶ科学と宗教」
横山順一 「たくさんの宇宙」
米沢富美子 「“あいまいさの科学”と人間」
セッション3 「生命科学・医学と仏教」
柳沢正史 「睡眠の謎」
矢作直樹 「病は気から」
河合徳枝 「“幸福感の脳機能”を測ることは可能か?」
セッション4 「新たな科学の創造への挑戦 〜日本からの発信〜」
安田喜憲(東北大学大学院教授)、棚次正和(京都府立医科大学大学院教授)、大橋力(文明科学研究所所長)
グリア細胞とは、脳の80%を占める細胞のこと。
一般的に脳といえば「ニューロン」が脚光を浴びてきたが、じつは、メンテナンスをはじめ、思考や記憶、学習、情動…など、重要で、多岐にわたる働きを持つのは、”陰の立役者”ともいえるグリア細胞であった。このグリア細胞の脳における存在意義と役割を知らないと、誤った使い方をしやすく、どんどん脳の寿命を縮めてしまうーー。
現役脳神経外科医が解説する、グリア細胞からみた新しい“脳の守り方”。
人間はどこから来て、どこへ行くのかーー。誰もが知りたい究極の問いへの答えを探すため、たけしが最先端の科学者たちと語り合った。ヒトはいかにしてサルから進化した? 人工知能やアンドロイドに乗っ取られる未来はやってくる? 脳の複雑すぎるシステム、言葉と人との深い関係……。すべての謎は、ニンゲンから生まれていた! 自分がもっと見えてくる刺激的サイエンストーク、人間編。
★ 憧れのハーバルライフを
美味しく、やさしく、もっと自分らしく
★ 定番の使い方の一歩先へ
* 忙しい日の食卓を豊かにするつくりおき常備レシピ
* おもてなしにもぴったりのハーブティーやドリンク
* テーブル周りやバスタイムにそのまま飾って小物にして
監修 諏訪晴美(すわ はるみ)
ハーバルライフデザイナー
Atelier Yukiyanagi 主宰
フレッシュハーブで入れたハーブティーを
外を眺めながらいただくのは
都会で暮らす私にとって何よりも贅沢な時間です。
プランターにハーブを植えれば、
いつでも摘みたてのハーブティーを味わえます。
ハーブティーは数千年もの間、
人間が健康でいるために必要としてきたものです。
私も毎日の料理に、デザートに、バスタイムに活用しています。
そして食卓にもハーブを飾りながら、
家族の心と体の健康を祈り、
笑顔を絶やさない自分でいたいと思っています。
この本には、ハーブの使い方のヒントを
たくさん詰め込みました。
みなさまの暮らしに少しでもハーブの香りが
お役に立てれば嬉しいです。
■ Contents ■
◆ CHAPTER1 ハーブを料理に活用しよう
ハーブ料理の基本
Topics1 とりあえずの一品になるクリームチーズのディップ
・・・
Topics17 そのまま食べてもソテーしても美味しいハーブバター
ハーブの作りおき料理について/伝統料理に学ぶ
Topics18 ドリアやピザにアレンジできるラタトゥイユ
・・・
Topics23 そのまま食べても刻んで和えても美味しいピクルス
Special Topics 私の愛用品
◆ CHAPTER2 ハーブのドリンクやスイーツを作りましょう
ハーブティーの入れ方の基本
Topics24 デザート作りもかんたん! フルーツのハーブ
・・・
Topics31 彩りもきれいな花のハーブワイン
Special Topics 私の好きなハーブティー
◆ CHAPTER3 お家の中でもハーブを楽しみましょう
Topics32 ハーブと花で癒されるかんたんハーブバス
Topics40 パウダールームに香るフラワーアレンジ
コンテナガーデンを作ってハーブを摘める毎日へ
Topics41ペイント&デコパージュでプラ鉢をハーブ柄にリメイク
・・・
Topics44 いつまでも変わらない香りを …etc.